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枝毛になる6つの原因とは?枝毛の種類やケア・予防方法も解説

枝毛になる6つの原因とは?枝毛の種類やケア・予防方法も解説

HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.101

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「毎日お手入れしているはずなのに、枝毛ができて髪が広がる」「いつの間にか枝毛が増えてしまう原因は何?」など、枝毛に悩まされている人は少なくありません。

毛先のダメージによって発生する枝毛は、せっかくのヘアスタイルも台無しにしてしまいます。

そこで、この記事では枝毛ができる原因や、できてしまった枝毛の対策方法をご紹介します。毎日のお手入れに取り入れられるケア方法も解説するので、枝毛で悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

枝毛に困っているなら、SALONIAのプレミアムライン、スムースシャイン ストレートヘアアイロンをお試しください。

独自プレートが髪に熱を緩やかに伝えて水蒸気爆発を防ぐので、枝毛の原因の熱ダメージを抑えられます。

さらに、80~210℃まで温度設定ができるため、髪質にあった温度で利用しやすいです。

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枝毛になる6つの原因

枝毛になる6つの原因は以下のとおりです。

  • 縮毛矯正やパーマ、カラーによる薬剤ダメージ
  • ブラッシングなどによる物理的ダメージ
  • 自然乾燥によるダメージ
  • ドライヤーやヘアアイロンによる熱ダメージ
  • 紫外線によるダメージ
  • ストレスの影響

縮毛矯正やパーマ、カラーによる薬剤ダメージ

頻繁に縮毛矯正やパーマ、カラーを行うと、髪表面を守るキューティクルの負担になるため、枝毛の原因になる可能性があります。

弱酸性の髪は、アルカリ性の薬剤を使用することによってダメージを受けやすい性質をもっています。また、薬剤の中にはキューティクルを溶かす成分もあり、ダメージにつながる可能性が高いです。

パーマや縮毛矯正、カラーで頻繁に髪型を変える人は、薬剤ダメージによって枝毛ができやすい髪質になる可能性があるため注意が必要です。

ブラッシングなどによる物理的ダメージ

ブラッシングによる「摩擦」や「静電気」によってキューティクルが剥がれると、髪のダメージに繋がり、そこから枝毛ができます。

強引にブラッシングして髪が摩擦を受けると、うろこ状のキューティクルが剥がれ、そこから髪内部の水分やたんぱく質が流れ出てしまいます。これによって髪内部がスカスカになると枝毛ができやすくなるのです

物理的なダメージを減らしたいなら、毛先を丁寧にブラッシングしましょう。また、ナイロン製のブラシよりも、動物毛でできたブラシの方が適度な油分による静電気防止作用が期待できます。

自然乾燥によるダメージ

枝毛は自然乾燥によるダメージからも発生します。キューティクルは濡れると開き、乾くと閉じるという性質があります。そのため、髪を濡れたまま放置するとキューティクルが開いたままになり、ダメージの原因になるため注意が必要です。

髪が濡れたままキューティクルが開いた状態でいると、摩擦や擦れに弱くなります。そのまま寝てしまうと枕との摩擦で、髪に大きなダメージを与えてしまう可能性も。

また、自然乾燥は濡れた状態が長時間続くため、頭皮に雑菌が繁殖し、かゆみや臭いの原因になることもあります。

髪を自然乾燥するデメリットは以下の記事でも紹介しています。

ドライヤーやヘアアイロンによる熱ダメージ

髪は熱に弱く、間違った使い方でドライヤーやヘアアイロンを使用すると熱ダメージで傷つけてしまい、枝毛ができてしまう可能性があります。

髪は熱を加えることにより、髪を構成するたんぱく質(全体の80〜85%※)が「タンパク質変性」を起こします。この変性によって髪が固くなりダメージ毛につながってしまうのです。

そのため、髪に近い距離でドライヤーを使用したり、ヘアアイロンを高温・長時間使用したりするのは注意が必要です。熱の影響で髪のダメージを加速させてしまう可能性があります。

このような、熱ダメージを避けながら枝毛を予防するには、ドライヤーやヘアアイロンの正しい使い方で熱による負担をできるだけ抑えることが大切です。
※参照:髪の構造について

紫外線によるダメージ

紫外線は肌と同様に髪の毛にもダメージを与え、枝毛ができてしまう原因になります。

実は、髪の毛は肌の2倍近い紫外線量を浴びている※といわれています。

紫外線の影響で、毛髪がダメージを受けてしまい、キューティクルがはがれた結果、髪が乾燥しがちに。こうなると、ちょっとした摩擦でも枝毛ができやすくなってしまいます。
※参照:「髪の日焼け」に備える

ストレスの影響

ストレスは血流を悪化させ、頭皮に十分な栄養が行き届かなくなるので、元気な髪が生まれにくくなります。その結果、枝毛になりやすい髪質になる可能性もあるでしょう。

髪の毛の主成分はたんぱく質で、これらの栄養素は血管を通って運ばれます。ストレスによる血行不足で髪の栄養素が足りなくなると、髪質が変わってしまい、手触りの悪い髪につながってしまうため注意が必要です。

そもそも枝毛とは

そもそも枝毛とは

そもそも枝毛とは髪のダメージが縦方向に起き、毛先が枝のように裂けた状態を指します。

ここでは、枝毛になるメカニズムや枝毛の種類を解説します。

  • 枝毛のメカニズム
  • 枝毛の種類

枝毛のメカニズム

髪内部から栄養や水分などが流出することで、髪の毛が裂けやすくなるのが、枝毛のメカニズムです。

髪の構造は外側から「キューティクル」「コルテックス」「メデュラ」にわかれています。

さまざまな理由でキューティクルがダメージを受けて剥がれてしまうと、コルテックスがむき出しの状態になります。コルテックスの水分や油分、たんぱく質が外に流れ出てしまうのです。その結果、髪内部に空洞ができ、髪の毛が裂けやすくなるといわれています。

よく勘違いされる枝毛と切れ毛の違いは、ダメージを受ける方向です。縦のダメージは「枝毛」になり、横のダメージは「切れ毛」につながり、横方向にプツンと切れてしまいます。

枝毛の種類

毛先が枝分かれしているタイプ

毛先が枝分かれしているタイプは典型的な枝毛です。毛先から二股になったり、細かく枝分かれしたりするものもあります。毛が細い猫っ毛の人に多い枝毛です。

毛先が途中で折れているタイプ

髪が途中でポキッと折れている状態です。パーマや縮毛矯正などでハイダメージを負った髪の毛に多く見られる枝毛です。

途中で裂けたり輪っかになったりしているタイプ

髪の毛の途中が裂けて輪っか状態になっている枝毛を指します。髪の毛が太く、ブリーチのような強い薬剤による施術で発生しやすい枝毛です。

毛先が細くなっているタイプ

毛先が極端に細くなっている状態も枝毛に分類されます。ダメージが蓄積しているロングヘアや、ヘアアイロンを長時間使用する人に多く見られる枝毛です。

枝毛は補修できる?

ここからは、枝毛が補修可能かどうか、以下の観点で解説していきます。

  • 一度傷んだ髪の補修は難しい
  • 枝毛の裂くのはNG

一度傷んだ髪の補修は難しい

一度ダメージを受けて発生してしまった枝毛を、元に戻すことはできません。髪の毛は、毛母細胞の活発な細胞分裂によって押し出されて生えてくる角化した細胞です。そのため、自力での補修ができないのがその理由です。

だからこそ、枝毛を作らないようにしっかりとしたケアを行うことが大切になります。

枝毛を裂くのはNG

枝毛を裂くとさらにダメージが深刻になる可能性が高いです。

枝毛を裂くことでキューティクルの損傷が大きくなり、毛先が細くなったり、パサパサした髪質になったりしてしまいます。ブラシが引っかかりやすくなってしまうこともあるので、注意が必要です。

ついつい枝毛を裂きたくなってしまう人もいるでしょうが、枝毛は見つけても裂かないようにしてください。

枝毛の対策方法

枝毛の対策方法

枝毛ができてしまったときの対策方法の例は、以下の2つです。

  • 枝毛をカットする
  • トリートメントで髪を保湿する

枝毛をカットする

一度枝毛になった髪の毛は補修できないため、ダメージを受けた部分をカットするのも一つの対策方法です。枝毛部分をカットすることで、ダメージの広がりを食い止める目的もあります。

枝毛から上の部分にもダメージが広がっている場合が多いので、枝毛から2cmほど上まで余裕をもってカットするとよいでしょう。

髪の毛を伸ばしている途中でも、定期的なメンテナンスカットが大切です。2~3ヶ月に1回のカットが、毛先までダメージの少ないヘアスタイルにつながります。

トリートメントで髪を保湿する

トリートメントやオイルで髪にうるおいを補給すれば、ダメージを目立ちにくくできます。

枝毛はキューティクルが傷つき、髪内部の水分や油分、たんぱく質が流れ出ているため、髪にうるおいを補えるトリートメントでのケアもおすすめです。

さらに、枝毛は毛先が広がりやすい特性があるため、トリートメントで保湿すればまとまり感も出やすくなります。トリートメントをすることで新しい枝毛の予防も可能です。

枝毛を予防するケア方法

枝毛を予防するケア方法は、主に以下の4つです。

  • カラーやパーマの頻度を調整する
  • 強引なブラッシングなどの摩擦を抑える
  • 紫外線対策を行う
  • ドライヤーやヘアアイロンのやり方を見直す

枝毛のないダメージレスな髪を維持するには、枝毛を作らないことが大切です。枝毛ができないようにケアをしたい方は、以下の内容を参考にしてください。

カラーやパーマの頻度を調整する

カラーやパーマをするときは、ある程度期間をあけましょう。強い薬剤は髪へのダメージが大きいため、短期間でカラーやパーマを繰り返さないようにします。

カラーや縮毛矯正は、リタッチ(根元)や前髪のみなど部分的に行い、薬剤の影響を少なくするのも枝毛を予防する一つの方法です。

ただし、施術によって空けた方がいい期間は異なるので、美容師と相談しながら頻度を決めましょう。

強引なブラッシングなどの摩擦を抑える

無理なブラッシングは避け、目の粗いヘアブラシで毛先から優しくほぐして摩擦を抑えましょう。

キューティクルが開いた状態は、摩擦や擦れに弱くなるため、髪が濡れたまま眠るのは控えてください。しっかり乾かした後は枕との摩擦を避けるため、ナイトキャップを利用したり、髪を枕の上にあげたりして摩擦によるダメージを抑えるのもよい方法です。

紫外線対策を行う

紫外線が直接当たらないように帽子や日傘で髪を保護しましょう。その際、遮光率の高いアイテムを選ぶと、紫外線の影響をより抑えられます。

帽子や日傘が使えない場合は、UVケアできるトリートメントや、髪にも使用できるスプレータイプの日焼け止めを使うとよいでしょう。

ヘアアイロンやドライヤーのやり方を見直す

ドライヤーやヘアアイロンのやり方を見直す

枝毛の原因を作らないために、ヘアアイロンやドライヤーのおすすめの使い方を解説します。

【ヘアアイロンのおすすめの使い方】

  • 濡れた髪は熱変性が起きやすいため、しっかり乾いた状態で使用する
  • 温度設定は高温にしすぎない(160℃以下が目安)
  • 滑りのよいヘアアイロンを使う
  • 髪を挟む際に強く挟みすぎず、毛束をすべらせるように使用する
【ドライヤーのおすすめの使い方】

  • ドライヤーの熱から髪を守るアウトバストリートメントをつける
  • ドライヤーを髪に近づけすぎず、乾きにくい根元から中間・毛先の順に乾かす
  • ドライヤーを左右に揺らしながら風をあて、熱が均等にいきわたるようにする

ヘアアイロンやドライヤーを高温で同じところに何度も使用してしまうと、髪内部のタンパク質を変形させてしまう影響で枝毛につながる可能性があります。そのため、使い方に注意が必要です。

おすすめの使い方で髪の毛を丁寧に扱い、枝毛のリスクを減らしましょう。

まず枝毛を作らないためには、ヘアアイロンの設定温度に注意しましょう。

SALONIAプレミアムラインのスムースシャイン ストレートヘアアイロンでは、80℃から210℃まで温度設定ができ、緩やかに髪を温める技術を採用しています。これにより、ダメージを抑えてツヤを出すためシルクのような髪質を実現することが可能です。

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従来モデルのSALONIAのストレートヘアアイロンはダイヤル式で120〜230℃の間で細かい温度設定が可能です。枝毛にも配慮できる温度、髪質に合った温度に調整できます。

大風量ドライヤーで乾かすことで、早く乾きやすくなります。その結果、髪が長時間熱にさらされずに済むため、ドライヤーの熱が髪の毛に与える影響を軽減できるでしょう。SALONIAのスピーディーイオンドライヤーなら、2.3㎥/min※の大風量で素早く髪を乾かせます。

※ TURBO時 / 自社測定による

以下の記事では、ドライヤーで早く髪を乾かすコツやヘアアイロンの基本的な使い方を解説しています。ぜひ合わせて読んでみてください。


【まとめ】枝毛になる前に正しいケアで予防しよう

枝毛になる前に正しいケアで予防しよう

枝毛は、キューティクルが損傷を受け、髪内部の水分や栄養素が流れ出たことによるダメージが原因でできてしまいます。

一度枝毛になった髪の毛は元の状態に戻せないため、日頃のケアで枝毛を予防することが大切です。とくに「熱ダメージを与えない」「摩擦を抑える」などの対策をしましょう。

枝毛にお悩みなら、SALONIAのプレミアムライン、スムースシャイン ストレートヘアアイロンをお試しください。

髪に熱を緩やかに伝え、水蒸気爆発を防ぐ独自プレートを搭載し、枝毛の原因になる熱のダメージを抑えられます。

さらに、髪のイオンバランスを整えるダブルリペアイオンも搭載し、まとまりある髪に導きます。
※ 髪の毛のイオンバランスを整えること。​髪の毛を補修するものではありません。

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従来モデルのSALONIAのストレートヘアアイロンはダイヤル式で120~230℃の間で温度設定が可能。髪質に合った温度に細かく調整できます。

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監修者紹介

石鍋寿仁さん/株式会社メークエンドウ教育部部長

都内美容室2件を経て美容メーカーへ転職、メーカー勤務時に薬剤開発、日本国内外のサロンの教育を受け持つ。その後、現在のサロンに入社、12店舗の美容室の技術教育やメニュー作成を統括している。
※記事中で紹介している商品の選定に、監修者は携わっておりません

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