髪の正しい乾かし方を紹介!ドライヤーでサラサラ髪に仕上げるポイントも解説
HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.31
髪が濡れたままおいておくと、キューティクルが開いたままの状態になり、髪がダメージを受けやすくなります。また、スタイリングがしにくくなることもあります。
ドライヤーは使い方を誤ると髪にダメージを与えかねない一方、コツを意識して使いこなせば、今よりもっと美しい髪に仕上がります。
今回はそんなドライヤーでの髪の乾かし方で押さえておきたいポイントと、基本のステップをご紹介します。
ドライヤーで髪を乾かす際は、熱ダメージを抑えるために素早く乾かすのが大切。髪を早く乾かしたいなら、素早く乾かせるドライヤーを選ぶのもおすすめです。
SALONIAのスムースシャインドライヤーなら、髪の広範囲に風をあてる独自設計と2.4㎥/min
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Contents
髪の毛はなるべく早く乾かした方が傷まない
髪の傷みを抑えるためには、大前提として、濡れたらなるべく早く乾かすことが大切です。短い髪の場合は、自然乾燥をしている人もいるかもしれません。しかし、髪の毛を濡れたまま放置すると、以下のようなトラブルの原因になります。
- 枝毛や髪のパサつきにつながる
- 雑菌が増えてかゆみやフケにつながる
- 頭皮が冷えて白髪が増える
濡れた状態の場合、髪の表面のキューティクルが開くため剥がれやすくなり、髪のトラブルが起きやすいです。
また、濡れた状態で寝てしまうと、寝ぐせもついてしまいます。そのため、髪を洗ったあとは、なるべく早く適切な方法で乾かすことが重要です。
髪の正しい乾かし方4STEP
ドライヤーによる髪の正しい乾かし方は、以下のとおりです。
- タオルドライで、髪の水分を取る
- 強風で乾かす
- 弱風で仕上げる
- 冷風で整える
正しく乾かして、サラサラでツヤのある髪に仕上げましょう。
STEP1:タオルドライで、髪の水分を取る
髪を乾かす際は、まずタオルドライでしっかりと水分を取りましょう。髪に水分が多い状態のままドライヤーで乾かすと、時間がかかります。長い時間髪に熱風をあて続けるのは、負担がかかりダメージの原因とされています。
タオルドライをする際は、吸水性のよいタオルを用意し、下記の手順で行いましょう。
- タオルで頭を包み上から優しく揉むように根元の水分をしっかり取る
- タオルを後ろにずらしながら後頭部や襟足の根元の水分もしっかり取る
- 毛先はタオルで挟むように優しく水分を取る
- 全体的に水分がタオルに吸収されたら手ぐしで軽く整える
濡れている髪はデリケートなので、摩擦ダメージが起こらないようにゴシゴシこすらず、優しく包み込むようにタオルドライするとよいでしょう。
また、髪が絡まっていると、ドライヤーで乾かしにくいため、軽くブラッシングしてからドライヤーを使用してください。
タオルドライ以外のドライヤーで髪を早く乾かす方法は、以下の記事で紹介しています。
STEP2:強風で乾かす
タオルドライができたら、ドライヤーで乾かしましょう。まずは風量を強風にセットして、下記の手順で行います。
①乾きやすく分け目のクセがつきやすい前髪から乾かします。左右から交互に風を送ると、分け目がわかれずふんわり仕上がります。
②次に水分が多い耳周りから襟足を乾かします。髪を後ろから前に流したり上に持ち上げたりしながら、根元に風をあてましょう。熱が一か所に集中しないよう、髪もドライヤーも振りながら乾かすのがポイントです。
③そのまま後ろも乾かし、さらにトップも根元に風をあてるように乾かします。
STEP3:弱風で仕上げる
9割程度乾いたら、風量を弱風に切り替えて仕上げましょう。手ぐしで、髪の中間から毛先まで空気を送り込むように、手の動きに沿わせる形でドライヤーをスライドしつつ、全体を乾かします。髪の表面のキューティクルを整え、キレイにクセづけていくようなイメージで行ってください。
また、弱風で乾かす前に、仕上げたいヘアスタイルを思い描いておきましょう。髪の毛を乾かしつつ、トップのボリューム感を出したり、前髪を整えたりしてクセづける必要があります。事前に仕上げたいヘアスタイルをイメージしておけばスムーズです。
STEP4:冷風で整える
おおむね乾ききったら、風量を冷風に切り替え、トップから毛先まで全体的に風をあてます。髪を冷ますことで過度な乾燥からのパサつきを防止できるうえ、キューティクルが引き締まりツヤが出やすいです。
また髪は冷えると固まる性質があるため、セットが長持ちしやすくなります。
SALONIAのスムースシャインドライヤーは、4つのモードと風の強弱を組み合わせることで、合計8つのモードの選択が可能です。HOTモードだけでなく、自動で温冷を切り替えるGLOSSモードや低温風のSKINモード、冷風のCOOLモードがあります。温度を切り替えて、より髪のツヤ感をアップさせたい方は、ぜひご検討ください。
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ドライヤーの冷風を使って仕上げる理由をより詳しく知りたい方は、こちらの記事も読んでみてください。
髪をドライヤーで乾かすときの5つのポイント
髪をドライヤーで乾かすときの5つのポイントは、以下のとおりです。
- 風量を使い分ける
- 根元から順番に乾かしていく
- 髪とドライヤーの適度な距離を保つ
- 同じところに温風をあて続けない
- 乾かす前にアウトバストリートメントをつける
ドライヤーで髪を乾かす際は、少しの工夫で仕上がりに差が出ます。ポイントを押さえて、美しい仕上がりを目指しましょう。
風量を使い分ける
風量を使い分けることで、髪の傷みが軽減されて美しく仕上がります。一般的に多くのドライヤーは、風量を強風・弱風・冷風と切り替えられるようになっています。風量の使い分け方は、以下のとおりです。
風量 | 使い分けのポイント |
---|---|
強風 | シャンプー後の濡れ髪を9割程度まで乾かすために使用。強い風量で一気に乾かします。 |
弱風 | 9割程度からほぼ完全に乾かしきるために使用。弱い風量でスタイリングしながら乾かします。 |
冷風 | 最終的な仕上げに使用。髪に残った熱を冷ますことで、過度な乾燥を防ぎつつ、スタイルキープやツヤ出し効果が期待できます。 |
SALONIAの「スピーディーイオンドライヤー」も、TURBO(強い温風)、SET(やや強い温風)、COOL(冷風)の3段階に調整可能です。手元のスイッチで簡単に切り替えられます。
スピーディーイオンドライヤー
SPEEDY ION DRYER5,918円(税込)
プレミアムラインのスムースシャインドライヤーは、4つのモードと風の強弱を組み合わせることで、合計8つのモードが選択が可能です。一般的な強風と冷風、セット用の風量にくわえ、自動で温冷を切り替えるGLOSSモードや低温風のSKINモードもご用意。
風量を使い分け、より艶のある髪質を目指したい方は、ぜひご検討ください。
スムースシャインドライヤー
SMOOTH SHINE DRYER13,200円(税込)
根元から順番に乾かしていく
ドライヤーをする際は、もっとも水分が多く残る根元から順番に乾かしていきます。毛先は乾きやすいため、先にドライヤーを使用すると、必要以上に温風があたり、オーバードライ(乾かしすぎ)の原因になります。
髪の根元のあとは、襟足、耳上と乾きにくい部分から順番に乾かしていきましょう。ムラなくしっかりと乾かせますし、最終的に毛先がまとまりやすくなります。
髪とドライヤーの適度な距離を保つ
髪を乾かす際、15cm程度ドライヤーとの距離を保つとよいです。
髪を早く乾かしたいあまりつい髪の近くでドライヤーをしてしまいがちですが、近づけすぎると髪への熱ダメージが大きくなってしまいます。
ただし、離しすぎると乾きづらく時間がかかってしまうので、15cm程度を一つの目安としましょう。
同じところに温風をあて続けない
同じところに温風をあて続けないこともドライヤーで髪を乾かす際のポイントです。キューティクルが剥がれたり、髪のオーバードライにつながったりするため、髪が傷んでしまいます。
以下のような方法で、同じところに温風があたらず、適度に熱が逃げるようにするとよいです。
- 手で髪の毛を動かす
- ドライヤーを小刻みに動かす
- 内側から髪を持ち上げて風の通り道を作る
髪を傷める原因になるオーバードライを防ぐためにも、8〜9割ほど乾いたらドライヤーの使用を止めましょう。
ドライヤーで乾かす目安を知りたい方は、以下の記事もお読みください。
乾かす前にアウトバストリートメントをつける
ドライヤーで髪を乾かす前に、アウトバストリートメントをつけるとパサつきを防げます。
アウトバストリートメントとは、タオルドライ後のお風呂上がりの濡れた髪につけるトリートメントです。オイル・ミルク・クリームなどさまざまなタイプがあります。
アウトバストリートメントには、保湿効果があるため、ドライヤーの熱から髪を守り、乾燥を防げます。根元からつけすぎるとベタついた印象の髪になるため、注意が必要です。
【髪質別】おすすめの髪の乾かし方
この章では、髪質別のおすすめの乾かし方を紹介します。
- 髪をボリュームアップしたいとき
- 髪をボリュームダウンしたいとき
- くせ毛が気になるとき
それぞれに当てはまる場合は、ぜひ参考にしてください。
髪をボリュームアップしたいとき
髪をボリュームアップしたいときは、風量を弱風に切り替えた際の乾かし方がポイントです。髪の根元を持ち上げながら、下から上に風をあててください。
下から上に風をあてることで、髪の毛の流れに逆らうため根元が立ち上がりやすくなります。そのため、髪の根元のボリュームアップ効果が期待できるでしょう。
また、髪は温度が下がる際に形が固定されるため、最後に冷風をあてることで、ボリュームアップをキープできます。
髪をボリュームダウンしたいとき
髪をボリュームダウンしたいときも、風量を弱風に切り替えた際の乾かし方がポイントです。髪を下に引っ張るように、根元から毛先に向かって手ぐしで整えながら、上から下に風をあててください。
毛の流れと同じ方向である上から下に温風をあてることで、根元のボリュームが出ないようにできます。ドライヤーをかける前に、ミルクやオイルタイプの重めのアウトバストリートメントをつけると、髪の毛の広がりを抑えられます。
仕上げには、冷風をあててボリュームダウンした髪を固定しましょう。
くせ毛が気になるとき
くせ毛が気になる方は、髪を洗ったあと、すぐに乾かしましょう。髪は、濡れたまま放置される時間が長いほど、くせが出やすくなるためです。
まずは、ドライヤーの温風を根元にあてて、全体の9割程度を乾かします。次に、くせが気になる場所をブラシでとかしながら、仕上げにドライヤーをあててください。
仕上げには、再度くせが出てくるのを抑えるために、髪が完全に乾く前に冷風をあてて、ヘアスタイルを固定しましょう。
【髪型別】おすすめの髪の乾かし方
髪型別のおすすめの乾かし方を紹介します。
- ショートヘア
- ボブヘア
- ロングヘア
髪型によって適した乾かし方は異なるため、ぜひ参考にしてください。
ショートヘア
ショートヘアは、気になる場所ごとに乾かし方を変えるとよいでしょう。髪が短い分、トップのボリュームが出ない、襟足が浮きやすいなど人それぞれの悩みが出やすいからです。
トップのボリュームが出ないことが気になる場合は、根元を立ち上げるように下から上に温風をあてて乾かすことがコツです。
また、襟足が浮きやすい場合は、襟足の髪を引っ張りつつ、温風を上からあてましょう。仕上げには、襟足を手で抑えながら、冷風をかけてヘアスタイルを固定させてください。
ボブヘア
ボブヘアは、毛先が肩にあたってはねやすい悩みを持っている人が多いため、はねを抑える乾かし方をすることが大切です。手ではねやすい髪を持って、前に引っ張りつつ、ドライヤーを後ろからあてて乾かすとはねにくくなります。
最後には、冷風をあてて、ヘアスタイルをキープできるようにしましょう。
ロングヘア
ロングヘアの場合は、基本の乾かし方に加えて、早く乾かせるアイテムを使うとよいです。ロングヘアは、毛先が傷みやすい・髪を乾かすのに時間がかかるなどの悩みが出やすい傾向があります。
髪を乾かす時間を短くするためにも、吸水性の高いマイクロファイバータオルや時短効果のあるヘアスプレーなどのアイテムを併用しましょう。
また、早く乾かせるドライヤーも販売されているため、ロングヘアの人は検討するとよいです。
髪を乾かすときにおすすめしないドライヤーの使い方
髪を乾かすときにおすすめしないドライヤーの使い方は、以下のとおりです。
- 毛先から乾かす
- 髪との距離が近い
誤った方法で髪を乾かすと、傷む原因となるため、ドライヤーは正しく使用しましょう。
毛先から乾かす
毛先から根元へ乾かすと、乾きやすい毛先にドライヤーの熱があたりすぎてしまい、オーバードライにつながることがあります。オーバードライはパサつきの原因になる可能性もあるため、毛先から乾かさず、根元から乾かすようにしましょう。
水分を含みやすい根元からしっかり乾かしたあと、毛先も含めて弱めの温風で仕上げるとよいです。髪の乾かしすぎを防げるため、傷みを抑えられます。
髪との距離が近い
ドライヤーと髪との距離が近すぎると、髪にダメージを与えてしまう可能性があります。
ただ、髪との距離が離れすぎても乾かす時間が長くなるため、適度な距離で乾かすことがおすすめです。
【まとめ】ドライヤーの正しい乾かし方を実践してツヤのある髪を手に入れよう
ドライヤーによる髪の乾かし方は以下の4STEPです。
- タオルドライで、髪の水分を取る
- 強風で乾かす
- 弱風で仕上げる
- 冷風で整える
髪が濡れたままの状態を放っておくと、キューティクルが開いて剥がれやすくなり、髪のダメージにつながります。髪の傷みを抑えるためには、なるべく早く乾かすことが大切です。髪質や髪型によっても適した乾かし方があるため、自分にあった方法でドライヤーを使用しましょう。
髪を早く乾かすには、乾かし方だけでなく素早く乾かせる機能のついたドライヤーを選ぶのも大切です。
髪を素早く乾かしてツヤのある美髪を目指したい方は、SALONIAのスムースシャインドライヤーをご検討ください。約75℃の低温風
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