コテ(カールアイロン)・2WAYアイロンで作る、ミディアムヘアのポニーテール・お団子アレンジ【SALONIA監修】
ARRANGE | SALONIA COLUMN Vol.09
定番人気のヘアアレンジといえば、ポニーテール・お団子ヘア。ポニーテールもお団子も、基本の作り方を覚えれば簡単に作ることができます。今回は、初めての方でも簡単にできるヘアアレンジをご紹介します。
Contents
ミディアムヘアでアレンジするための基礎知識
まずはコテ(カールアイロン)でミディアムヘアを巻くための基礎知識をご紹介します。
コテ(カールアイロン)で巻く
ミディアムヘアをコテ(カールアイロン)で巻くなら、太さは25mmがおすすめ。細めのカールを作っていくことで、全体的にボリュームが出せます。また、細かくきつめに巻くことができ、しっかりとしたカールを作れることから、クセがつきにくい方にもおすすめの太さとなっています。前髪のセットにもちょうど良い太さです。
セラミックカールヘアアイロン
CERAMIC CURLING HAIR IRON3,828円(税込)
ほつれポニーテール
コテ(カールヘアアイロン)は25mmの太さだけでなく、19mmや32mmなど他にもあります。ヘアスタイルに合ったコテのサイズも知りたい方は、こちらの記事も読んでみてください。
2WAYアイロンで巻く
こなれ感のあるお団子ヘアは、ストレートアイロンとコテ(カールアイロン)を使うことで、簡単に作ることができます。お団子にした時にはみ出した後れ毛をカールアイロンで巻くとニュアンスが出て、顔周りはストレートアイロンでウェーブ巻きにすることで軽やかな印象に仕上がります。今回は、どちらも切り替えができる2WAYタイプを使ってアレンジします。
2WAYストレート&カールヘアアイロン
2WAY STRAIGHTENING & CURLING HAIR IRON3,828円(税込)
こなれお団子ヘア
【コテ(カールアイロン)】ポニーテールの作り方
次に、コテ(カールアイロン)を使ったポニーテールの作り方をご紹介します。
ほつれポニーテール
ミディアムヘアはロングヘアと比べて顔まわりと後ろの髪の長さに差が少ないため、ポニーテールなど少し高い位置でのアレンジと好相性。さらに顔まわりに波ウェーブを施すことでトレンド感も。
- ①一度アイロンを通し熱を入れます。
- ②顔まわりの短い毛束を残し、残りの髪全体を内巻きにします。
- ③顔まわりに残した短い毛束を波ウェーブにします。まずアイロンをクリップノブが内側になるように持って毛先を外巻きに。次にアイロンを持ち替えて中間部分を内巻きにしてS字を作ります。
- ④前髪はおでこから浮かせるように内巻きにします。両端の毛は軽くアイロンを通しながら外へ流します。
- ⑤お手持ちのスタイリング剤を手に取り、後ろの髪全体に中間から毛先にかけて揉み込みます。手に残ったスタイリング剤を前髪にもつけます。
- ⑥こめかみから髪を持ち上げてポニーテールの位置を決めます。
- ⑦ゴムでしっかり結びます。
- ⑧結んだ部分をしっかりと持って固定し、表面の毛を少しずつつまみ出して緩めます。
<POINT>
2番目と7番目の工程がポイント。やや大げさなぐらい意識して強めに巻くことで、最終ほぐした時にちょうど良いカールの崩れ方に仕上がります。
また7番目の工程もポイント。ゆるく結んでしまうと後々スタイル全体が崩れる元となりますし、しっかりときつく結ぶことで動きに強弱が出ます。
【2WAYアイロン】お団子ヘアの作り方
次に、2WAYアイロンを使ったお団子ヘアの作り方をご紹介します。
こなれお団子ヘア
定番人気のヘアアレンジのお団子ヘア。でも、お団子ヘアって意外とバランスの取り方が難しかったり、上手に作らないと崩れてきてしまったりしますよね。お団子ヘアをきれいに作っておしゃれに見せるコツは、「髪をしっかり結ぶこと」「表面の髪をほぐしてボリューム感を出すこと」「後れ毛をゆるく巻くこと」です。
- ①髪をひとつに結びます。(少しくらい後れ毛が出てもOK)
- ②後頭部に丸みが出るよう、表面の髪を少しずつ引き出す
- ③サイドの後れ毛をコテ(カールアイロン)で巻きます。
- ④前髪をストレートアイロンでウェーブ巻きにします。
- ⑤お団子から少し髪を引き出し、ルーズ感を出します。
<POINT>
髪が短めの方や大人っぽい印象に仕上げたい方は、①でお団子を作るときに低めに結ぶようにしましょう。反対に、カジュアルな雰囲気にしたいなら、高めのお団子にしておくのがおすすめです。フェイスラインの延長線上で結ぶと、バランスが良くなります。
こなれお団子ヘアを作るポイント
こなれ感を出すために、ヘアアレンジのポイントを押さえておきましょう。
①髪をしっかり結ぶ
お団子を作る前の髪を結ぶ段階は、いわば土台。土台をしっかり作っておかないと時間が経つと崩れてきてしまいます。こなれ感のあるルーズなお団子ヘアを作るときも、髪はしっかり結んでおきましょう。
②表面の髪をほぐしてボリューム感を出す
お団子ヘアでこなれ感を出すには、かっちり仕上げすぎないことが大事!髪をひとつにくくったら、表面の髪をほぐしていきましょう。結び目のゴムのところを手で持ち上げるようにしながら、表面の髪を少しずつ引き出します。一気にたくさんの髪を引き出そうとせずに、少しずつバランスを見ながら引き出すのがポイントです。後頭部に丸みが出るように髪を引き出してボリュームを出すと、シルエットがきれいになります。
③後れ毛はゆるく巻く
髪を結ぶ前に、こめかみや耳前・耳の後ろ・襟足などにおくれ毛を残しておきましょう。バランスよくおくれ毛を残すとおしゃれな印象になります。出しておいた後れ毛は、コテ(カールアイロン)でゆるく巻くことで、こなれ感がアップします。
この他にも、サラサラのストレートヘアだと、お団子は崩れやすくなってしまいますので、ストレートヘアの方は、あらかじめ髪を巻いておくことをおすすめします。そうすることで、髪の表面にボリュームを出しやすくなり、こなれた印象にもなります。
「お団子を作ったときに髪がぴょんぴょん飛び出してくる」「時間が経つと崩れてくる」という場合は、髪を結ぶ前にワックスやヘアバームなどのスタイリング剤を髪全体に揉み込んでおきましょう。髪がまとまりやすくなって崩れにくくなります。
また、お団子ヘアはマスクをつけていても可愛く見えるスタイルです。マスクに合わせて、ヘアアレンジも楽しみましょう。
まとめ
トレンド感のあるほつれポニーテールと、簡単でおしゃれに見えるこなれお団子ヘア。コテ(カールアイロン)や2WAYアイロンを上手く使いこなして、ヘアアレンジを楽しんでみてください。