髪に天使の輪を作るには?条件や手軽にできるケア方法7選を解説
HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.139
天使の輪は健やかな髪の象徴ともいえます。そのようなうるツヤ髪を手に入れる方法を、知りたい方は多いでしょう。
この記事では、髪にできる天使の輪とは何か、天使の輪を作るための条件について解説します。手軽にできるヘアケア方法についても紹介しているので、うるツヤ髪を演出したい方はぜひ参考にしてください。
天使の輪ができる髪を手に入れたいなら、ツヤを出しやすいヘアアイロンを活用するのも有効な手段です。SALONIAのスムースシャイン ストレートヘアアイロンは、髪へのダメージを抑える独自プレートを搭載しています。穏やかに熱が伝わるため、髪が傷む原因となる水蒸気爆発を防ぎ、しっとりまとまるツヤ髪へと導きます。
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Contents
髪にできる天使の輪とは
髪にできる天使の輪とは、ツヤのある髪に反射した光が、輪のようにくっきり浮かび上がる状態を表す言葉です。
ツヤのある髪は、表面反射光と背面反射光の2種類の反射を高めることで生み出されます。
表面反射光は、キューティクルの表面で反射する光のことです。光が頭頂部のあたりに広い範囲で連続していると、輪っかのようなツヤが見えます。黒髪では、ハイライトの反射と光っている部分以外の黒い部分のコントラストが強く、ツヤ部分が浮き上がります。
一方の背面反射光は、キューティクル層を通過した光が毛髪内部に入り、毛髪の背面で反射した光を指す言葉です。明るい色の髪ほどより光が強くなり、黒髪の場合はメラニン色素が光を吸収するため見えません。
天使の輪のようなツヤができるかどうかは、髪1本1本のダメージ状態などが影響します。
髪にツヤを出す方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。簡単にツヤのある髪を目指すポイントが知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
髪に天使の輪を作るための条件
髪に天使の輪を作るための条件は、以下の3つです。
- キューティクルが整っている
- 髪の内部が健やかに保たれている
- 髪の流れが整っている
キューティクルが整っている
髪の表面で光を反射させてうるツヤ髪を作るためには、キューティクルの状態が大きく影響します。毛髪の表面にあるキューティクルが整っていなければ、きれいなツヤは生まれません。
キューティクルは、魚のウロコのように根元から毛先に向かって積み重なった構造で構成されています。
キューティクルが傷んだ髪は、髪表面のなめらかさがなくなり凸凹した状態になるため、光の乱反射を引き起こします。キューティクルが傷んで剥がれ落ちて反射光が低下すると、きれいな帯状のツヤになりにくいのです。
頻繁にパーマやカラーを繰り返したり、過度なブラッシングで負荷をかけたりなどの外的刺激を避け、毛髪ダメージが進行しないようにしましょう。天使の輪を作るためには、髪のツヤを左右するキューティクルを正しくケアして守ることが必要です。
髪の内部が健やかに保たれている
髪内部のダメージも光散乱の原因となり、ツヤが失われやすいため、髪内部が健やかに保たれていることも不可欠です。
毛髪は大きく分けて以下の3つの構造から構成されています。
- キューティクル(髪表面)
- コルテックス(髪の本体部分)
- メデュラ(毛髪の芯部分)
そのなかで、毛髪のほとんどを占めているのがコルテックスです。
ダメージが進行することにより、髪内部のタンパク質などが流れ出ると、コルテックスに亀裂や空洞が生じます。亀裂や空洞ができると、髪内部に入った光が乱反射する原因となり、ツヤが低下して全体的に白っぽく平面的な感じに見えてしまいます。
天使の輪のような連続した光の反射を演出するためにも、熱や化学処理により髪内部の空洞が発生しないよう心がけ、髪1本1本のツヤをアップさせることが大切です。
髪の流れが整っている
毛流れがそろっていると反射光がきれいに並び、つややかな髪を演出できます。頭髪全体の流れが整っておらず、うねりや髪の乱れなどがあると、光が均一に反射しにくい場合があるため美しいツヤ髪を演出できません。
髪の流れがそろわないのは、主に以下のような原因が考えられます。
- 髪が傷んでいる
- うねり毛やくせ毛が多い
- 加齢によって毛穴がゆがんでいる
- 頭皮環境が悪化している
摩擦や熱による髪ダメージや、年齢による頭皮の皮脂分泌量の減少などがあると、髪の流れが整えられずツヤが出ない原因となります。
生活習慣の改善やヘアケア、スタイリングなどを工夫して髪の流れをきれいに整えることで、天使の輪を目指せるでしょう。
髪がうねる理由や対策方法については、以下の記事で解説しています。髪のうねりが治らずツヤが出ないと悩む方は、ぜひチェックしてみてください。
髪に天使の輪を作るためのケア方法7選
髪に天使の輪を作るためのケア方法は、以下の7つです。
- ヘアアイロンでツヤを出す
- ブラッシングを丁寧に行う
- 正しい方法でシャンプーする
- アウトバストリートメントを活用する
- ドライヤーを正しく使って乾かす
- インナーケアを心がける
- 定期的に頭皮マッサージ、サロンでのトリートメントを取り入れる
ツヤのある髪を目指せるケア方法を、詳しく見てみましょう。
1.ヘアアイロンでツヤを出す
ヘアアイロンの熱でキューティクルが均一に整えられると、均等に光が反射しツヤのある髪を演出できます。
ヘアアイロンでツヤを出すコツは、以下のとおりです。
- 濡れた髪には使用しない
- ダメージケア機能がついたものを使う
- 一度にはさむ毛束の量を取りすぎない(ブロッキングをしてアイロンする)
ヘアアイロンを濡れた髪に使用すると、摩擦や熱によってダメージを受けやすくなるため、必ず髪を乾かしてから使用してください。
そしてダメージケア機能がついたものや、温度調節できるヘアアイロンを選べば、髪への負担を抑えながら髪にツヤを与えられます。
また、はさむ毛束の量にも気を付けましょう。毛束が多すぎると熱の伝わりがムラになりやすく、せっかくのヘアアイロンの効果が半減する恐れがあるため、注意が必要です。面倒でも簡単にブロッキングしてからアイロンを当てるようにしましょう。
SALONIAのスムースシャイン ストレートヘアアイロンは、80~210℃と幅広い設定温度が可能です。80℃の低温ケアでツヤを出すなど、髪へのダメージに配慮しつつ目的や髪質に合わせたスタイリングが実現します。髪へのダメージに配慮しつつ天使の輪を作りたい人は、ぜひお試しください。
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ヘアアイロンでツヤを出すポイントや目安温度について、以下の記事で解説しています。
2.ブラッシングを丁寧に行う
丁寧なブラッシングを行うことで以下の効果が期待でき、髪にツヤが生まれます。
- 皮脂を分泌させ髪にツヤが生まれる
- 頭皮環境を整えられる
ブラッシングで地肌を刺激すると頭皮環境を整えられるため、健やかな髪を育めます。
そして頭皮環境が整うと、保湿成分の役割を担う皮脂が分泌され、皮脂をブラッシングで髪に行き渡らせることで髪にツヤが生まれるのです。
サラツヤ髪を目指すなら、SALONIAのスクエアイオンブラシをご活用ください。音波振動で絡まずスルッと髪をとかせます。髪にうれしいマイナスイオン搭載で、3種類の長さのピンを配列したブラシが、髪を美しく整えます。
正しいブラッシング方法について知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
3.正しい方法でシャンプーする
シャンプーの方法を以下の手順のように見直すと、天使の輪を作ることにつながります。
- シャンプー前の乾いた状態の髪をブラッシングし、ホコリなどを落として汚れを浮かせる
- シャンプーを使う前に、お湯で頭皮や髪をしっかり予洗いする(ゴシゴシ洗うのはNG)
- 500円玉くらいの量を目安にシャンプーを手に取り、よく泡立ててから指の腹で頭皮をやさしく洗う
- シャンプーが残らないようにしっかりと洗い流す
毎日のシャンプーで頭皮の汚れを落として健やかな髪を育み、髪にできる限りダメージを与えないように配慮することが大切です。
一回のシャンプーの使用量にも注意しましょう。多すぎるとすすぐ時間が長くなるので頭皮や毛髪のダメージの原因となります。
そしてシャンプーの種類が髪に合っていない場合も、ツヤを失う要因になりかねないため、商品自体を見直すことも検討しましょう。
たとえば、ツヤを出したい人は弱酸性で肌に配慮しながらうるおいを残して洗える、アミノ酸系のシャンプーを選ぶのもおすすめです。
4.アウトバストリートメントを活用する
髪にダメージを与えず天使の輪をキープするために、シャンプー後にアウトバストリートメントを活用する方法も有効です。
タオルドライしたあと髪全体になじませてキューティクルをコーティングすることで、乾燥などの外部ダメージから髪を守れます。
塗布する際は付けすぎに注意し、髪の中間部から毛先を中心になじませると、ツヤ感アップを目指せます。なかでもオイルタイプのトリートメントは、髪の内側から輝きとなめらかさを与え、天使の輪のような光沢を実現しやすいでしょう。
5.ドライヤーを正しく使って乾かす
濡れた髪を放置するとキューティクルを傷める恐れがあるため、放置せず以下のような正しいステップで乾かしましょう。
- 頭皮から毛先まで、タオルドライでしっかりと水分を取る
- 乾きにくい襟足の根元から毛先に向かい温風をあてる
- 手ぐしの動きに合わせて、髪の隙間に風が通るようにドライヤーを動かす
- 最後に根元から毛先に向かって冷風をあててキューティクルを整える
タオルドライの際は、髪を強くこすらないよう注意しましょう。吸水性が高いヘアドライ専用のタオルなどを使用するのもおすすめです。正しい方法で髪を乾かすと、クセやうねりを防いで均一に光が反射するツヤ髪に整えられます。
できるだけドライヤーの使用時間を短縮してツヤのある髪を叶えたいなら、乾かしやすいドライヤーを選ぶのも有効です。SALONIAのスムースシャインドライヤーは、2.4㎥/min
の大風量で素早く乾かしやすいのが特徴です。さらにマイナスイオン量を120% にアップすることで、しっとりとしたツヤ髪へと導きます。
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ドライヤーの詳しい使い方について知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
6.インナーケアを心がける
天使の輪ができるようなつややかな髪を手に入れるには、内側からケアすることも大切です。
髪の主成分であるタンパク質を、バランスよく摂取するように配慮しましょう。
たとえば、鶏肉・青魚(動物性)、大豆製品(植物性)のそれぞれを偏らないように摂り入れます。さらに、タンパク質の摂取をサポートするミネラル・ビタミン類も積極的に摂るのがベターです。
また健やかな髪を育てるには、睡眠の質を高めることも大切です。睡眠不足になると血流が滞り、髪に栄養が行き渡らない可能性があります。
天使の輪をキープするために、髪のケアはもちろん内側からのインナーケアも心がけましょう。
7.定期的に頭皮マッサージ、サロンでのトリートメントを取り入れる
頭皮のマッサージは、頭皮を健やかな状態に整え、ツヤのある髪の毛を保つためにとても大切です。
睡眠不足のような生活習慣の乱れや加齢などにより頭皮が凝り固まると、髪に十分な栄養が行き渡りません。頭皮の凝りをほぐすために、マッサージで刺激を与えると良いでしょう。
マッサージの際には、頭皮を傷つけないよう指の腹を使ってやさしく円を描くように行います。シャンプー中に使用できるマッサージブラシなどを使用するのもおすすめです。
自分でマッサージするのが難しいと感じるなら、定期的にサロンでヘッドスパをしてもらうのも一つの手です。また、月に一度程度、美容室でトリートメントケアを継続して行うのもよいでしょう。
プロの施術により、ツヤのある健やかな髪を保ちやすくなるため、天使の輪ができるようになります。
【まとめ】適切なヘアケア・スタイリングで天使の輪ができる髪を目指そう
髪に天使の輪を作るためには、キューティクルや髪内部を傷めないようなヘアケアを心がけることが大切です。
毎日のスタイリングでできるだけ髪へダメージを与えないよう、ツヤを与えるスタイリング剤の使用や、低温でケアできるヘアアイテムを活用するのがよいでしょう。
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5年間Un amiグループのレセプション勤務を経たのち、プレスに転向。Un amiに入社前は美容師も経験。現在はプレスとして運営・広報に携わる。