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髪のパサつきの原因とは?自分でできるパサつき診断やお手入れ方法を解説

髪のパサつきの原因とは?自分でできるパサつき診断やお手入れ方法を解説

HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.126

「髪のパサつきのケア方法を知りたい」
「最近、毛先がパサついてゴワゴワする」

このように、髪のパサつきや広がりに悩んでいる人は少なくないでしょう。

毎日の何気ない行動が、髪のダメージになり、髪のパサつきにつながってしまいます。まずは、日頃のお手入れ方法を見直してみましょう。

本記事では、髪がパサつく原因から自分でできる対策方法まで解説します。自分の髪の状態がよくわからない人は、簡単にできる自己診断もご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

髪がパサつく原因の一つにヘアアイロンの熱ダメージがあります。SALONIAのスムースシャインヘアアイロンは、80~210℃まで幅広く温度を設定できるため、髪質に合わせて使いやすいヘアアイロンです。

大きなダメージの原因である水蒸気爆発を起こしにくいプレート素材を搭載しています。パサつきが気になる方はぜひご検討ください。

スムースシャインヘアアイロン

髪のパサつきとはどんな状態?

髪のパサつきとはどんな状態?
髪のパサつきは、髪の表面を覆っているキューティクルが傷つくことで、髪内部のうるおいが少なくなっている状態です。

キューティクルが傷つくと、以下のようなさまざまな髪の悩みにつながります。

  • 手触りが悪くなる
  • 毛先が広がりやすくなる
  • 髪がうねる

また、髪がパサつくと毛流れが揃わず、ツヤの無い印象に見えてしまうこともあります。

キューティクルには自己再生能力が無いため、一度傷つくと修復するのは難しいです。そのため、キューティクルを守ることが、髪のパサつきを予防することにもなります。キューティクルの意味や働きについて詳しく知りたい方は、下記記事も参考にしてみてください。

簡単!髪のパサつき自己診断

自分の髪の状態を簡単にチェックできるパサつき診断をご紹介します。

【髪のパサつき自己診断】

▼髪が濡れているとき

  • 髪をとかしたときに、引っかかったり絡まったりする
  • ドライヤーで乾かすときに時間がかかる

▼髪が乾いているとき

  • 毛先に切れ毛や枝毛が多い
  • 髪を1本つまみ、根元から毛先まで指を滑らせたとき、キュキュッとした抵抗感がなく、スルスルと滑る感覚がある
  • チリチリしている毛があったり、毛先がゴワゴワして広がったりしている

項目に1つでも当てはまる場合、髪のパサつきが始まっているかもしれません。「最近、髪のダメージが気になる」人は、ぜひチェックしてみてください。

髪がパサつく4つの原因

髪がパサつく5つの原因
髪がパサつく代表的な原因を4つご紹介します。

  • ドライヤーやヘアアイロンによる熱ダメージ
  • 摩擦によるダメージ
  • 紫外線によるダメージ
  • 加齢による髪質の変化

この章でパサつきの原因を詳しく理解し、対策しましょう

ドライヤーやヘアアイロンによる熱ダメージ

ドライヤーやヘアアイロンの熱によって、髪の毛の主成分「タンパク質」が熱変性を起こすと、髪がごわついてパサつきやすくなります。

一般的に、熱変性は乾いた髪の場合は約90℃で始まるといわれています。

そのため、ドライヤーを髪に近づけすぎたり、長時間同じ場所に温風を当てたりするとダメージを受けやすくなることも。

毎日のヘアケアにドライヤーやヘアアイロンは欠かせない存在ですが、使い方によっては髪にダメージを与える可能性もあるため、熱を与えすぎないように気をつけましょう。

摩擦によるダメージ

摩擦によって髪表面のキューティクルが傷つくと、髪がパサつく原因になります。

日々の暮らしの中で、髪の摩擦が起きやすいタイミングは以下の通りです。

  • シャンプーのときのゴシゴシ洗い
  • タオルドライのときの摩擦
  • 睡眠時の枕の摩擦

睡眠時の摩擦を抑えるヘアキャップや、繊維がやわらかいシルクの枕カバーなどの利用をおすすめします。 また、半渇きの状態などで寝るのは絶対NGです!

紫外線によるダメージ

紫外線は熱と同じようにタンパク質変性を起こし、髪のパサつきの原因になります。

髪が紫外線を浴びると、髪内部にフリーラジカル(活性酸素)と呼ばれる物質が発生し、タンパク質が不安定になります。

フリーラジカルが多くなると、切れ毛や枝毛が発生しやすくなり、髪のダメージが進んでしまう可能性も。

特にプールや海などは紫外線が強いため、髪がダメージを受けやすいです。

加齢による髪質の変化

加齢によって、髪質がパサついて感じることもあります。

30代以降は肌の変化を感じるように、年齢を重ねることで髪質も変化していきます。

女性ホルモンの変化や、髪の水分量・皮脂量の変化でパサつきやすくなるからです。

以前より、髪の広がりやダメージを感じやすくなった人は、より日々のヘアケアが大切です。

自分でできる!髪のパサつきを予防する6つの方法

自分でできる!髪のパサつきを予防する6つの方法

自分でできる髪のパサつきを予防する方法を6つご紹介します。

  • シャンプーのやり方を見直す
  • ドライヤーの熱ダメージから髪を守る
  • ヘアアイロンからのダメージを抑える
  • ヘアケアアイテムを取り入れる
  • 髪に必要な栄養素を摂取する
  • 夏は紫外線対策を意識する

自宅でも少し意識するだけでできる対策ばかりなので、パサつきが気になる人はぜひチェックしてみてください。

シャンプーのやり方を見直す

毎日行うシャンプーのやり方を見直すことで、髪のパサつきを予防できます。正しい方法でシャンプーをすることで、髪同士の摩擦を減らしたり、洗い残しを防いだりできるからです。

髪のダメージを考慮したシャンプーのやり方は、以下のとおりです。

  • シャンプー前にブラッシングで毛流れを整える(ホコリなど軽い汚れを落とす)
  • シャンプーはたっぷり泡立てて優しく洗う
  • ぬるめのお湯で丁寧にすすぐ

この章で、髪のパサつきを防ぐシャンプーの方法を確認しましょう。

シャンプー前にブラッシングで毛流れを整える(ホコリなど軽い汚れを落とす)

髪が絡まったままシャンプーをすると摩擦が大きくなるため、シャンプー前にブラッシングで髪を整えましょう。

その際、無理なブラッシングをすると、髪が引っ掛かって切れてしまうこともあります。

ブラッシングは根元から一気にとかすのではなく、毛先から少しずつ絡まりを取りましょう

シャンプー前のブラッシングは、髪についたホコリを適度に落とすため、泡立ちアップにもつながります。

シャンプーはたっぷり泡立てて優しく洗う

シャンプーはしっかり泡立てて使いましょう。たっぷりの泡は、髪同士を摩擦から守るクッションのような役割を果たします。

泡を立てようと、シャンプーを過度に使うのもすすぎ切れず、頭皮に汚れを残すことにつながるのでよくありません。ショートヘア~ミディアムヘアで2プッシュ、ロングヘアで4プッシュ程度にしましょう。

その際、ゴシゴシと力を入れて洗うと、髪にも頭皮にもダメージになります。指の腹で優しくマッサージするように洗いましょう。

ぬるめのお湯で丁寧にすすぐ

シャンプーは洗い残しの無いように、ぬるめのお湯で丁寧にすすぎましょう。

シャンプーやコンディショナーが残ってしまうと、頭皮トラブルにつながり、結果的に元気な髪が育たない原因になってしまいます。

髪の長さにもよりますが、すすぎ時間の目安は2分~3分程度です。長く感じるかもしれませんが、洗った時間よりも長めにすすぐことで、洗い残しを防げます。

ドライヤーの熱ダメージから髪を守る

ドライヤーを髪にかける方法を工夫することで、熱ダメージから髪を守れます。髪の毛の水分をしっかりふき取ることで、ドライヤーの使用時間を短縮できるからです。また、風の向きや温度を工夫することで、キューティクルを整えられます

ドライヤーの熱ダメージから髪を守る4つのポイントは、以下のとおりです。

  • タオルドライを念入りに行う
  • ドライヤー前にはアウトバストリートメントを塗る
  • ドライヤーの風は上から下に向かってあてる
  • 8割程度乾いたら冷風に切り替えて仕上げる

ポイントを意識して、髪のパサつきを予防しましょう。

タオルドライを念入りに行う

ドライヤーの前に、タオルドライでしっかり髪の毛の水分をふき取りましょう。

濡れた髪の水分をある程度ふき取ると、ドライヤーの使用時間の短縮になり、ダメージを抑えられます。

ただし、髪の毛同士を擦りあうようなタオルドライはNG。ふんわりと包み込んで、ギュッと挟みこむようにふき取りましょう。

ドライヤー前にはアウトバストリートメントを塗る

ドライヤーをする前に、アウトバストリートメントを使用しましょう。

アウトバストリートメントはお風呂以外で使うトリートメントで、洗い流さないトリートメントとも呼ばれます。ドライヤー前に髪になじませることで熱ダメージを防ぎながら、髪をつややかにコンディショニングしてくれるアイテムです。

SALONIAのスタイリングオイル(ウェット)やスタイリングミルク(ストレート)も、熱ダメージから髪を守ってくれるスタイリング剤です。髪のパサつきが気になっている方は、ぜひ利用してみてください。

スタイリングオイル

スタイリングミルク

ドライヤーの風は上から下に向かってあてる

ドライヤーの風は上から下に向かって当てましょう。キューティクルの流れが整い、乾いた後に広がりにくくなります。

ドライヤーは頭皮・根元から毛先の順に当ててください。

同じ部分ばかりに温風が当たらないように、片方の手で髪を揺らしながら乾かしましょう。

8割程度乾いたら冷風に切り替えて仕上げる

8割程度乾いたら冷風に切り替えると、キューティクルが閉じて髪内部の水分が保持されやすくなります

冷風でキューティクルが整うと、ツヤもでてきます。

髪が長い人や毛量が多い人は、必然的にドライヤーの時間も長くなりがちです。

温風に当たる時間が長いと熱ダメージを受けやすくなるため、途中で冷風を挟むといいでしょう。

ドライヤーの熱ダメージから髪を守るには、髪を乾かす時間を短縮することが重要です。SALONIAのスピーディーイオンドライヤーは、2.3㎥/min※1の大風量で、従来より30%ドライ時間をカット※2できます。また、COOL(冷風)も備えているので、髪の艶出しにも便利です。

※1 TURBO時 / 自社測定による
※2 自社製品(SL-007)との比較

スピーディーイオンドライヤー

髪の乾かし方やドライヤーの冷風機能については、以下の記事でも詳しく解説しています。気になる人はぜひご覧ください。

ヘアアイロンからのダメージを抑える

ヘアアイロンを使うときはしっかり髪を乾かしたり温度を調整したりすることで、髪のパサつきを防止できます。髪が濡れたままだと、パサつきの原因となる水蒸気爆発を起こすからです。また、髪質や部位に合った温度でヘアアイロンを使用することで、パサつきを抑えられます。

ヘアアイロンからの熱ダメージを抑える2つのポイントは、以下のとおりです。

  • しっかり髪が乾いた状態で使用する
  • 温度を調整する

この章で、ヘアアイロンを使っても髪のパサつきを抑えられる方法を確認しましょう。

しっかり髪が乾いた状態で使用する

ヘアアイロンはしっかり髪が乾いた状態で使用しましょう。

濡れた髪に熱を与えると、一気に水分が飛ぶ水蒸気爆発を起こし、髪がパサついてしまいます。

また、髪のパサつきの原因となるたんぱく質変性は、濡れた髪だと60℃程度で起こると言われています。

ヘアアイロンは、低温でも80~120℃のため、濡れた髪への使用が大きなダメージを与えることは簡単にイメージできるでしょう。

温度を調整する

髪のパサつきを抑えるためには、自分の髪質や部位に合った温度でヘアアイロンを使うことが重要です。

ヘアアイロンの温度は髪のダメージ具合や太さによって適温が変わります。

クセが付きにくい温度だと、スタイリングに時間がかかり、かえってパサつきが進んでしまうことも。髪質に合った温度を見つけることが大切です。

太くしっかりとした髪は160〜180℃前後が適温と言われています。一方、細くやわらかい髪は比較的クセがつきやすいため、150℃以下を目安にしましょう。

部位ごとの目安やヘアアイロンの種類による温度目安を知りたい人は、以下の記事で詳しくご紹介します。ぜひチェックしてみてください。

SALONIAのスムースシャインヘアアイロンは、髪を緩やかに温める独自のプレート素材を搭載しています。パサつきの原因となる水蒸気爆発を抑えながら、ヘアアレンジが可能です。

80~210℃まで温度調整ができるため、髪質に合わせて使用できます。低温ケア※3で髪にツヤを出すなど、使い方が幅広いのも特徴です。
※3 プレート素材、ダブルペリアイオン、80℃〜の温度設定の組み合わせのこと

スムースシャインヘアアイロン

ヘアケアアイテムを取り入れる

髪のパサつきを予防するなら、毎日のケアにヘアケアアイテムを取り入れるのもおすすめです。

主なヘアケアアイテムの違いを解説します。

ヘアケアアイテム 役割
リンス・コンディショナー 髪の表面をコーティングする
トリートメント・ヘアマスク 髪の内部補修をする
ヘアオイル・アウトバストリートメント 髪をコーティングして、ドライヤーやヘアアイロンの熱から髪を保護する

トリートメントやヘアマスクは、髪の内部までうるおいを入れることで、髪のパサつきやダメージケアにつながります。

また、ヘアオイルはスタイリング剤として使用すると、毛先にまとまりが出てパサつき対策にもなります。

とくに髪のパサつきが気になる人は、ヘアマスクなどで週1~2回のスペシャルケアを行うのもおすすめです。

髪に必要な栄養素を摂取する

髪の主成分であるタンパク質を中心に意識して取り入れましょう。

タンパク質はハリツヤのある健やかな髪に欠かせない成分です。そのため、不足するとツヤのないパサついた髪になってしまいます。

普段の食生活が偏っていないか、再確認してみてください。

「タンパク質」は肉や魚・大豆などから摂取できます。プロテインを飲むのもおすすめです。

他にも、元気で丈夫な髪の元になる「ビタミン」「亜鉛」なども積極的に取り入れましょう

夏は紫外線対策を意識する

紫外線の量が増える夏は、顔や身体だけでなく髪の毛や頭皮の紫外線対策も行いましょう。

帽子や日傘など、UVカット機能のあるアイテムがおすすめです。

髪に吹きかけられる日焼け止めスプレーなども活用して、紫外線から髪を守りましょう。

【まとめ】毎日のケアで髪のパサつきを予防しよう!

髪のパサつきには、ヘアケアや食生活の見直しが重要です。髪のパサつきの対処法は以下の6つのポイントを押さえておいてください。

  • シャンプーのやり方を見直す
  • ドライヤーの熱ダメージから髪を守る
  • ヘアアイロンからのダメージを抑える
  • ヘアケアアイテムを取り入れる
  • 髪に必要な栄養素を摂取する
  • 夏は紫外線対策を意識する

とくに毎日使用するドライヤーやヘアアイロンは、髪のパサつきを抑えられる製品選びをおすすめします。

毎日のヘアケアでパサつきの無い綺麗な髪を目指しましょう。

髪がパサつく原因にドライヤーによる熱ダメージがあります。そのため、熱ダメージを抑えるために、大きい風量で乾かす時間を短縮するのもよいでしょう。SALONIAのスピーディーイオンドライヤーは、2.3㎥/min※4の風量で乾かせます。
※4 TURBO時 / 自社測定による

スピーディーイオンドライヤー

髪のパサつきを抑えるには、ヘアアイロンの設定温度に留意しましょう。SALONIAのスムースシャインヘアアイロンは、80~210℃まで髪質に合わせて調整できます。低温ケア※5で髪にツヤを出すなど、使い方が幅広いのも特徴です。
※5 プレート素材、ダブルペリアイオン、80℃〜の温度設定の組み合わせのこと

スムースシャインヘアアイロン

監修者紹介

木村友子さん/Un amiプレス

5年間Un amiグループのレセプション勤務を経たのち、プレスに転向。Un amiに入社前は美容師も経験。現在はプレスとして運営・広報に携わる。
※記事中で紹介している商品の選定に、監修者は携わっておりません

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