MENU
塩素除去シャワーヘッドとは?効果やデメリット・選び方を解説

塩素除去シャワーヘッドとは?効果やデメリット・選び方を解説

HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.189

「塩素除去シャワーヘッドの効果は?」
「塩素除去シャワーヘッドの選び方を知りたい」

上記のような疑問やお悩みを抱えていませんか。

塩素除去シャワーヘッドは、水道水に含有される残留塩素を除去するシャワーヘッドで、髪や頭皮、肌への塩素ダメージを軽減できます。頭皮環境を健やかに保ちたい方や、敏感肌の方におすすめのシャワーヘッドです。

この記事では、塩素除去シャワーヘッドの仕組みや効果、ろ材の種類や選び方を解説します。髪や肌を健やかに保ちたい方は、ぜひ参考にしてください。

SALONIAのファインバブルクリアは、塩素除去カートリッジを取り付けることで水道水の塩素を除去できます。

水道水に含まれる塩素は、キューティクルを傷つける原因になるため髪がパサついたり、傷みの原因になったりすることがあります。

塩素除去シャワーヘッドに交換することで、髪や肌への塩素刺激を低減し、しっとりとした洗い上がりを実感できるでしょう。

※ 基剤:炭酸水素Na、炭酸Na

ファインバブルクリア(重炭酸※タブレット&塩素除去カートリッジ付き)

FINE BUBBLE CLEAR

23,760円(税込)

塩素除去シャワーヘッドとは

塩素除去シャワーヘッドとは、水道水に含有される残留塩素(カルキ)を取り除く機能を備えたシャワーヘッドのことです。

日本の水道水は水道法により、1Lあたり遊離残留塩素を0.1mg以上(結合残留塩素の場合は、0.4mg以上)保つよう定められています。

水道法にもとづく給水栓の水質基準によって、水道水の安全は守られていますが、塩素は髪や肌を構成するたんぱく質にダメージを与える場合があるのです。

塩素除去シャワーヘッドは、ビタミンC・亜硫酸カルシウム・活性炭・亜硫酸ナトリウムなどのろ材が使用されています。ろ材によって水道水に含まれる塩素を、化学的または物理的に中和・除去することが可能です。

参照:水道法
参照:水道法第4条及び第22条等の関係について

塩素除去シャワーヘッドの効果・メリット

塩素除去シャワーヘッドの効果やメリットは、以下のとおりです。

  • 髪へのダメージを軽減できる
  • 頭皮や肌トラブルを軽減できる

参照:水道水に含まれる残留塩素にご注意!

髪へのダメージを軽減できる

塩素除去シャワーヘッドに交換することで、塩素による髪へのダメージを軽減できます。

塩素には、髪の主成分であるたんぱく質にダメージを与える性質があるといわれています。とくに髪の表面を守るキューティクルが傷つくと、パサつきや枝毛、ツヤの低下など、さまざまなトラブルが起こりやすくなります。

塩素除去シャワーヘッドは、水道水中の塩素を除去・中和できるので、髪表面のダメージをやわらげてくれます。指どおりがなめらかになり、しっとりとしたツヤのある美髪を目指せるでしょう。

さらに、カラーやパーマをしている方にもメリットがあります。塩素の影響による色落ちやウェーブの持ちが悪くなるのを抑えられるため、施術の仕上がりをより長くキープできます。

頭皮や肌トラブルを軽減できる

塩素除去シャワーヘッドに交換することで、頭皮や肌トラブルを軽減する効果が期待できます。

残留塩素には殺菌作用がある一方で、頭皮や肌のバリア機能を低下させる可能性があります。バリア機能が低下すると、フケやかゆみ、乾燥などのトラブルを引き起こしやすくなるのです。

また、肌の表面には皮脂膜があり、外部の刺激から肌を守りつつ水分の蒸発を防ぐ働きをしています。残留塩素は皮脂膜を分解することがあるため、肌が乾燥しやすくなったり、かゆみや赤みなどの症状が現れたりすることがあるのです。

通常のシャワーヘッドを使用することで、すぐに問題が起きるわけではありません。ただし塩素を含む水を使い続けると、肌がダメージを受けやすくなることがあります

とくに敏感肌の方や、肌がデリケートな赤ちゃんがいるご家庭には、肌にやさしい塩素除去シャワーヘッドの利用がおすすめです。

塩素除去シャワーヘッドのデメリット

塩素除去シャワーヘッドのデメリットは、以下のとおりです。

  • 定期的なカートリッジの交換が必要になる
  • シャワーヘッドが重く感じる場合がある
  • シャワーヘッドが取り付けられない場合がある

定期的なカートリッジの交換が必要になる

塩素除去シャワーヘッドは、定期的なカートリッジの交換が必要になります。塩素除去の機能を果たすろ材は、半永久的に使用できるものではありません

交換のタイミングは、ろ材の種類やシャワーの使用頻度によって異なりますが、一般的には1ヶ月から半年に1回が目安とされています。そのため、定期的な交換の手間やランニングコストがかかる点に注意が必要です。

交換時期を過ぎると塩素除去の効果が薄れ、本来の機能を発揮できなくなります。製品の取扱説明書を確認し、適切な時期に交換するよう心がけましょう。

シャワーヘッドが重く感じる場合がある

塩素除去シャワーヘッドは、製品によって通常のシャワーヘッドよりも重く感じる場合があります。シャワーヘッドの内部に、塩素を除去するためのろ材が内蔵されているためです。

とくに手で持ちながらシャワーを使う方にとっては、腕や手に負担を感じやすくなるかもしれません。

可能であれば購入前に商品を手に取って、シャワーヘッドの重さやサイズ感を確認することをおすすめします。現物を確認できない場合は、本体重量の数値を参考にしつつ、レビューや口コミもチェックしておくとよいでしょう。

シャワーヘッドが取り付けられない場合がある

塩素除去シャワーヘッドを購入しても、自宅の設備と合わず取り付けられないケースがあります。そのため、現在の設備との適合性を事前に確認しておくことが大切です。

大手メーカーのシャワーであれば、そのまま取り付けられることが多いです。万が一合わなくても、付属のアダプターを使えば対応できる場合があります。

ただし、以下のようなケースでは注意が必要です。

シャワーヘッドの種類 理由
シャワーヘッドとホースが一体型になっているタイプ シャワーヘッドの取り外しができない場合は交換できない
海外製のシャワー製品 日本の規格とネジ径が合わないことがある

シャワーヘッドを交換する前に、現在使用しているシャワーの仕様を確認することが大切です。

不安な場合は、製品の公式サイトや販売ページで「対応メーカー」や「取り付け可能なホースの種類」などを確認し、必要であればメーカーに問い合わせてみましょう。

塩素除去シャワーヘッドのろ材の種類

塩素除去シャワーヘッドに使用されるろ材は、主に以下の4種類があります。

  • ビタミンC
  • 亜硫酸カルシウム
  • 活性炭
  • 亜硫酸ナトリウム

なお、どのろ材も半永久的に使えるものではないため、定期的な交換が必要です。それぞれのろ材の特徴を、詳しく解説します。

参照:ろ材とは?

ビタミンC

ビタミンCは残留塩素と反応し、塩素を無害な成分へ変える働きをします。水に溶けやすく、即効性があるのが特徴です。

ビタミンCのメリット・デメリットは、以下のとおりです。

項目 詳細
メリット ・シャワーの勢いが衰えにくい
・肌の乾燥やパサつきを抑えられる
・石鹸カスや水垢ができにくくなる
デメリット ・カートリッジの寿命が短い
・塩素以外の不純物は除去できない
・敏感肌の方は刺激を感じる可能性がある

カートリッジの交換目安は、1~3ヶ月に1回程度です。また、ビタミンCが溶けると酸性になるため、敏感肌の方はまれに刺激を感じる場合があります。

ビタミンCの塩素シャワーヘッドは、即効性と手軽さが魅力ですが、こまめなカートリッジ交換や肌との相性に配慮する必要があります

亜硫酸カルシウム

亜硫酸カルシウムは、水道水の残留水素を還元反応によって除去する素材です。食品添加物として使用されることもある、安全性の高い物質の一つとされています。

亜硫酸カルシウムのメリット・デメリットは、以下のとおりです。

項目 詳細
メリット ・シャワーの勢いが衰えにくい
・塩素除去能力が高い
・温度が高くても安定して効果を発揮する
デメリット ・塩素以外の不純物は除去できない
・お湯の温度が低いと塩素除去率が下がる

カートリッジの交換目安は、1~3ヶ月に1回程度です。亜硫酸カルシウムは、高い塩素除去能力と水圧維持のバランスが取れたタイプになります。

活性炭

活性炭は、水中の塩素や有機物を物理的に吸着して除去する素材です。表面に無数の小さな穴が空いているため、目に見えないような細かい不純物まで除去できます。

活性炭のメリット・デメリットは、以下のとおりです。

項目 詳細
メリット ・カートリッジの寿命が長い
・ニオイの原因物質も除去できる
・化学物質が苦手な人でも使いやすい
デメリット ・製品によってはシャワーの勢いが衰えることがある
・塩素除去のスピードはあまり早くない
・逆に汚れを放出するケースがある

カートリッジの交換目安は、半年~1年に1回程度です。ただし、カートリッジの使用期間を越えると、汚れを放出する場合があるため注意が必要です。

水圧の変化や、カートリッジの管理に注意が必要な点も考慮して選びましょう。

亜硫酸ナトリウム

亜硫酸ナトリウムは、亜硫酸カルシウムと同様、水道水の残留水素を還元反応によって除去する素材です。以前は固体の亜硫酸カルシウムが水道水の消毒に使用されていましたが、現在は管理のしやすい液体の亜硫酸ナトリウムが主流になっています。

亜硫酸ナトリウムのメリット・デメリットは、以下のとおりです。

項目 詳細
メリット ・シャワーの勢いが衰えにくい
・塩素除去能力が高い
デメリット ・カートリッジの交換頻度が高い
・刺激が強いと感じる場合がある

カートリッジの交換目安は、3ヶ月に1回程度です。亜硫酸ナトリウムはアルカリ性に偏る傾向があるため、刺激が強いと感じることがあります。

高い塩素除去能力と水圧維持のバランスが魅力ですが、肌への刺激やカートリッジ交換の頻度も考慮して選ぶことが大切です。

塩素除去シャワーヘッドの選び方

塩素除去シャワーヘッドを選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。

  • 残留塩素除去率の高さで選ぶ
  • ランニングコストに影響を与えるろ材の種類で選ぶ
  • 浄水と原水を切り替えられるかをチェックして選ぶ
  • 使用中のシャワーヘッドと互換性があるかをチェックして選ぶ
  • プラスαの機能をチェックして選ぶ

残留塩素除去率の高さで選ぶ

塩素除去のシャワーヘッドを選ぶ際は、残留塩素の除去率の高さに注目しましょう。塩素除去率は製品によって差があるため、しっかり確認することが大切です。

WHO(世界保健機関)のガイドラインによると、水道水の塩素濃度は5mg/L以下であれば人体に影響はないとされています。

しかし、わずかな塩素でも長期間の蓄積により、肌や髪のたんぱく質にダメージを与える可能性があります。

とくに、敏感肌の方やデリケートな肌の赤ちゃんがいるご家庭には、除去率が高い製品がおすすめです。

目安として、塩素を80%以上除去できる製品を選ぶと、肌や髪への負担軽減が期待できます。商品のパッケージや公式サイトなどで、明記されている塩素除去率をチェックしましょう。

参照:塩素消毒|水質に関するトピック

ランニングコストに影響を与えるろ材の種類で選ぶ

塩素除去シャワーヘッドを選ぶ際は、ランニングコストに直結する「ろ材の種類」にも注目しましょう。

ろ材の種類によって、カートリッジの交換頻度や価格が異なるため、長期的な維持費に大きく影響します。

ろ材は主に4種類で、以下のような特徴があります。

種類 特徴 効果持続期間
ビタミンC ・粉末タブレットなどさまざまなタイプがある
・水溶性で残留塩素への反応が早い
・シャワーの水圧が衰えにくい
1ヶ月~1年
亜硫酸カルシウム ・カートリッジを差し込むタイプが多い
・お湯をたくさん出しても除去率が下がりにくい
・シャワーの水圧が衰えにくい
1~3ヶ月
活性炭 ・効果時間が長い
・少量で効率的に塩素の除去ができる
・水圧を弱く感じる場合がある
半年~1年
亜硫酸ナトリウム ・カートリッジを差し込むタイプが多い
・塩素除去能力が高い
・シャワーの水圧が衰えにくい
3ヶ月

カートリッジの単価が安くても、交換頻度が高いとトータルで割高になるケースもあります。反対に、価格が高めでも長持ちするカートリッジであれば、結果的にコストパフォーマンスが良くなることもあるでしょう。

ろ材の種類・交換時期・価格のバランスを見て、総合的なコストを比較することが大切です。

浄水と原水を切り替えられるかをチェックして選ぶ

塩素除去シャワーヘッドを選ぶ際は、浄水と原水を切り替えられる機能があるかも大切なチェックポイントです。

浄水機能は普段のシャワーでは使いたいものの、掃除など必要ない場面もあります。切り替え機能が搭載されていれば必要な時だけ浄水を使用できるため、ろ材の無駄な消費を防いでカートリッジの寿命を伸ばせます

ランニングコストの軽減につながるので、切り替え機能の有無を事前に確認しておきましょう。

使用中のシャワーヘッドと互換性があるかをチェックして選ぶ

塩素除去シャワーヘッドを選ぶ際は、現在使用しているシャワーヘッドとの互換性を確認することも重要です。

基本的に、同じメーカー同士であれば交換可能です。異なるメーカーでも、専用のアダプターを使うことで取り付けられるケースが多くあります。

シャワーヘッドは、以下の2つのタイプに分類されます。

シャワーヘッドのタイプ 特徴
分解できるタイプ ・ホースとヘッドがねじで接続されている
・工具不要で簡単に交換可能
一体型のタイプ ・ホースとヘッドが一体化している
・シャワーヘッドのみの交換ができないため、ホースごと交換

 

また、一部の海外製品は、日本の規格と異なることがあり、取り付けられない場合があります。アダプターが対応していないこともあるため、事前に規格を確認しておきましょう。

プラスαの機能をチェックして選ぶ

塩素除去機能に加え、自分の悩みやニーズに合わせて重視したい機能が内蔵されているかチェックしましょう。近年、さまざまな機能が搭載されたモデルが増えています。

以下のような機能があるかをチェックしてみましょう。

機能 効果
ファインバブル機能 ・ウルトラファインバブルやマイクロバブルなど、目には見えない微細な泡を発生させ、頭皮の汚れをしっかり落とせる
・汚れを落とすことでべたつきやニオイを防ぐ効果も期待できる
水流切替機能 ・ミスト・ストレート・ジェットなど、複数の水流にスライドレバーで切り替えられる
・使用する人の好みや部位、目的に合わせて調節できる
節水機能 ・さまざまな技術を駆使し浴び心地を変えず使用する水量をカット
・年間30~50%程度の水道代の節約効果が期待できる
・止水ボタン付きなら、手元のスイッチでこまめに水を止められるため、さらなる節水効果が見込める

付加機能があることで、より快適なバスタイムが実現できるでしょう。

SALONIAのファインバブルクリアは、水道水に含有される残留塩素を取り除き、髪や肌へのダメージを軽減できるシャワーヘッドです。さらに塩素除去に加えて、以下のように幅広いニーズにも応えられる多機能モデルとなっています。

  • ウルトラファインバブル・マイクロバブル搭載
  • スカルプジェットモード・フェイスミストモード・ボディシャワーモードの3つのモードを搭載
  • 水の使用量を最大60%カット※1
  • 止水ボタン搭載
  • コラーゲン※2、ヒアルロン酸※3の美容成分を含んだ重炭酸※4タブレットでヘッドスパ体験

塩素除去シャワーヘッド選びに迷う際は、さまざまな機能が搭載されているファインバブルクリアをご検討ください。

※1 一般的なシャワーとの比較(フェイスミストモード時)。I-ne調べ
※2 保湿剤:加水分解コラーゲン
※3 保湿剤:ヒアルロン酸Na
※4 初回6錠付属 基剤:炭酸水素Na、炭酸Na

※ 基剤:炭酸水素Na、炭酸Na

ファインバブルクリア(重炭酸※タブレット&塩素除去カートリッジ付き)

FINE BUBBLE CLEAR

23,760円(税込)

 

【まとめ】塩素除去シャワーヘッドで髪と肌にやさしいバスタイムを

塩素除去シャワーヘッドは、水道水に含有される塩素を除去・中和することで、髪のダメージや頭皮・肌への刺激を軽減できるアイテムです。

ろ材は、ビタミンC・亜硫酸カルシウム・活性炭・亜硫酸ナトリウムなどの種類があります。それぞれ特徴が異なるため、ライフスタイルや重視したいポイントに合わせて選びましょう。

塩素除去シャワーヘッドの選び方のポイントは、以下のとおりです。

  • 塩素除去率の高さをチェック(80%以上が目安)
  • ろ材の交換頻度や価格などランニングコストを確認
  • 原水・浄水の切り替え機能でコスト節約
  • 使用中のシャワーヘッドとの互換性を確認
  • ファインバブルや節水などのプラスα機能もチェック

シャンプーやスキンケアを変えても、髪のパサつきや肌の乾燥が改善されないとお悩みの方は、シャワーそのものを見直してみるのもひとつの手段です。

毎日のシャワーをもっと快適に、肌や髪への負担を減らすために、塩素除去シャワーヘッドをぜひ検討してみてください。

SALONIAのファインバブルクリアは、付属の塩素除去カートリッジで、水道水に含まれる塩素の除去が可能です。塩素による刺激を低減できるため、日々のシャワーで髪のパサつきやカラーの退色、肌の乾燥やつっぱり感を和らげるのに役立ちます。

また、ウルトラファインバブルとマイクロバブルの2種の微細な泡が、毛穴や肌の汚れを効率よく洗い流します。肌への負担を低減しながら、しっかり洗浄できるシャワーヘッドです。

※ 基剤:炭酸水素Na、炭酸Na

ファインバブルクリア(重炭酸※タブレット&塩素除去カートリッジ付き)

FINE BUBBLE CLEAR

23,760円(税込)

ファインバブルの性能、効果及び商品の仕様についてはこちらを参考にしてください。

※「ファインバブル」、「ウルトラファインバブル」は、一般社団法人ファインバブル産業会の登録商標です。