

髪の毛が硬い!原因や柔らかくする5つの方法を解説
HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.130
硬い髪は「硬毛」と呼ばれ、パサパサして広がるため、思い通りのスタイリングができないことがあります。またせっかく美容院に行っても、ヘアカラーが染まりにくかったり、パーマがかかりにくかったりするでしょう。硬い髪でヘアアレンジやスタイリングを楽しむには、適切なヘアケアやスタイリング方法が大切です。
そこで今回の記事では、髪が硬い原因からやわらかくするためのケア方法などを解説します。髪が硬くて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
髪をしなやかでやわらかくするためには、しっかりドライヤーで髪を乾かすことが大切です。SALONIAのスピーディーイオンドライヤーなら、従来より30%ドライ時間カット※1できます。また、髪にうれしいマイナスイオン機能も搭載しています。硬い髪が気になる方は、ぜひ試してみてください。
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Contents
髪が硬い原因は?遺伝と生活習慣について解説
髪が硬くなる原因には、大きく分けて以下の3つがあります。
- 遺伝
- 生活習慣
- 環境
髪が硬くてお悩みの方は、それぞれ確認してみてください。
遺伝
髪が硬くなる原因の一つは、親からの遺伝的要因です。
髪が硬い主な原因は、表面を覆っているキューティクルが厚いことと、毛髪が太いことです。いずれも生まれ持った性質で、こうした遺伝的要素を親から引き継ぎ、髪質が硬くなるケースは多いといえます。
もともと日本人には髪が太く、髪質が硬い人が多い傾向です。一般的に欧米人の髪の太さは日本人よりも細く、キューティクルも薄いといわれます。こうした髪質の違いがあるため、欧米風の髪型を真似したい場合に、髪質の硬い方はしっくりこないかもしれません。
キューティクルと髪の構造については、後の項で解説します。
生活習慣・環境
髪の硬さは、次のような生活習慣や環境によっても変化します。
- 食事
- 睡眠時間
- ストレス
バランスのよい食事は、髪に適度なアミノ酸や脂質を与え、質のよい睡眠は髪の質を高めるホルモンの分泌を活発にします。つまり、よい生活習慣は、髪質にもよい影響を及ぼすということです。
逆にストレスがかかった状態は、睡眠の質を落とし、ホルモンバランスの崩れにもつながるため、髪の状態にも悪影響を及ぼします。
このほか、加齢によるホルモンバランスの変化によっても、髪質が変わることがあります。髪質の変化を感じたら、身体と髪の適切なケアを心がけましょう。
髪が硬い人の毛髪の構造
髪の硬さを毛髪の構造から見てみましょう。髪の毛は、以下の3つの組織から成り立っています。
- キューティクル
- コルテックス
- メデュラ
髪の硬さを左右しているのが、外側を覆っている「キューティクル」です。外部の刺激から髪の内部を保護する役割を持ち、キューティクルの層が厚いと髪質は硬くなります。
一方で、毛髪の太さを決めているのは、内部組織にあたる「コルテックス」です。コルテックスは毛髪のほとんどを占める組織であり、量が多いほど髪質が太く丈夫で、いわゆるハリ・コシがある状態になります。
硬い髪質の人は、キューティクルの層が厚く、コルテックスの量が多いことが一般的です。
キューティクルの詳細については、以下の記事も参照してください。

硬い髪の3つの特徴
硬い髪には、次のような特徴があります。
- 髪がまとまりにくい
- ヘアカラー剤やパーマ剤が浸透しにくい
- 外部からの刺激に強い
一つずつ見ていきましょう。
髪がまとまりにくい
髪が硬いとボリュームが出てしまうため、まとまりにくいと感じるケースが多いです。
コルテックスが多い髪は太く丈夫なため、1本1本が広がってしまい、まとまりにくいのです。
そのため太く硬い髪は、すぐに思い通りのヘアアレンジをするのが難しい場合もあるでしょう。逆に、一度スタイリングすれば長持ちするという点は、硬い髪のメリットでもあります。
髪がまとまらない原因については、以下の記事でも解説していますのでご参照ください。

ヘアカラー剤やパーマ剤が浸透しにくい
髪質が硬いと、サロンや自宅でのヘアカラーやパーマに時間がかかります。
硬い髪はキューティクルの層が厚い分、ヘアカラーやパーマの薬剤が浸透しにくい性質があります。そのためヘアカラーやパーマの際には、薬剤を塗布してから時間を長めに置いたり、薬剤を多めに塗布したりする工夫が必要です。
一つひとつの施術に時間や手間がかかってしまうことは、硬い髪のデメリットといえるでしょう。
外部からの刺激に強い
一方で硬い髪は、外部からの刺激に強い特徴もあります。硬い髪は、次のような外部刺激への耐性を持っています。
- ドライヤーやヘアアイロンの熱
- カラーリングやパーマなどのケミカル処理
- 紫外線(硬い髪でも紫外線には強くない可能性があります)
- 摩擦
硬い髪には髪を守るキューティクルが多く、髪を丈夫にするコルテックスも豊富です。髪自体が傷みにくいため、ブリーチのような刺激の強い施術にもチャレンジしやすいでしょう。ヘアアイロンを使ったスタイリングでも、熱によるダメージを多少気にせずに済みます。
硬い髪質の場合は、やわらかい髪では傷んでしまうような、刺激の強い施術やヘアアレンジに挑戦できる点がメリットです。
硬い髪をやわらかくする2つのケア方法
髪質をやわらかくするケアとして、以下の2つの方法があります。
- 保湿成分やオイル配合のシャンプーを使う
- トリートメントを使う
硬い髪は丈夫というメリットがあります。しかし、髪がパサパサ・チクチクして困っている方や、ヘアアレンジを簡単にしたい場合は適切なケアが必要です。硬い髪を柔らかくし、ダメージを軽減するケアについて、このあと詳しく解説します。
保湿成分やオイル配合のシャンプーを使う
髪の水分量や油分を保つために、保湿成分やオイルを配合したシャンプーを使うことも一つの手です。
保湿成分配合のシャンプーには、髪の水分を適切に保つ働きがあります。髪の水分バランスが崩れると髪はうねりやすくなり、硬い髪がさらに扱いにくくなることもあるでしょう。保湿成分のあるシャンプーで髪の水分バランスを保てば、髪の潤いをキープできます。
また、オイル配合のシャンプーも、髪に必要な油分を補い、しなやかでまとまりのある髪へとコンディションを整えやすくするアイテムです。
保湿成分やオイルを配合したシャンプーは、髪の内部バランスを保ち、髪を扱いやすくする効果が期待できます。
トリートメントを使う
保湿や補修効果があるトリートメントも、硬い髪をまとまりのある質感にするために有効といわれています。
トリートメントには髪の内部から保湿効果を高め、髪をしなやかにしてパサつきを防ぐ効果があります。インバストリートメントだけでなく、アウトバストリートメント(洗い流さないタイプ)を髪を乾かす前に使うと、さらに保湿に効果的です。
ケラチンやアミノ酸といった補修成分を含むトリートメントを使うと、やわらかい質感に変える効果がより高まるでしょう。美容室でのトリートメント施術を受けるのもおすすめです!髪質改善ヘアエステなどもおすすめです。
硬い髪をやわらかく見せる5つのアイデア
硬い髪をやわらかく見せるアイデアは、次の5つです。
- ドライヤーでしっかり乾かしてボリュームを抑える
- ヘアアイロンはやや高めの温度で丁寧にブロッキングをしてあてる
- こまめに美容室でカットなどお手入れして、髪の量を減らした髪型にする
- パーマや縮毛矯正をする
- 髪をポニーテールにしたりまとめ髪にしてヘアアレンジする
髪質は簡単に変えられませんが、ちょっとした工夫で印象を変えることはできます。
また、暗髪だとどうしても重く見えがちなので、ヘアカラーなどで少し印象を変えると雰囲気も変えられるでしょう。
この章では、硬い髪をやわらかく見せる方法をご紹介していきます。
ドライヤーでしっかり乾かしてボリュームを抑える
硬い髪をやわらかく見せる方法の一つは、ドライヤーでしっかり乾かすことです。ドライヤーの乾かし方を工夫することで、ダメージが軽減され髪がまとまりやすくなります。
髪を乾かす際は、以下の手順で行いましょう。
- しっかりタオルドライする(ゴシゴシ擦らない)
- アウトバストリートメントをつける
- 乾きづらい襟足の根元からドライヤーをかける
- 最後に冷風をあてる(ドライヤーは上から当ててキューティクルを整えるように)
タオルドライすると、髪を過度な熱から守れます。水分を拭き取ることで、ドライヤーを当てる時間を減らせるからです。なおタオルドライの際には、強く髪を擦らないよう注意しましょう。擦るとキューティクルを傷めてしまいます。吸水力の高い髪の毛専用のタオルなども売られているので活用してください!
さらに髪を乾かす前にアウトバストリートメントをつければ、ドライヤーの熱から髪を守るために効果的です。アウトバストリートメントは付けすぎ注意です。付けすぎると乾かなくなります。
ただし長時間ドライヤーをかけると髪のダメージが増してしまいます。同じ場所に熱が当たり続けないよう注意しながら、短い時間でドライヤーをかけることがポイントです。ドライヤーを短時間にするためにもタオルドライは重要なポイントです!
SALONIAのスピーディーイオンドライヤーを使えば、2.3㎥/min※2の大風量ですばやく髪を乾かせます。従来より30%ドライ時間カット※1でき、短い時間でしっかりと髪を乾かせるため、硬い髪でお悩みの方はぜひお試しください。
※2TURBO時 / 自社測定による
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ドライヤーでの髪の正しい乾かし方は、こちらの記事でもご紹介しています。

ヘアアイロンはやや高めの温度で丁寧にブロッキングをしてあてる
ヘアアイロンを低温で何度も当てると、髪に余計にダメージを与えてしまうため、やや高めの温度に設定することがポイントです。
硬い髪は低温でヘアアイロンを当てても、なかなかスタイリングできません。だからといって、ヘアアイロンを繰り返し当て直したり、長時間同じ場所に当てたりするのはNGです。髪への過剰なダメージを避けるために、なるべく短時間のスタイリングを心がけましょう。髪の毛をブロッキングして少量ずつアイロンをすると確実にストレートやカールを付けることができるのでおすすめです。
ヘアアイロンを使う前に、髪を熱ダメージから守るスタイリング剤をつけると、短時間でもスタイリングしやすくなるのでお試しください。
SALONIAのストレートヘアアイロンは、髪にうれしいマイナスイオン機能を搭載しているヘアアイロンです。120〜230℃の間で調整が可能であり、髪質に合った温度でさらさらのストレートスタイルを作れます。

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SALONIAのスムースシャイン ストレートヘアアイロンは、80~210℃で温度調整が可能なため、自分の髪にあった温度を見つけやすいです。熱の伝わりを穏やかにして、髪へのダメージを抑えられる独自のプレートを搭載しており、イオンバランスを整えてワンランク上のまとまりへ導きます。髪をいたわりながらもスタイリングを楽しみたい方は、ぜひご検討ください。

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こまめに美容室でカットなどお手入れして、髪の量を減らす
硬い髪をやわらかく見せるには、カットで髪の量を減らす方法もあります。
毎日のケアやサロンでのケアでは、髪質の悩みを解決するのに時間がかかる場合もあるでしょう。手っ取り早く髪をやわらかく、扱いやすくしたい場合は、髪質に合わせてカットしてもらうのも一つの方法です。
内部の髪の量を抑えることで、髪の硬さに左右されない軽やかなヘアスタイルを楽しめます。髪に馴染みやすいウェットなスタイリング剤、ヘアオイルやジェルを使ってパサつきや広がりを抑えると、さらに自由度が高まるでしょう。
髪の量そのものを減らせば髪全体が扱いやすくなるので、髪の硬い人にはカットも効果的です。
最近はレイヤースタイルも流行っているので是非取り入れてみてくださいね!
パーマや縮毛矯正をする
髪の印象をやわらかくするには、パーマや縮毛矯正を行うのも一つの方法です。
縮毛矯正とは、くせ毛を直毛にする施術のことです。硬い髪やくせ毛で悩んでいる方は、縮毛矯正すれば、髪の全体的なボリュームを抑えられる効果があります。
髪が硬いとコールドパーマはかかりにくいので、パーマをかける場合はデジタルパーマがおすすめです。デジタルパーマは固定力・定着力が高いため、持ちも良くなります。
パーマや縮毛矯正をすれば、硬い髪質自体を変えられなくても、やわらかい印象を与えることが可能です。最近はナチュラルな仕上がりの縮毛矯正もあります!美容室で相談してみましょう。
髪をポニーテールにしたりまとめ髪にしてヘアアレンジする
広がりやすい硬い髪は、ゴムなどでまとめてしまうのも一つの手です。
具体的なアレンジ例は以下ページで紹介しているので、参考にしてみてください。


【まとめ】髪質に合ったケアやスタイリングをしよう
硬い髪でも、食事や睡眠、シャンプーやトリートメントといった毎日のケアで、髪をやわらかい質感にすることは可能です。また、硬い髪をやわらかく見せたい場合は、カットやパーマで髪の印象を変えたり、ヘアケアアイテムを工夫したりするとよいでしょう。
SALONIAのストレートヘアアイロンは、120〜230℃の間で調整が可能なヘアアイロンです。専用の耐熱ポーチもついており、持ち運びも簡単です。

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5年間Un amiグループのレセプション勤務を経たのち、プレスに転向。Un amiに入社前は美容師も経験。現在はプレスとして運営・広報に携わる。
※記事中で紹介している商品の選定に、監修者は携わっておりません
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