コテ(カールアイロン)で作るミディアムスタイル。カールアイロン・2WAYアイロンの使い方
ARRANGE | SALONIA COLUMN Vol.33
アレンジしやすい長さで、その日の気分やシーンに合わせてさまざまなスタイルが楽しめるミディアムヘア。そんなミディアムヘア向けの、コテ(カールアイロン)や2WAYアイロンで作るトレンドスタイルをご紹介します。
Contents
ミディアムヘアを巻くための基礎知識
まずは、コテ(カールアイロン)と2WAYアイロンそれぞれで、ミディアムヘアを巻くための基礎知識をご紹介します。
コテ(カールアイロン)で巻く
ミディアムヘアをコテ(カールアイロン)で巻くなら、太さは25mmがおすすめ。細めのカールを作っていくことで、全体的にボリュームが出せます。また、細かくきつめに巻くことができ、しっかりとしたカールを作れることから、クセがつきにくい方にもおすすめの太さとなっています。前髪のセットにもちょうど良い太さです。
セラミックカールヘアアイロン
CERAMIC CURLING HAIR IRON
3,828円(税込)
リバース巻きで作るカジュアルウェーブ
コテ(カールヘアアイロン)の太さごとの違いについて気になる方は、以下の記事も読んでみてください。
2WAYアイロンで巻く
ミディアムボブの場合、トップから毛先の手前まではタイトに、毛先だけ外ハネにして自然な毛流れを強調させた、スタイリッシュなスタイルもおすすめ。このスタイルに一番使えるのが、ストレートアイロンとコテ(カールアイロン)が一つになった、2WAYアイロンです。トップから毛先の手前にはストレートアイロン、毛先の外ハネにはコテ(カールアイロン)を使います。
2WAYストレート&カールヘアアイロン
2WAY STRAIGHTENING & CURLING HAIR IRON
3,828円(税込)
スリークヘア
キレイに巻くコツ
次に、ミディアムヘアをキレイに巻くコツをご紹介します。
ヘアドライ
髪が濡れたままコテ(カールアイロン)や2WAYアイロンを使うのはNG。髪の水分を必要以上に蒸発させ、ダメージを与えてしまいます。使用前には必ず、しっかりとドライヤーで髪を乾かしておきましょう。
ブラッシング
髪が絡まったままコテ(カールアイロン)や2WAYアイロンを使うのもNG。髪にダメージを与えるだけではなく、コテやアイロンが引っかかって上手く巻けず、きれいにスタイリングできないといったことにもつながります。使用前には必ず、ブラッシングで絡まりを取り、髪の流れを整えておきましょう。
【コテ(カールアイロン)】ミディアムヘアの巻き方
次に、コテ(カールアイロン)を使ったミディアムヘアの巻き方をご紹介します。
リバース巻きで作るカジュアルウェーブ
ミディアムヘアの中でも短めのミディアムボブの場合、髪の表面を巻くだけで全体的に動きが出ます。表面の髪を少しずつ束にしながらリバース巻きにしてトップを立たせ、毛先を少し跳ねさせれば、立体感のある軽やかな雰囲気に。特にハイトーンの方は黒髪の方に比べて立体的に見えるのでおすすめです。
- ①髪を上下にブロッキングします。
- ②下段の髪全体に一度アイロンを通し熱を入れます。
- ③クリップノブが内側になるように持ち、中間から下に向かってアイロンを滑らせます。
- ④毛先は外巻きの状態で止めて、しばらく熱を加えます。
- ⑤下段の髪全体が巻けたら、ブロッキングを外します。
- ⑥上段(表面)の髪も同じように中間から下に向かってアイロンを滑らせ、毛先は外巻きにします。
- ⑦左右それぞれ5つの束に分け、1束ずつアイロンスルーしながらリバース巻きにします。
- ⑧さらに毛束の間の毛を少し細めに取り、クリップノブが外側になるように持ってリバース巻きにします。
- ⑨巻いた毛束のトップを持ち上げ、内側からアイロンをあてて立体感を出します。
- ⑩毛束をほぐします。
- ⑪バームをつけて整えます。
<POINT>
7番目の工程がポイント。ミディアムボブの場合は表面の髪を巻くだけで全体的に立体感が出ます。さらに8番目の工程を加えることで、より華やかな印象に。
【2WAYアイロン】ミディアムヘアの巻き方
次に、2WAYストレート&カールヘアアイロンを使ったミディアムヘアの巻き方をご紹介します。
スリークヘア
ミディアムボブの場合、トップから毛先の手前まではストレートアイロンでタイトに、毛先はカールアイロンで外ハネにしたアレンジもおすすめ。自然な毛流れを強調させ、スタイリッシュなムードを演出できます。
- ①髪を上下にブロッキングします。
- ②下段の髪全体に一度ストレートアイロンを通し熱を入れます。
- ③ストレートアイロンを髪がタイトになるよう、ゆっくり強めに通します。
- ④下段の髪全体に通せたら、ブロッキングを外します。
- ⑤上段の髪も同じように、ゆっくり強めにストレートアイロンを通します。
- ⑥次にカールアイロンをセットします。傷みやすい髪の場合は低めの温度にするなど、髪質に応じて温度設定をしてください。
- ⑦サイドの毛束を取り中間から下に向かってアイロンを滑らせ、毛先は外巻きの状態で止めてしばらく熱を加えます。
- ⑧後ろの髪も同じように外巻きカールをつけます。
- ⑨オイルとバームなどハードさを強調できるスタイリング剤で整えます。
<POINT>
3番目の工程がポイント。ボリュームダウン&タイトさを意識してゆっくり強めに通すことで、その後の毛先のカールがより強調されます。
まとめ
雰囲気の異なる、さまざまなアレンジができるミディアムヘア。コテ(カールアイロン)や2WAYアイロンを上手く使いこなして、色々な表情を楽しんでください。