「ウルトラファインバブルとは何？」「ウルトラファインバブルの効果が知りたい」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

ウルトラファインバブルは目に見えないほど小さな泡を指す用語です。汚れが落ちやすかったり肌にうるおいを与えたりなどの、さまざまな効果が期待できます。

この記事では、ウルトラファインバブルの定義やその性質、ウルトラファインバブルを活用したシャワーヘッドの効果について解説します。シャワーヘッドを選ぶポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ウルトラファインバブルを活用したシャワーヘッドをお探しなら、SALONIAのファインバブルクリアをご検討ください。ウルトラファインバブルが毛穴の奥まで入り込み、自力では落としづらい細かい汚れを取り除きます。

スカルプジェット、フェイスミスト、ボディシャワーの3つの水流の強さを搭載し、用途にあわせた活用が可能。保湿・保温効果もあるので、ウルトラファインバブルのシャワーヘッドをお探しの方はぜひチェックしてください。

ウルトラファインバブルとは？わかりやすく解説

日常目にすることがないほど小さい泡をファインバブルと呼び、泡の大きさによってマイクロバブル、ウルトラファインバブルと呼ばれます。

ウルトラファインバブルについて、以下の2つの観点で解説します。

この章で、ウルトラファインバブルについて理解を深めましょう。

ウルトラファインバブルの定義

ウルトラファインバブルとは、直径100μm（＝0.1mm）より小さな泡であるファインバブルの一種のことです。ファインバブルは、泡の大きさによって「ウルトラファインバブル」と「マイクロバブル」の2種類に分けられます。

ウルトラファインバブルは「ナノバブル」「ナノマイクロバブル」と表記されることもあります。ただし、国際標準化機構（ISO）で定義されている用語は「ファインバブル」「マイクロバブル」「ウルトラファインバブル」のみです。

ファインバブルのなかで、直径1μm以上100μm未満の泡はマイクロバブル、直径1μm未満の泡はウルトラファインバブルと呼ばれます。マイクロバブルが多く含まれる水は白濁しているのが特徴です。

一方、ウルトラファインバブルが多く含まれる水は透明で、マイクロバブルと比較してさらに泡が小さいため、水中で浮上しません。刺激を与えなければほとんど変化せず、数週間から数ヶ月の寿命があるとされています。

参照：ファインバブルとは？〜定義・特徴〜

ウルトラファインバブルの性質

ウルトラファインバブルは、水の中で気泡の表面がマイナスに帯電する性質があります。マイナスに帯電した気泡の表面に、プラスに帯電した汚れなどが吸着するのが特徴です。

水になじまない油分などは、気泡であるウルトラファインバブルに集まりやすい特性があります。汚れを吸着したウルトラファインバブルの気泡は徐々に大きくなり、マイクロバブルとなって汚れを浮かび上がらせる仕組みです。

ウルトラファインバブルを含む水で入浴やシャワーを行うと、微細な気泡が毛穴の奥まで入り込みます。その結果、皮脂汚れなどを吸着し、洗い流す効果が期待できます。

参照：生活洗浄テーマ 洗浄効果について

ウルトラファインバブルを活用したシャワーヘッドの5つの効果

ウルトラファインバブルを活用したシャワーヘッドには、以下のような効果が期待できます。

5つの効果について、それぞれ詳しく解説します。

汚れを落としやすくする

ウルトラファインバブルの働きの一つが、汚れを落としやすくする洗浄効果です。

毛穴の直径は、一般的に約100〜300μmといわれています。対して、ウルトラファインバブルは直径1μm未満のナノサイズの気泡のため、毛穴の奥まで入り込んでしっかり洗浄できます。

さらに、マイナスの電位をまとっていることから、プラスの電位をまとう皮脂汚れを吸着して除去する効果が見込めます。

ウルトラファインバブルのシャワーヘッドを使ってためたお風呂に入ったり、シャワーを浴びたりするだけで、優れた洗浄力に期待できるのが利点です。

副次的な効果として、頭皮の汚れを落とすことによるにおい軽減も報告されています。これをふまえて、近年ではウルトラファインバブルを取り入れたヘッドスパを採用するヘアサロンも増えつつあります。

毎日のバスタイムに美髪・美肌ケアをしたいなら、SALONIAのファインバブルクリアをご検討ください。用途に合わせて選べる3つのモードを搭載しており、ウルトラファインバブルが頭皮・フェイス・ボディにアプローチしてクリアな肌へ導きます。

肌のうるおいをアップさせる

ウルトラファインバブルには、肌水分量を向上させる効果も期待できます。

入浴後の肌は乾燥しやすいため、できるだけ早めのケアが欠かせません。ウルトラファインバブルを活用したシャワーヘッドを使うことで、急いで保湿しなくても肌の乾燥を感じにくいのが魅力です。

シャワーを浴びたあとの肌水分量を計測した実験でも、肌のうるおいキープ力が実証されています。水道水のシャワーに比べてウルトラファインバブルを含むシャワーは、30分後も肌水分量がアップした状態を保っていました。

メーカーごとのシャワーヘッド性能によるものの、ウルトラファインバブルを活用したシャワーヘッドをつけることで、肌のうるおいアップが見込めます。肌や頭皮の乾燥が気になる人にも、効果的といえるでしょう。

参照：ウルトラファインバブルを含むシャワーの角層水分量・保湿への影響

入浴後の肌が温まる

入浴後の保温作用も、ウルトラファインバブルの働きの一つです。

使用するウルトラファインバブルシャワーヘッドによって差はありますが、湯船にお湯をはり入浴すると、通常の入浴と比べて湯冷めしにくいのがメリットです。

微粒子の泡であるウルトラファインバブルが、毛穴の奥まで入り込むことで、ほどよい刺激を与えます。その結果、体の芯から温まり、普通入浴より体表面温度を上げるなどの効果が実証されています。

ウルトラファインバブルを含むお風呂を利用すれば、入浴後に湯冷めしやすい人にも温浴作用が期待できるでしょう。

参照：ウルトラファインバブル浴の温熱生理学的効果

バスルームの汚れが落ちやすい

気泡の粒子が細かいウルトラファインバブルは、掃除の際にも効果を発揮するとされています。

直径1μm未満の微細な気泡がバスルームの床や壁の細かい隙間に入り込み、皮脂などの汚れを除去します。

水道水に含まれるミネラル成分が浴槽や鏡などに結晶となってこびりつく水垢は、落とすのに手間がかかるのが難点です。ウルトラファインバブルのシャワーヘッドを使うことで、蓄積する水垢の抑制が期待できます。

参照：Ultra Fine Bubble（ウルトラファインバブル）

また、水道水と比べて排水口などの汚れの原因菌が洗い流されやすく、清潔に保ちやすいのもメリットです。結果として、気になる水回りの掃除負担を軽減できると考えられます。

参照：Rhodotorula sp. の流水除去に与えるウルトラファインバブルの効果

水道代を抑えられる

節水効果が期待できるのも、ウルトラファインバブルシャワーヘッドのうれしい効果です。洗浄力が向上することで、洗い流しにかかる時間が軽減でき、トータルで水量の節約が見込めるからです。

東京都水道局によると、家庭で使用される水のうちお風呂が40%と多くを占めています。シャワーヘッドの導入で入浴時の水道代を抑えられれば、光熱費の削減に一役かえるのが利点です。

また、シャワーヘッドのなかには、ウルトラファインバブルを生成する過程で水量をカットできるものもあります。

節水効果を謳う商品の場合は、どの程度節水が見込めるのか、メーカーが発表している節水効果のシミュレーションや試験結果を参考にするとよいでしょう。

ウルトラファインバブルの2つのデメリット

ウルトラファインバブルのデメリットとして、主に以下の2つが挙げられます。

2つのデメリットについて、解説します。

初期費用がかかる

ウルトラファインバブルのシャワーヘッドは、初期費用がやや高めな点がデメリットといえます。

通常のシャワーヘッドとは異なり、特殊な構造をしているため、1万〜4万円ほどと決して安いとはいえないコストがかかります。

とはいえ、洗浄力の高さや微細な泡で全身にアプローチできるなどさまざまなメリットがある点は見逃せません。シャワーヘッドによっては節水効果が見込める商品もあり、長い目で見ると初期費用は回収可能と考えられるでしょう。

ミストにすると寒く感じる場合がある

ウルトラファインバブルシャワーヘッドの主な水流の一つであるミスト水流は、人によって寒いと感じる場合があります。

水の表面積が増え、空気に触れることで冷めやすく体感温度が下がります。ミストが寒いと感じる場合はお湯の温度を上げたり、できるだけシャワーヘッドを体に近づけたりなどの対策をすると、体感温度を上げやすくなります。

ウルトラファインバブルシャワーヘッドを選ぶ3つのポイント

ウルトラファインバブルシャワーヘッドを選ぶ際のポイントは、大きく分けて以下のとおりです。

シャワーヘッドを選ぶ3つのポイントについて、それぞれ解説します。

3つの水流から自分に合うタイプを選ぶ

シャワーヘッドは基本的に毎日使うため、ストレスなく使いやすいものを選ぶことが大切です。

ウルトラファインバブルシャワーヘッドに搭載される水流は、主にミスト・シャワー・ジェットの3つの種類があります。それぞれ肌あたりや洗浄力などに違いがあり、たとえば顔にはミスト、全身にはシャワー、頭皮にはジェットのように用途に合わせて選べます。

とくに肌あたりのよさにこだわるなら、ミスト水流が出るタイプを選ぶのがベターです。シャワーヘッドによってはミスト水流が搭載されていないタイプもあるので、購入前にチェックしておくことも必要です。

ウルトラファインバブルシャワーヘッドに求める水流があるのかどうか、しっかりリサーチしたうえで選択しましょう。その他、重さや大きさ、持ち手に凸凹加工のような持ちやすい工夫がされているかなども、選ぶ際のポイントとなります。

機能性をチェックする

用途に合わせて、付随する機能も確認しておくのがよいでしょう。

体を洗っているときやボディケアの最中など、いちいち蛇口を操作するのは手間に感じるため、つい出しっぱなしにしがちです。手軽に手元で水を出したり止めたりできる止水ボタン付きなら、習慣的な節水につながり光熱費削減に役立ちます。

また、水流切り替え機能があると、洗いたい部分によって水流を使い分けられます。たとえば、広範囲を洗い流したいときはシャワー、水圧を活かしてヘッドスパや掃除をしたいときはジェットなど切り替えできると便利です。

なかには水流を好みの強さに変えられる、水流調整機能がついたものもあります。これらの機能をすべて搭載しているシャワーヘッドはほとんどないため、どの機能が欲しいのか、必要なものを見極めて決めましょう。

刺激が気になるなら塩素除去できるタイプを選ぶ

水道水にわずかに含まれる残留塩素が気になる人は、塩素除去できるタイプを選ぶのも一つです。

日本の水道水は、飲料水としての衛生面を考慮して塩素による消毒を行うため、独自の基準により一定の残留塩素を含んでいます。

塩素にはタンパク質を酸化させる作用があるのが特徴です。そのため、塩素を含む水を浴びることにより、髪や肌に影響が出るリスクもあると考えられます。

たとえば、濡れると開く性質のある髪のキューティクルにダメージを与えたり、敏感肌によるかゆみなどの肌トラブルを引き起こしたりする懸念がある点がネックです。

そのようなトラブルを防ぐために、ウルトラファインバブルシャワーヘッドのなかにはカートリッジを使用して残留塩素を除去できるものもあります。浄水した水で洗浄できれば、髪や肌に与えるダメージを防げると期待できるでしょう。

ただし、定期的に交換が必要なため、購入前にカートリッジの費用についてチェックしておくことも必要です。

ウルトラファインバブルについてのよくある質問

ウルトラファインバブルについてよくある以下の質問について紹介します。

ウルトラファインバブルとマイクロバブルの違いは？

ウルトラファインバブルとマイクロバブルの違いは、泡の大きさです。

どちらもファインバブルの一種で、直径100μm（＝0.1mm）より小さな泡を指す言葉です。直径1μm以上100μm未満の泡は「マイクロバブル」、直径1μm未満の泡は「ウルトラファインバブル」と呼ばれ区別されています。

ウルトラファインバブルとナノバブルの違いは？

メーカーによっては、ウルトラファインバブルをナノバブルとして表記している場合があります。

ただし、国際標準化機構（ISO）で定義されているのは「ファインバブル」「マイクロバブル」「ウルトラファインバブル」のみです。

ファインバブル産業会では、「ナノバブル」「ナノマイクロバブル」などの呼称は定義不明なため、使用しないよう求めています。

【まとめ】ウルトラファインバブルのシャワーヘッドで快適なバスタイムを実現しよう

ウルトラファインバブルは、日常目にすることがないほどの小さな泡です。ウルトラファインバブルを発生させるシャワーヘッドを毎日のバスタイムに活用することで、微細な泡によるボディケアやヘアケア効果が期待できます。

通常のシャワーでは落としきれない汚れまできれいに洗い流したり、肌のうるおいをキープしたりなど、さまざまな効果が見込めるのはうれしいポイントです。ウルトラファインバブルのシャワーヘッドを取り入れて、肌や髪をやさしくいたわりましょう。

毎日のバスタイムに美髪・美肌ケアをしたいなら、SALONIAのファインバブルクリアをご検討ください。

通常のシャワーヘッドよりも保温・保湿力があり、シャワーだけでも冷めにくく、全身スキンケアができます。ウルトラファインバブルが毛穴の奥まで入り込み、汚れを吸着除去してクリアな肌へ導きます。

ファインバブルの性能、効果及び商品の仕様についてはこちらを参考にしてください。

※「ファインバブル」、「ウルトラファインバブル」は、一般社団法人ファインバブル産業会の登録商標です。