ブラッシングで髪は変わる?頭皮や髪への効果や正しい方法を紹介
HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.80
ヘアケアではシャンプーやトリートメント、ヘアオイルなどが重視されますが、実はブラッシングも大切なポイントです。
ブラシを使って髪をとかすブラッシングは、髪を整えるだけでなく、ヘアケアやスタイリングをよりスムーズにするメリットがあります。ブラッシング方法やタイミングを見なおすことで、髪や頭皮への効率的なアプローチが可能です。
この記事では、ブラッシングの効果や正しいブラッシングの手順などを解説しています。
SALONIAのスクエアイオンブラシは音波振動機能搭載で、髪の絡まりが取れやすく、サラツヤに仕上げやすいブラシです。日々のブラッシングをよりお手軽にしたい方はぜひチェックしてみてください。
Contents
ブラッシングで髪は変わる?4つの効果を紹介
ブラッシングには以下の4つの効果があります。
- 髪のもつれを取る
- 髪のツヤを出す
- 髪についた汚れを落とす
- 頭皮環境を整える
ブラッシングの効果や目的をきちんと知ることは、ヘアケア・頭皮ケアでは大切なポイントです。何のためにブラッシングを行うのか、確認していきましょう。
髪のもつれを取る
多くの人がイメージするとおり、ブラッシングの主な目的の一つに髪のもつれを取ることがあります。
とくにロングヘアやくせ毛は絡まりやすく、スタイリングが乱れがちです。くしゃくしゃに乱れてしまった髪も、ブラッシングで毛流れを整えれば指通りがなめらかな状態に戻ります。また軽い寝ぐせなら、ブラッシングのみで整えられます。
SALONIAのストレートヒートブラシは髪の広がりやうねり、寝ぐせが整えられるブラシです。髪をブロッキングする必要がなく、たった2分
で髪がストレートになるのでヘアセットの時短がかないます。忙しい朝に活躍するストレートヒートブラシをチェックしてみましょう。
髪のツヤを出す
髪のツヤを出すのも、よく知られるブラッシングの効果です。
頭皮にある毛根から出る皮脂は天然の保湿成分であり、地肌や髪を健やかに保つためには欠かせません。皮脂をブラッシングで髪全体に行き渡らせることで、髪にツヤが生まれます。
さらに優しく丁寧にブラッシングをすることで、キューティクルが整い髪の毛にツヤが出ます。根元から毛先にかけて無理に引っ張らずに行うのがポイントです。
髪についた汚れを落とす
ブラッシングには髪や頭皮についたホコリやフケ、スタイリング剤などの汚れを落とす効果もあります。
頭皮には余分な皮脂や角質が溜まりやすく、髪には外気に含まれる花粉やホコリなどがつきやすいため、定期的に汚れを取ることが大切です。髪にブラシを通すことで、ある程度これらの汚れを払い落せます。
また毛流れが整うことで、見た目の清潔感もアップします。衛生面からもブラッシングは重要な要素だといえるでしょう。
頭皮環境を整える
ブラッシングには頭皮環境を整える効果もあります。
頭皮は汚れが溜まりやすく血行が悪くなりやすい場所です。また、コリやすい場所でもあります。頭皮環境の悪化は髪にも悪い影響を与えてしまいます。そのため、頭皮環境が気になる部分に使ってみましょう。
ただし、汚れたブラシで頭皮をブラッシングしすぎると、細かい傷から逆にばい菌などが入り込み逆効果になってしまうので、清潔なブラシで行うようにしてください。
ブラッシングの正しいやり方を3つの手順で解説
これから紹介する以下の基本的なブラッシングの方法をおさえておきましょう。
- 毛先のもつれをほどく
- 髪の内側を上から下にとかす
- 髪の外側を上から下にとかす
ブラシを髪に通すことが基本的なブラッシングの方法ですが、正しい手順を守ることでその効果をより感じられます。
①毛先のもつれをほどく
まずはブラシで毛先のもつれを優しくほどきましょう。
ロングヘアやくせ毛は毛先が絡まりやすい傾向にあるため、いきなり根元からブラシをかけると髪の絡まりにブラシの毛が引っかかって止まってしまうことがあります。そのまま無理やりブラシを通すと、髪が引っ張られたり切れたりして傷む原因になってしまうので注意が必要です。
ブラシで取れないがんこな髪の絡まりは、指で優しくほぐしましょう。
②髪の内側を上から下にとかす
毛先の絡まりを取ったら、髪の内側を上から下に向かってとかします。
髪の内側は絡まりやすく、肌に直接当たるため皮脂などの汚れがつきやすい箇所です。外側のブラッシングだけでは髪の内側までブラシが十分に届かないこともあるため、内側からのブラッシングで毛流れを整えて汚れを落とす必要があります。
最終的に外側をとかして整えることになるので、外側ではなく内側を先にとかすのが効果的かつ効率的です。
③髪の外側を上から下にとかす
最後に髪の外側を根元から毛先に向かってとかしましょう。
ここでのポイントは優しくとかすことです。ブラシで強くとかすと摩擦が強すぎて頭皮や髪を傷めてしまう恐れもあるので注意しましょう。ブラシを当てる強さだけでなく、角度を変えて肌当たりを調節するのもコツです。
ブラッシングの方法をマスターしたら、使うブラシもこだわりたいところです。
SALONIAのスクエアイオンブラシは、3種類の長さのピンを配列した多層構造のブラシと音波振動で髪の絡まりを優しくほぐします。髪にうれしいマイナスイオン機能が搭載されているのもポイントです。持ち運びに便利な手のひらサイズなので、お出かけや旅行にも持って行ける便利なブラシを探している方は、スクエアイオンブラシをぜひチェックしてみてください。
ブラッシングにおすすめのタイミング
ここからは、ブラッシングにおすすめのタイミングを紹介します。
ブラッシングで大切なのは手順だけではありません。以下のような適切なタイミングに行うことで、その効果をしっかりと感じられます。
- シャンプー前
- スタイリング前
- 就寝前
- ドライヤー使用時
- お風呂でのトリートメント中
シャンプー前
シャンプー前のブラッシングは、摩擦など傷む原因を減らし、シャンプーの効率を上げられる点がメリットです。
あらかじめブラッシングで皮脂やスタイリング剤などの汚れをおおまかに落としておくことで、スムーズに洗えます。また毛流れを整えておくことで、髪全体にシャンプーをスムーズに行き渡らせられるため、摩擦の軽減にもつながります。
とくに汚れやべたつきが気になる日や、シャンプー方法の見直しをしたい場合には、洗髪前にブラッシングの一手間を加えてみましょう。
スタイリング前
スタイリング前のブラッシングは、ヘアセットをスムーズに行うために重要です。
ヘアスタイリングの際には、ヘアアイロンやカールアイロンなど髪に熱を通すアイテムを使うことも多々あります。これらを使うときに、髪がもつれていたり汚れがついていたりすると、髪に均一に熱が通らず、きれいにスタイリングができない恐れがあるので注意が必要です。さらに、思うようにスタイリングができずヘアアイロンなどをやりなおすと、髪の傷みにつながることもあります。
ブラッシングで毛流れを整えておくことで、ヘアアイロンがスムーズに当てられるため、熱や摩擦の軽減につながります。またヘアアイロンなどを使わずスタイリング剤のみでヘアセットを行う際にも、事前のブラッシングがおすすめです。
ヘアセットの精度を上げたい方は、スタイリング前のブラッシングを習慣にしてみましょう。
就寝前
就寝前のブラッシングは、寝ぐせ予防や摩擦軽減に効果があるとされています。
就寝中は何度も寝返りを打つため、髪がもつれたまま横になると、寝ぐせがつきやすかったり寝具との摩擦で髪が傷む恐れがあります。ブラッシングでキューティクルが整うので、寝ぐせや摩擦軽減が期待できるでしょう。
朝のスタイリングの手間を減らすためにも、就寝前のブラッシングを取り入れてみましょう。
朝起きた時に寝癖がついてしまった場合の直し方や予防方法を知りたい方は、こちらも読んでみてください。
ドライヤー使用時
ドライヤーで髪を乾かす際にもブラッシングが活躍します。ブラシを使ってブローすることで、髪のくせを緩和し、毛流れを整えられます。
濡れた状態のままブラシを使うと髪が傷む恐れがあるので、ドライヤーのはじめは手を使うのがおすすめ。ある程度乾いたらブラッシングをしながら仕上げましょう。
また、ドライヤーの正しい使い方は以下の記事で紹介しています。ぜひこちらもあわせて読んでみてください。
お風呂でのトリートメント中
お風呂でヘアトリートメントをする際にも、ブラシの使用がおすすめです。一般的にコーミングと呼ばれる方法で、トリートメントを髪に均一に行き渡らせ浸透を助ける効果があります。
ただしブラシによっては防水機能がなく、水濡れ厳禁の製品もあるので注意が必要です。コーミングをする際は、普段髪をとかす際に使うブラシではなくトリートメント専用のコームを用意しましょう。トリートメント用コームは歯先が丸く、一般的なブラシよりも歯の間が広いのが特徴です。
トリートメントを髪につけ、手でざっとなじませたらコームでやさしく髪をとかして浸透をうながしましょう。
ブラッシングの注意点
さまざまなメリットがあるブラッシングですが、適さないタイミングや方法もあります。場合によっては髪や頭皮を傷めてしまう恐れがあるので注意が必要です。
以下で紹介する点をおさえておきましょう。
- ブラッシングをやりすぎない
- 無理な力をかけてブラッシングしない
- 髪が濡れているときはブラッシングを避ける
- 頑固な髪のもつれがあるときは無理にブラッシングをしない
- 汚れたブラシは使わない
ブラッシングをやりすぎない
ブラッシングはやりすぎず、ほどほどの頻度を保つことが大切です。
1日に何度もブラシをかけると、摩擦による髪の傷みや抜け毛・切れ毛を招いてしまうこともあるので注意しましょう。
無理な力をかけてブラッシングしない
ブラッシングの際には力加減も重要です。強い力でブラッシングをすると、逆に髪や頭皮に悪影響となることがあるので気を付けましょう。
頭皮や髪は、過度な力がかかると傷ついて炎症の原因となったり、髪のキューティクルが傷む恐れがあります。ブラッシングは優しく行うことが基本です。
髪が濡れているときはブラッシングを避ける
先ほど紹介したトリートメント時のコーミング以外で、濡れた髪にブラッシングすることはあまりおすすめできません。
濡れた髪は普段よりもやわらかく摩擦で傷つきやすい状態なので、ブラッシングをすると髪を傷める恐れがあります。ブラシをかけたい場合は、タオルやドライヤーである程度髪の水分を取ってから、優しく行いましょう。
頑固な髪のもつれがあるときは無理にブラッシングをしない
もつれた髪にブラシが引っかかった際、そのまま無理やりブラシを通すと、切れ毛や枝毛の原因となるので注意しましょう。
頑固な髪のもつれがある際は、手で優しくほぐします。どうしても絡まりが取れない場合は、ヘアトリートメントなどをつけて滑りを良くするのも一つの方法です。
汚れたブラシは使わない
汚れたブラシを使うと、ブラッシングの効果が思うように得られないことがあります。
皮脂やホコリ、整髪料が蓄積したブラシは不衛生で、頭皮トラブルを起こすことがあるので注意が必要です。ブラシについたホコリは綿棒などで取り除き、本体に付着している汚れは布で拭き取るなど、定期的にブラシのお手入れをしましょう。ブラシによってお手入れ方法が異なるため、取扱説明書があれば確認してください。
【まとめ】ヘアケア・頭皮ケアのためにブラッシングを習慣にしよう!
ブラッシングは髪や頭皮を健やかに保ち、スタイリングをスムーズにするために欠かせない行程です。適切な手順やタイミングでブラッシングを行うことで、そのメリットをさらに感じられるでしょう。
この記事内で紹介した内容を参考に、日々のブラッシングを習慣にしてみてください。
また近年では、スタイリングやヘアケア、頭皮ケアに特化した便利なブラシも販売されています。
ヘアケア、頭皮ケアでより効果を感じたい方や、時短スタイリングのためのブラシを探している方は、ぜひSALONIAの製品をチェックしてみてください。
髪のほつれを取りながら、広がりやクセを抑えたいならストレートヒートブラシ、髪の絡まりが気になりがちな方や、持ち運びできるブラシを探しているならスクエアイオンブラシが役立ちます。ブラッシングの方法だけでなくブラシそのものをランクアップすることで、ヘアケアやヘアセットが充実したものになるでしょう。
1991年8月28日埼玉県出身都内大手美容室で技術を学び、銀座の有名サロンに転職、月に指名300名以上のお客様を担当し、現在表参道で勤務。メディアや雑誌にも多数掲載し、朝6時OPENペット同伴OKなど今までにないサロンスタイルを確立。得意なスタイルは大人女性ショート。一人一人に合った提案が得意。