頭皮汚れの効果的な落とし方を解説!原因やおすすめのアイテムも解説
HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.151
こまめに洗髪をしていても、洗い方が間違っていると、頭皮の汚れが落とし切れない可能性があります。頭皮が汚れる原因を知り、適切なケアを行うことが大切です。
今回の記事では、頭皮の汚れの原因や効果的な落とし方を紹介します。毎日のケアに取り入れて、すこやかな頭皮や髪を目指しましょう。
頭皮の汚れを落とすためには、洗い方やシャンプーの種類を変えるだけではなく、シャワーヘッドを見直すことも有効です。
SALONIAのファインバブルクリアは、毛穴より小さい2種類のバブルが汚れをしっかりと洗い流します。頭皮用のジェット水流機能がついたスカルプジェットモードも搭載されているので、頭皮の汚れが気になっている方は、ぜひチェックしてみてください。
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Contents
頭皮汚れの原因は主に4つ
頭皮が汚れる主な原因は、以下の4つです。
- 頭皮の洗浄不足
- 皮脂の過剰分泌
- 頭皮の乾燥
- ほこり・花粉・整髪料
それぞれの原因を詳しく解説します。
頭皮の洗浄不足
頭皮汚れの原因としてまず挙げられるのは頭皮の洗浄不足です。シャンプーの際に洗い残した皮脂や汗、整髪料などが汚れとなり頭皮に残ります。
頭皮は、体の中でも大きな毛穴が多く皮脂がたくさん分泌される箇所です。新陳代謝も活発なので、しっかりと洗浄する必要があります。
しかし頭皮は髪が密集していて皮脂や余分な角質を除去しにくいことから、洗い残しが起きがちです。洗い残しがあると頭皮の毛穴に皮脂・汗・整髪料などが詰まることもあるため、注意が必要です。
またしっかりと洗浄してもシャンプーの成分が肌質に合わないと、汚れを落としても頭皮がかぶれたり、かゆくなったりすることがあります。シャンプー選びに迷った際は美容師に相談するとよいでもプロの意見を参考にしましょう。
皮脂の過剰分泌
皮脂の過剰分泌も、頭皮汚れの原因となります。皮脂が過剰に分泌されると、頭皮が脂っぽくなり汚れを溜めこんでしまうからです。
皮脂の過剰分泌は、以下のような原因で起きることがあります。
- 脂質の多い食事
- 運動不足
- ストレス
- 睡眠不足や喫煙
皮脂の多さが気になる場合は、上記に当てはまるような生活習慣は、出来るだけ減らすことが望ましいでしょう。
頭皮の乾燥
頭皮の乾燥も、頭皮の汚れの原因になることがあります。頭皮が乾燥することで、フケの発生につながるからです。
頭皮が乾燥する原因には以下のようなものがあります。
- 紫外線
- 空気の乾燥
- 頭皮へのドライヤーのあてすぎ
- 加齢による皮脂腺・汗腺の機能低下
- 皮膚疾患
ほこり・花粉・整髪料
ほこりや花粉、整髪料も頭皮の汚れの原因です。空中を浮遊するほこりや花粉などの微粒子が、頭皮や髪に付着し、汚れの一部となります。
ほこりや花粉は頭皮の皮脂や整髪料などによって、衣服よりも頭につきやすい傾向にあります。また、整髪料は油分が多く含まれているため、それ自体が汚れの原因なることも多いです。
ほこりの多い場所や花粉が多くなる季節には、頭皮や髪の汚れにいっそう配慮する必要があるでしょう。
頭皮の汚れを放置すると起こるデメリット5つ
頭皮の汚れを放置すると起こりうるデメリットには、以下のようなものがあります。
- 髪のうねり
- 頭皮の臭い・かゆみ
- 髪や頭皮のべたつき
- 薄毛・脱毛
- 頭皮の皮膚疾患
頭皮の汚れが、どのようにして上記のデメリットにつながるのかを見ていきましょう。
髪のうねり
頭皮の毛穴の汚れは、髪がうねる原因になることがあります。
毛髪は毛穴から押し出されるように生えるため、毛穴の形が髪の状態にも大きく関わります。そのため、頭皮の毛穴に汚れがたまると毛穴の形が歪み、髪がまっすぐに生えにくくなると言われています。
毛穴の形は遺伝的要素もあるので、生まれつき髪がうねりやすい人もいるでしょう。しかし、以前はまっすぐだった髪が最近うねるようになった場合は、頭皮の毛穴に汚れがたまっている可能性も、原因の一つにあげられます。
頭皮の臭い・かゆみ
頭皮の汚れを放置すると、頭皮の臭いやかゆみが起きることがあります。頭皮の汚れが、臭いやかゆみを引き起こす雑菌の繁殖をうながすためです。
頭皮の臭い・かゆみの原因となる雑菌は、皮脂やフケを好んでいる傾向にあります。そのため頭皮に長く老廃物が残っていると、雑菌が繁殖しやすくなるのです。
また、シャンプーやトリートメントのすすぎ残しがあると、成分が頭皮に残留し、老廃物と混ざりあいます。これが雑菌繁殖の原因になることもあるので、注意が必要です。
頭皮の臭いについてもっと詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみましょう。
髪や頭皮のべたつき
頭皮の汚れを放置すると、髪や頭皮がべたつく原因になります。頭皮の汚れは油性のものが多いので、汚れが蓄積すると髪や頭皮が脂っぽくなるためです。
頭皮から分泌される皮脂は、時間の経過で髪に広がります。洗髪が適切な頻度や方法で行われていないと、頭全体が皮脂でべたついてしまうでしょう。
また、頭皮の汗を放置したり、シャンプーやトリートメントのすすぎ残しがあったりすると、同じくべたつきの原因になります。
薄毛・脱毛
頭皮の汚れを放置していると、薄毛や脱毛の間接的な原因になることがあるとされています。皮脂汚れやフケを放置していると頭皮に炎症が起き、脱毛につながりやすくなるためです。
頭皮の炎症の代表的な原因は、雑菌の繁殖です。雑菌が皮脂やフケをエサに繁殖し、炎症を引き起こすことがあります。
すこやかな髪を守るためには、頭皮の衛生環境にも気を配りましょう。
頭皮の皮膚疾患
頭皮の汚れが、皮膚疾患の原因になり得ることもあります。
代表的な疾患は脂漏性皮膚炎です。脂漏性皮膚炎は、皮脂や汗などをエサに真菌が繁殖することで発症します。
脂漏性皮膚炎では投薬治療が行われるのが一般的ですが、肌を清浄に保つことも対策として挙げられています。
参照:脂漏性皮膚炎
頭皮汚れの効果的な落とし方6選
頭皮汚れの落とし方は以下の6つです。
- 洗髪の方法・頻度を見直す
- シャワーヘッドを変える
- シャンプーの種類を変える
- 頭皮クレンジングを行う
- 生活習慣を改善する
- 頭皮の紫外線対策をする
頭皮の洗浄はシャンプーが要ですが、その他にも効果的に汚れを落とす方法があります。
洗髪の方法・頻度を見直す
洗髪の方法・頻度を見直すことも、頭皮の汚れ対策につながります。適切な方法や頻度で洗うことで、頭皮の汚れもしっかりと落とせます。
以下の手順を参考に、洗髪の方法を見直してみましょう。
- 洗髪前に髪をブラッシングして頭皮の汚れを浮かせる
- しっかり汚れが落ちるように1分間お湯で洗い流す
- シャンプーを手に取り、よく泡立てて頭にのせる
- 指の腹で頭皮をもむようにやさしく洗う
- 頭皮のかゆみや脂っぽさが残っていないかどうかを確認する
- シャンプー・トリートメント後はぬめりが無くなるまで、よくすすぐ
なおシャンプーをする回数は1日1度の入浴で、最高でも2回までにしましょう。洗いすぎると頭皮が乾燥し、逆に皮脂の過剰分泌を招くことがあります。
また、朝のシャンプーも寝ている間に分泌された皮脂を洗い流してしまい、皮脂を過剰分泌させることがあるので、注意しましょう。
シャワーヘッドを変える
頭皮の汚れが気になる人や、シャンプーに加えてさらに頭皮の汚れ対策を行いたい人は、シャワーヘッドを洗浄力が高いものに変えることをおすすめします。
シャワーヘッドには、水流が強いものや、微細なバブルを発生させるものなど、洗浄力に特化した製品があります。多くのシャワーヘッドは簡単に交換可能です。
頭皮汚れにアプローチできるシャワーヘッドを日常のお手入れにプラスすれば、たまりやすい頭皮の汚れに対処できるでしょう。
SALONIAのファインバブルクリアは、毛穴より小さなウルトラファインバブルとマイクロバブルで、気になる頭皮の汚れをすっきりと除去します。ジェット水流のスカルプジェットモードも搭載しており、汚れへの効率的なアプローチがかなうシャワーヘッドです。
※ 基剤:炭酸水素Na、炭酸Na
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シャンプーの種類を変える
シャンプーの種類を変えることも、頭皮汚れに対処する方法の一つです。
肌質や髪質に合わせてシャンプーを選ぶことで、洗浄不足や洗いすぎによる頭皮の乾燥を防げるでしょう。
シャンプーは主に以下の種類があります。
種類 | 特徴 |
---|---|
アミノ酸系シャンプー | 洗浄力は弱め。肌が敏感な人におすすめ |
石鹸系シャンプー | 比較的高い洗浄力。頭皮がべたつきやすい人におすすめ |
高級アルコール系シャンプー | 洗浄力が高い。皮脂の分泌が多い人におすすめ |
しっかりと洗浄しているはずなのに汚れが落ちにくいと感じる、あるいは頭皮・髪の乾燥が気になる場合は、シャンプーの種類を変えることも検討しましょう。
頭皮クレンジングを行う
頭皮クレンジングも、頭皮汚れを効果的に落とす方法の一つです。
頭皮クレンジングとは、オリーブオイルや専用のクレンジング剤などを使って、頭皮の汚れをしっかりと落とす方法です。シャンプーに加えて頭皮クレンジングを定期的に行うことで、より効果的に頭皮汚れが除去できるとされています。
オリーブオイルは、スキンケア・ヘアケアでは主に保湿の用途がありますが、皮脂になじみやすく頭皮クレンジングの用途としても人気です。
一方で専用のクレンジング剤には、オイルやジェルなどのさまざまなテクスチャーがあり、好みの使用感を選べます。
頭皮クレンジングは、以下のやり方を参考に行いましょう。
- お湯でよく予洗いする(製品によってはそのまま塗布するものもある)
- クレンジング剤を頭皮にまんべんなく塗る
- 頭皮にクレンジング剤をなじませながら、全体をもむようにやさしくマッサージする
- 全体的にぬめりが消えるまで、シャワーでよくすすぐ
- クレンジング後は普段通り洗髪する
頭皮の汚れの状態によっては、クレンジング前にブラッシングや念入りな予洗いを行うことで、より効率的に汚れが落とせます。
なお髪が濡れた状態・乾いた状態のどちらで行うかは、クレンジング剤によって異なります。使う前に使用説明をしっかり確認しておきましょう。
バランスのいい食事や十分な睡眠を心がける
バランスのいい食事や十分な睡眠を心がけることも、間接的に頭皮の汚れへの対処につながります。生活習慣は、頭皮の状態に影響を与えるためです。
頭皮の汚れの一つである皮脂は、脂質の多い食事や睡眠不足など、生活習慣の乱れが原因で増える傾向にあるとされています。
脂質の摂りすぎを控えたり、睡眠環境を整えたりなどして、頭皮の環境をすこやかに保つように心がけましょう。
頭皮の紫外線対策をする
頭皮の紫外線対策も、間接的に頭皮の汚れへのアプローチになります。紫外線のダメージが、頭皮の状態を悪化させることがあるからです。
紫外線は頭皮を乾燥させ、フケが増える一因になるとされています。
外に出る際は帽子をかぶる、日傘を使用するなど、直射日光を遮るアイテムを取り入れましょう。
また、頭皮や髪に使える日焼け止めも注目されています。さらにしっかりと紫外線対策を行いたいときは、日焼け止めも活用してみましょう。
【まとめ】頭皮の汚れは毎日のケアでアプローチしよう
頭皮の汚れに対処するためには、毎日のケアを適切な方法で、丁寧に行うことが大切です。
頭皮は皮脂腺や汗腺が多く、髪が密集していることから汚れがたまりやすいとされています。日々のケアで汚れを丁寧に取り除くことが、頭皮に汚れを残さないうえで、大切なことです。
また、皮脂やフケは頭皮の乾燥によって増えることもあります。汚れを取り除くだけでなく頭皮の保湿も意識しましょう。
普段の洗髪時で使用するシャワーを、頭皮の汚れを効果的に除去し、保湿にも特化したシャワーヘッドに変えることも有効です。
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シャワーで、臭いのもととなる頭皮の汚れを隅々まで洗い流します。頭皮の汚れや臭いが気になる男性は、頭皮の汚れをすっきりと落としつつ、地肌のうるおいケアができるファインバブルクリアを、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
ファインバブルクリア
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都内美容室2件を経て美容メーカーへ転職、メーカー勤務時に薬剤開発、日本国内外のサロンの教育を受け持つ。その後、現在のサロンに入社、12店舗の美容室の技術教育やメニュー作成を統括している。