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【SALONIA監修】ドライヤーの正しい使い方・コツをご紹介。傷みにくくサラツヤ髪に仕上げるポイント

【SALONIA監修】ドライヤーの正しい使い方・コツをご紹介。傷みにくくサラツヤ髪に仕上げるポイント

HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.31

髪を洗った後、どのような乾かし方をしていますか? ドライヤーは使い方を誤ると髪にダメージを与えかねない一方、コツを意識して使いこなせば、今よりもっと美しい髪に仕上がります。今回はそんなドライヤーでの髪の乾かし方で押さえておきたいポイントと、基本のステップをご紹介します。

髪が濡れたままおいておくと、キューティクルが開いたままの状態になり、髪がダメージを受けやすくなります。 ドライヤーでしっかり髪を乾かさないと、スタイリングがしにくくなることもあります。そうならないためにも、ドライヤーでしっかりと髪を乾かすことが大切です。

ドライヤーで乾かすときのポイント

ドライヤーで髪を乾かすとき、少しの工夫で仕上がりに差が出るもの。まずは押さえておきたいポイントをご紹介します。

風量を使い分ける

一般的に多くのドライヤーは、風量を強風・弱風・冷風と切り替えられるようになっています。これらを上手く使い分けて乾かすことで、髪の傷みが軽減され、美しく仕上がります。

強風は、シャンプー後の濡れ髪を8割程度まで乾かすために使用。強い風量で一気に乾かします。

弱風は、8割程度からほぼ完全に乾かしきるために使用。弱い風量でスタイリングしながら乾かします。

冷風は、最終的な仕上げに使用。髪に残った熱を冷ますことで、過度な乾燥を防ぎつつ、スタイルキープやツヤ出し効果が期待できます。

SALONIAのドライヤー「スピーディーイオンドライヤー」も、TURBO(強い温風)、SET(やや強い温風)、COOL(冷風)の3段階に調整可能。手元のスイッチで簡単に切り替えられます。

根元から順番に乾かしていく

乾かす際は、髪のどの部分から乾かすかもポイントに。まずは、最も水分が多く残る根元から乾かしましょう。その後、襟足、耳上と乾きにくい部分から順番に乾かしていくことでムラなくしっかりと乾かすことができますし、最終的に毛先がまとまりやすくなります。

髪とドライヤーの距離

乾かす際の髪とドライヤーの距離は、15cm程度がベスト。あまり近づけすぎると髪への熱ダメージが大きくなりますし、離しすぎると乾きづらく時間がかかってしまいます。

基本の乾かし方ステップ

次に、ドライヤーで髪を乾かすときの基本ステップをご紹介します。

タオルドライで、髪の水分を取る

髪を洗った後、そのままいきなりドライヤーで乾かそうとすると、どうしても時間がかかってしまいます。長い時間にわたって熱風をあて続けるのは、髪に負担がかかりダメージの元。そこでまずは、しっかりとタオルドライしましょう。タオルドライでしっかりと髪の水分を取ることが大切です。吸水性の良いタオルを用意し、下記の手順で行います。

  • ①タオルで頭を包み上から優しく揉むように根元の水分をしっかり取ります。
  • ②タオルを後ろにずらしながら後頭部や襟足の根元の水分もしっかり取ります。
  • ③毛先はタオルで挟むように優しく水分を取ります。
  • ④全体的に水分がタオルに吸収されたら手ぐしで軽く整えます。

濡れている髪はデリケートなので、タオルドライする際、摩擦ダメージが起こらないようにゴシゴシせず、優しく包み込むようにタオルドライすることをおすすめします。

タオルドライ以外のドライヤーで髪を早く乾かす方法は、以下の記事でご紹介しています。

ドライヤーで早く乾かすコツは?おすすめのドライヤーの選び方も紹介

強風で乾かす

タオルドライができたら、ドライヤーで乾かしましょう。最初は風量を強風(TURBO)にセットして、下記の手順で行います。

①まずは、乾きやすく分け目のクセがつきやすい前髪から乾かします。左右から交互に風を送ると、分け目がわかれずふんわり仕上がります。

②次に水分が多い耳周りから襟足を乾かします。髪を後ろから前に流したり上に持ち上げたりしながら、根元に風を当てましょう。熱が一か所に集中しないよう、髪もドライヤーも振りながら乾かすのがポイントです。

③そのまま後ろも乾かし、さらにトップも根元に風を当てるように乾かします。

SALONIAの「スピーディーイオンドライヤー」は、2.3㎥/分の大風量※1。従来よりも30%ドライ時間がカット※2された速乾ドライヤーとして、熱や乾燥など髪へのダメージ軽減を実現しています。

※1 TURBO時 / 自社測定による ※2 自社製品(SL-007)との比較

弱風で仕上げる

8割程度乾いたら、仕上げ段階へ。風量を弱風(SET)に切り替えます。髪の中間から毛先まで手ぐしで空気を送り込むように、手の動きに沿わせる形でドライヤーをスライドしながら全体を乾かしましょう。髪の表面のキューティクルを整え、キレイにクセづけていくようなイメージで行ってください。

冷風で整える

おおむね乾ききったら、最後に全体を整えましょう。風量を冷風(COOL)に切り替え、トップから毛先まで全体的に風を当てます。髪を冷ますことで過度な乾燥からのパサつきを防止できますし、ツヤが出る、セットが長持ちするといった効果を期待できます。

ドライヤーの冷風を使って仕上げる理由をより詳しく知りたい方は、こちらの記事も読んでみてください。

ドライヤーの冷風機能正しく使えてる?使う意味やメリット・使い方を解説

セットごとのおすすめの乾かし方

ここからは乾かし方の応用。ボリュームアップorダウンしたいときのドライヤーの使い方をご紹介します。

髪をボリュームアップしたいとき

髪をボリュームアップしたいときは、風量を弱風(SET)に切り替えた際の乾かし方がポイント。髪の根元を持ち上げながら、下から上に風を当ててください。

髪をボリュームダウンしたいとき

髪をボリュームダウンしたいときも、風量を弱風(SET)に切り替えた際の乾かし方がポイント。髪を下に引っ張るように、根元から毛先に向かって手ぐしで整えながら、上から下に風を当ててください。

おすすめしない使い方

使い方が正しくなければ、髪によくない影響を与えてしまいます。ここでは、おすすめしないドライヤーの使い方をご紹介します。

毛先から乾かす

毛先から乾かしてから根元を乾かすと、乾きやすい毛先にドライヤーの熱が当たりすぎてしまい、乾かしすぎにつながることがあります。乾かしすぎてしまうと、髪がパサついたりする可能性もあるため、毛先から乾かさず、根元から乾かすようにしましょう。

髪との距離が近い

ドライヤーと髪との距離が近すぎると、髪にダメージを与えてしまう可能性があります。ただ、髪との距離が離れすぎても乾かす時間が長くなるため、適度な距離で乾かすことがおすすめです。

まとめ

髪はシャンプーや洗い方にこだわるのと同様に、乾かし方にも注意を払うことで、もっと美しくなるもの。今回ご紹介した乾かし方を参考に、理想の美髪を手に入れてください。