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頭皮にできる角栓の原因は?対処法やフケとの違いを解説

頭皮にできる角栓の原因は?対処法やフケとの違いを解説

HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.188

「頭皮に角栓ができる原因が知りたい」
「頭皮の角質はどうすればケアできる?」

上記のようにお悩みの方もいるのではないでしょうか。

頭皮の角栓は、なんらかのトラブルが原因で起こっている場合があります。放置すれば深刻な頭皮トラブルを招く可能性があるため、早めの対処が大切です。

この記事では、頭皮に角栓ができる原因と対処方法について解説します。フケとの違いや、角栓を放置することで起こりうるトラブルについてもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

頭皮の角栓ケアには、皮脂汚れをしっかり落とすことが大切です。そのためには、効果的に皮脂汚れを落とせるシャワーヘッドを使用するとよいでしょう。

SALONIAのファインバブルクリアは、毛穴より小さなファインバブルの力で、角栓の原因となる頭皮の皮脂汚れをすっきり落とせるシャワーヘッドです。節水効果があり、日常的に使用しやすいため、毎日のヘアケアにぜひ取り入れてみてください。

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頭皮にできる角栓とは

頭皮にできる角栓は、頭皮の毛穴にたまった老廃物の塊です。

古い皮膚・皮脂・汚れなどが混ざり合ってできたものが、抜け毛の根元に白い塊となって付着したり、頭皮を掻いたときにポロポロと剥がれ落ちたりします。

新陳代謝に異常があると角質が排出されにくくなり、角栓ができやすくなるといわれています。

頭皮の角栓とフケの違い

頭皮の角栓とフケは、生まれる過程や原因、見た目に違いがあります

両者のおもな違いは以下の表のとおりです。

角栓 フケ
生まれる過程 角質が毛穴に詰まり硬くなったもの 古くなった角質がターンオーバーで自然に剥がれ落ちたもの
作られる原因 なんらかのトラブルが原因 誰にでも起こる生理現象
見た目の特徴 ・毛根部分に白い塊となって付着している
・爪で取るとゴマ粒のような丸い形をしていることが多い
・乾燥性フケは白っぽく、カサカサパラパラと剥がれ落ちることが多い
・脂性フケは黄色っぽく、べたべたしていることが多い

フケは、程度の差こそあれ基本的には誰にでもできるものです。一方角栓は、頭皮トラブルに起因してできる傾向が見られます。

頭皮に角栓ができる3つの原因

頭皮に角栓ができるおもな原因は、以下の3つです。

  • 皮脂分泌が過剰になっている
  • 髪の洗い方が誤っている
  • 頭皮のターンオーバーが乱れている

詳しく見ていきましょう。

皮脂分泌が過剰になっている

皮脂分泌が過剰になっていると、頭皮に角栓ができる原因になります。

これは、余分な皮脂が毛穴に詰まりやすくなるためです。

頭皮はもともと皮脂分泌が活発で、皮脂腺の密度も高い部位です。そのため、以下のような要因が引き金となってさらに皮脂分泌が促進されると、角栓ができやすくなります。

  • 油っぽい食事や糖分の過剰摂取
  • ストレス
  • 自律神経の乱れ
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 頭皮の乾燥

頭皮の乾燥は、一見皮脂分泌とは無関係に思えるものです。しかし、不足した水分を補おうとして皮脂分泌が過剰になることがあるため、注意を要します。

髪の洗い方が誤っている

髪の洗い方が誤っていると、頭皮の角栓の原因になります。

以下のように洗髪が不十分だと、頭皮に汚れがたまり、毛穴に詰まって角栓ができやすくなります

  • 洗髪の頻度が低すぎる
  • 洗浄力が弱すぎるシャンプーを使っている
  • シャンプーの洗い残しがある

一方で、以下のような過剰な洗髪にも注意が必要です。

  • 髪の毛を頻繁に洗いすぎる
  • 洗浄力が強すぎるシャンプーを使っている
  • 高温のお湯でシャンプーしている

髪の洗いすぎで頭皮に備わった天然の保湿成分が過剰に洗い流されれば、乾燥から皮膚を守るために皮脂分泌が活発になることがあります

頭皮のターンオーバーが乱れている

頭皮の角栓は、ターンオーバーの乱れからも生じることがあります。

頭皮のターンオーバーが乱れると、古くなった角質が剝がれ落ちずに頭皮にとどまりやすくなります。角質がたまると毛穴に詰まりやすくなるため、角栓ができる原因になるのです。

ターンオーバーの乱れは、以下のような要因で引き起こされることがあります。

  • 血行不良
  • 睡眠不足
  • 食生活の乱れ
  • ストレス
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 紫外線ダメージ
  • 頭皮の乾燥

不規則な生活によってターンオーバーが乱れることがあるため、角栓を防ぐにはまず日常生活を見直すことが大切です。

頭皮の角栓が引き起こす3つのトラブル

頭皮の角栓が引き起こすおもなトラブルは、以下の3つです。

  • 嫌な臭いの元となる
  • 頭皮の炎症やニキビを招く
  • 薄毛や抜け毛につながる

具体的に説明していきます。

嫌な臭いの元となる

頭皮の角栓は時間とともに酸化し、嫌な臭いが起こる元となります。

これは、角栓にたまった皮脂をエサにして雑菌が繁殖するためです。雑菌が皮脂を分解する過程で、アルデヒドやノネナールなどの悪臭を放つ物質が発生するため、不快な臭いを感じやすくなります。

頭皮の炎症やニキビを招く

頭皮の角栓が、炎症やニキビを招くこともあります。

角栓の部分には皮脂汚れがたまっています。この部分には雑菌が繁殖しやすいため、皮膚炎やかゆみのリスクが高まるのです。

アクネ菌も繁殖しやすいため、ニキビもできやすくなります。マラセチア菌によって脂漏性皮膚炎に発展することもあるため、注意が必要です。

参照:にきび(尋常性ざ瘡)
参照:ニキビ外来

薄毛や抜け毛につながる

頭皮の角栓は、薄毛や抜け毛のトラブルにつながることもあります。

角栓で毛穴が詰まると、毛穴の圧迫により細い毛や曲がった毛が生えてきやすくなります。「細い毛はヘアサイクルの短縮につながることがある」といわれており、髪が伸びにくく抜け毛が起こりやすいのが一般的です。細い毛が増えることで、髪全体のボリュームダウンにもつながります。

また、角栓により頭皮の血行不良が起こるのも問題です。血流が悪化すれば、毛髪の成長に欠かせない栄養分が毛根に届きにくくなり、髪の成長に悪影響を及ぼすことがあるといわれています。

脂漏性皮膚炎をはじめとした頭皮環境の悪化によっても、抜け毛が起こりやすいと考えられています。

参照:もっと知りたい脂漏性皮膚炎
参照:脱毛症

頭皮にできた角栓の対処方法6選

頭皮にできた角栓の対処方法として、以下の6つを紹介します。

  • 髪の洗い方を見直す
  • 自分に合った洗浄力のシャンプーを選ぶ
  • 頭皮クレンジングを行う
  • 食生活を見直す
  • 生活習慣を見直す
  • 改善が難しい場合は専門家に相談する

それぞれ詳しく解説します。

髪の洗い方を見直す

髪の洗い方を見直せば、頭皮の角栓に対処できる可能性があります。

角栓は皮脂詰まりによって起こるため、シャンプー時に洗い流すのが効果的です。やさしく丁寧に洗髪しましょう。ぬるま湯を使い、シャンプー前の予洗いやシャンプー後のすすぎを入念に行ってください。

シャンプーの頻度については、一般的には1日1回を目安に行うのが適切といわれています。

夜にしっかりシャンプーしたのであれば、翌朝のヘアセット前にはシャンプーせず、お湯で髪を濡らすだけにとどめるのが無難です。寝起きに汗をかき、頭皮や髪の状態が気になるときには、シャンプー剤を使わずにお湯だけで汗を洗い流しましょう。

頭皮の皮脂詰まりを落とすには、角栓の原因となる皮脂汚れの除去作用をもつシャワーヘッドを使用するのも効果的です。

ファインバブルクリアは、頭皮をクリアにし、毛穴の皮脂詰まりを抑えるSALONIAのシャワーヘッドです。毛穴より小さいファインバブルが皮脂詰まりにアプローチし、毛穴汚れをすっきり洗い流します。

保湿効果や保温効果も期待できるため、頭皮を乾燥から守りつつやさしくケアできます。重炭酸※1タブレットを使ったディープクレンジングや美容ケアができるのも魅力です。

※1 初回6錠付属 基剤:炭酸水素Na、炭酸Na

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自分に合った洗浄力のシャンプーを選ぶ

自分に合った洗浄力のシャンプーを選ぶことも、頭皮の角栓対策には大切です。

自分の頭皮に合わない脱脂力が弱いシャンプーを使うと、皮脂汚れが十分落ちず、角栓の原因になります。一方で脱脂力が強すぎるシャンプーは頭皮を乾燥させ、頭皮トラブルや皮脂の過剰分泌につながりかねません。

頭皮が敏感だったり乾燥が気になったりする方は、アミノ酸系など刺激が少なく洗浄力がやさしいシャンプーを選ぶとよいでしょう。

頭皮クレンジングを行う

角栓対策には、頭皮クレンジングを取り入れるのも効果的です。

ヘアオイルやクレンジング剤は、油分を含む角栓汚れを落としやすいという特徴があります。

頭皮クレンジングは、以下の手順で行いましょう。

  1. 乾いた頭皮に、オリーブオイルやアルガンオイルなどの植物性オイルをなじませる
  2. 指の腹を使い、頭皮を数分程度マッサージする
  3. マッサージ後、軽くぬるま湯をかけてオイル分を乳化させる
  4. ぬるま湯でしっかりすすぎ、通常どおりシャンプーして洗い流す

オイルの代わりに、市販の無糖炭酸水を使ってクレンジングする方法もあります。炭酸水はタンパク質汚れとなじみやすいため、頭皮クレンジングが可能です。炭酸水には、クレンジング効果と同時に二酸化炭素による血流へのアプローチも期待できます。

市販の頭皮用クレンジング剤を使う場合は、指定の使用方法に従ってクレンジングを行いましょう。

クレンジングをやりすぎると皮脂を取りすぎて頭皮が乾燥してしまうことがあります。様子を見ながら、週に1回程度のペースで行ってください。

自宅でのケアに不安がある場合には、サロンでヘッドスパの施術を受ける方法もあります。

食生活を見直す

食生活の見直しも、頭皮の角栓対策になります。

揚げ物や脂身の多い肉などの油ぎった食事や、甘い飲み物をはじめとした糖分の多い飲食物は、過剰な皮脂分泌につながります。頭皮を健やかに保つには、摂りすぎないように注意が必要です。

一方で以下の栄養素は、積極的な摂取が推奨されています。

  • タンパク質
  • ビタミン
  • ミネラル

頭皮や髪のもとになる成分や、生成をサポートする栄養素を積極的に摂取することで、頭皮ケアにもよい効果が期待できるでしょう。

生活習慣を見直す

生活習慣を見直すことも、頭皮の角栓対策に役立ちます。

たとえば睡眠不足は成長ホルモンの分泌を妨げ、頭皮や髪の健やかな成長に支障をきたします。質のよい睡眠を十分確保するよう心がけましょう。

とくに寝る直前のスマートフォンの使用には注意が必要です。ブルーライトの光刺激は体内時計を狂わせ、睡眠の質を悪化させるといわれています。スマートフォンを使う時間には注意しましょう。

また、血行不良も角栓の原因となるため、定期的な運動で血流を促すと効果的です。紫外線ダメージから頭皮を保護するため、日傘や帽子を活用する方法も検討してみてください。

ストレスは皮脂分泌を活発にし、肌のターンオーバーの乱れを招いて角栓ができやすくなる原因になるといわれています。趣味や休みの時間を活用して、ストレスをためこまないよう、適度に発散していきましょう。

参照:ヘアケアの科学

改善が難しい場合は専門家に相談する

日常生活を見直しても角栓の改善が難しい場合は、専門家に相談してください。

角栓の状態や原因によっては、自宅でのケアだけでは対処が難しいことがあります。放置すると、頭皮トラブルが深刻化することがあるため注意しましょう。

クリニックでは、マイクロスコープを用いた頭皮の診断を行っていることがあります。医師の診察も受けられるため、より効果的に角栓対策ができるかもしれません。

【まとめ】正しいヘアケアで頭皮の角栓対策を行おう

頭皮の角栓は、頭皮の毛穴に皮脂や角質などの老廃物がたまったものです。

頭皮に角栓ができるおもな原因は、以下のとおりです。

  • 過剰な皮脂分泌
  • 誤ったヘアケア
  • 頭皮のターンオーバーの乱れ

角栓を放置すれば頭皮トラブルにつながる可能性があります。頭皮を清潔に保ち、生活習慣などの日常生活をあらためてみましょう

角栓対策を行いたい方は、まずは頭の洗い方から見直してみましょう。自分に適したシャンプーを選び、丁寧に洗浄することが大切です。

シャンプーの見直しと並行して、洗浄力の高いシャワーヘッドに変更すれば、頭皮汚れをさらに効果的に除去できます。

SALONIAのファインバブルクリアは、頭皮をクリアにするシャワーヘッドです。ファインバブルや炭酸タブレット※2の効果で頭皮の皮脂汚れをすっきり落としながら、頭皮の保湿効果も期待できるため、頭皮環境のケアに役立ちます。

節水効果も期待できるため、日常的に気兼ねなく使用しやすいのも魅力です。

※2 初回6錠付属 基剤:炭酸水素Na、炭酸Na

※ 基剤:炭酸水素Na、炭酸Na

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