どうしてもコテで髪がうまく巻けない!巻けない原因や初心者でもうまく巻くコツを紹介
HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.108
「コテで髪がうまく巻けない…」「コテでうまく巻けない原因は何?」とコテでうまく髪が巻けなくて悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
コテで上手に髪を巻くためには、コツをおさえるのが大切です。この記事では髪がうまく巻けない6つの原因とうまく巻くための8つのコツを解説します。初心者におすすめのコテで作れるヘアスタイルも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
コテでうまく髪が巻けない方に試していただきたいのがSALONIAのイージーカールヘアアイロン。ヘッド部分が360℃回るので、難しい操作なしできれいなカールを作れます。
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Contents
コテで髪がうまく巻けない6つの原因
コテで髪がうまく巻けない場合、以下の原因が考えられます。
- 髪の長さに合う太さのコテを使っていない
- 使いやすいコテを選んでいない
- コテを適切な温度に設定していない
- 巻く前に髪をきちんと乾かしてない
- 一度に巻く髪の量が多すぎる
- 巻いた後に髪をすぐほぐしている
それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。
1.髪の長さに合う太さのコテを使っていない
髪の長さに合う太さのコテを使っていないと、イメージ通りに巻けないことがあります。
コテには19mm、25mm、32mmなどのサイズがあり、サイズによってカールの大きさが変わります。たとえば短い髪をしっかりウェーブさせたいなら19mmなどの細めのコテが、髪が長くふわっと巻きたい方は、32mmなどの太めのコテが適しているでしょう。
コテのサイズ | おすすめの髪の長さ | 特徴 |
---|---|---|
19mm | ショートヘア | ・細かいカール ・短い髪もしっかりとウェーブ |
25~26mm | ボブ~ミディアム | ・ボリュームのあるふんわりカール ・長い髪ほどカールがキツめに |
32mm | ミディアム~ロングヘア | ・ベーシックなサイズ ・短めの髪はふわっとカール ・長い髪はしっかり華やかなカール |
自分の髪の長さや、仕上がりのイメージに合わせてコテの太さを選ぶことが大切です。自分の髪の量に合った太さのコテを詳しく知りたい方は、こちらの記事も一緒にご確認ください。
2.使いやすいコテを選んでいない
コテが使いにくいと、髪がうまく巻けない可能性があります。
たとえば髪を挟む部分の滑りが悪かったり、挟む力が強すぎたりすると、巻くときに髪が引っかかりきれいなカールがつきにくくなります。コテの経年劣化で挟む面の素材がはがれたり、温度調節がうまくできなくなったりすることも、思うように巻けない一因です。
使いにくいコテは髪への摩擦が強いことも多く、髪が傷む恐れもあるので注意しましょう。
髪に触れる場所にセラミックコーティングがほどこされているコテなら、巻くときに引っかかりにくく、アレンジをスムーズに行えます。コテの素材も、選ぶ際のポイントに加えてみましょう。
3.コテを適切な温度に設定していない
コテが適切な温度設定でないことも、イメージ通りのカールがつかない原因です。
コテの温度が高すぎるとカールがきつくなりすぎ、反対に低すぎるとカールがつきにくくなります。加えて髪は熱に弱く、コテが極端に高温だったり、カールがうまくつかず何度も同じ場所にコテをあてたりすると傷みやすくなります。
コテの適切な温度はのちほど解説するので、あわせてチェックしてみましょう。
4.巻く前に髪をきちんと乾かしてない
髪を巻く前に髪が乾いていないと、うまく巻けないケースも少なくありません。髪の水分が多すぎると、うまくカールがつかないからです。
髪は熱を加えることで、たんぱく質が固まる熱変性と呼ばれる現象を起こすことがあります。熱変性を起こした髪はキューティクルが開いたままになり、内部の水分などが流出しやすい状態です。
熱変性は髪が乾いていれば100℃から起きますが、髪が濡れた状態だと60℃ほどではじまります。以上の理由から、髪をきちんと乾かさずコテをあてると、髪が傷みやすいので注意しましょう。
えりあしや耳の裏はとくに髪が密集して乾かしにくい場所です。髪を巻く前にはこれらの場所も残さず、しっかりとドライヤーで乾かしましょう。
5.一度に巻く髪の量が多すぎる
コテ(カールアイロン)で一度に巻く髪の量が多すぎても、上手に巻けません。
急いでいるときほど、一度に巻く髪の量は多くなりがちです。巻く髪が多すぎるとヘアアイロンの熱が全体にうまく伝わらず、巻き方にムラができたり、カールが長持ちしなかったりします。
一回に巻く髪の量の目安は5~6cm幅が目安。熱が均一に伝わる量を意識しましょう。
6.巻いた後に髪をすぐほぐしている
巻いた髪をすぐにほぐすと、きれいな仕上がりにならないこともあります。
髪は熱い状態から冷めるときにしっかりとクセがつくため、熱いうちにほぐすとカールが伸びた状態で冷えて、きれいな仕上がりになりません。巻いたあとの髪はすぐにほぐさず、ある程度冷めてから手を加えましょう。
コテで髪をうまく巻く8つのコツ
コテで髪をうまく巻くコツは主に以下の8つがあります。
- 自分に合ったコテを使う
- 温度を適切に設定する
- 髪をきちんと乾かしておく
- 髪のクセはブローで直しておく
- 髪をブラッシングしてから巻く
- 巻く前にコテ用のスタイリング剤をつける
- 髪をブロッキングしてから巻く
- 巻いた後は髪が冷めるまで待つ
8つのコツを詳しく紹介するので、コテで髪を巻くときに実践してみましょう。
1.自分に合ったコテを使う
髪をうまく巻くうえで重要なのは、自分に合ったコテを使うことです。具体的には以下2つのポイントを確認しましょう。
- 挟んだ際の滑りのよさ
- 髪の長さに合う太さ
コテは挟んだあとに髪の上を滑らせるので、スムーズに滑るコテならきれいなカールが作りやすいでしょう。
それぞれの髪の長さに合うコテの太さは、以下の表が目安です。
髪の長さ | コテの太さ |
---|---|
ベリーショート・メンズヘア | 19mm |
ショート~ボブ | 25~26mm |
ミディアム~ロングヘア | 32mm |
2.温度を適切に設定する
コテを適切な温度設定にするのも、髪をうまく巻くコツです。髪質や巻く場所によって適切な温度が変わるので、柔軟な温度設定ができるコテがあるとスムースでしょう。
髪質別の温度の目安は以下のとおりです。
髪質 | コテの設定温度 |
---|---|
太く硬めの髪 | 160~180℃ |
細くやわらかめの髪 | 150℃以下 |
太くコシの強い髪ほどカールがつきにくい傾向にあるので、細くやわらかい髪よりも高めの温度がおすすめです。
部位別の温度の目安も見てみましょう。
髪の部位 | コテの設定温度 |
---|---|
前髪 | 130~150℃ |
根元 | 140~180℃ |
毛先 | 120~140℃ |
根元の髪に比べて毛量が少ない前髪や傷みやすい毛先は、やや低めの温度にします。
なお、素早く巻けるようになったら高めの温度でもOKです。個人の髪質によって適した温度は異なるので、自分にあった温度を見つけてみましょう。
コテも含めたヘアアイロンの温度は、以下の記事で詳しくご紹介しています。
3.髪をきちんと乾かしておく
コテで髪を巻く前には、きちんと髪を乾かしておくことも大切です。乾いた状態の髪でないときれいに巻けないだけでなく、髪を傷める恐れがあります。
基本的なドライヤーの手順は、以下の通りです。
- タオルドライでできるだけ髪の水分を取る
- ドライヤーの温風で根元から毛先の順番で乾かす
- 仕上げにドライヤーの冷風をあてる
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ドライヤーで髪の毛を早く乾かす方法が知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
4.髪のクセはブローで直しておく
髪にクセがついている場合は、ブローの段階である程度直してから髪を巻きましょう。クセがあると根元から髪が割れたりカールが均一につかなかったりして、きれいに巻けないことがあります。
ブローの基本的な手順を見てみましょう。
- 髪全体を水や寝ぐせ直しスプレーで湿らせる
- ドライヤーの温風をあてながらクセを直す
- 仕上げにドライヤーの冷風をあてる
ショートヘアの場合は手ぐしを通しながら、いろいろな角度から温風をあてましょう。ミディアム以上の長さなら、手ぐしで髪を引っ張るようにブローするのがコツです。
5.髪をブラッシングしてから巻く
髪をコテで巻く前にブラッシングしておくと、スムーズに髪が巻けます。ブラッシングにより髪のもつれが取れてコテの熱が均一にあたり、きれいなカールになるためです。
また、髪のもつれが取れることでコテがスムーズに通り、摩擦によるダメージ軽減も期待できます。スムーズに巻ければコテのやり直しも少なくなり、熱によるダメージがよりおさえられるでしょう。
6.巻く前にコテ用のスタイリング剤をつける
コテで髪を巻く前にコテ用のスタイリング剤をつけると、よりきれいに仕上がるでしょう。コテ用スタイリング剤は、コテの熱から髪を守りつつ、カールを長くキープできるのがメリットです。
コテ用のスタイリング剤はオイルやヘアミルクなどの種類に分かれ、製品によって使用するタイミングが異なります。
使用するスタイリング剤の注意書きなどを確認のうえ、使用しましょう。
SALONIAのスタイリングオイル(ウエット)なら、ウェーブがきれいにつきやすくなり、ほどよい束感のあるウェットなスタイルが実現できます。
アイロン用のヘアオイルについては、以下記事で詳しく解説しています。アイロンの前後どちらでつけるかも解説しているので、こちらも読んでみてください。
7.髪をブロッキングしてから巻く
髪をブロッキングしてからコテを使うのも、うまく巻くためのコツです。均等に束を作ることで髪をきれいに巻けます。
ブロッキングは以下の手順で行いましょう。
- 髪を上下に分ける
- 上段の髪をしっかり留める
- 分け目のラインが出るように意識しつつ、こめかみを基準に上下の髪を分ける
ブロッキングをはじめ、初心者が覚えておきたいコテの巻き方は、以下の記事で解説しています。
8.巻いた後は髪が冷めるまで待つ
髪を巻いたあとは、コテで与えた熱が冷めるまで少し待ちましょう。コテでつけたカールがしっかりとクセづくのは熱くなった髪が冷めるときです。
急いでいる場合はドライヤーの冷風をあてると、髪が早く冷めます。
ここまで紹介した髪を巻くコツを踏まえても、きれいなカールをつくることが難しいと感じる方は、コテで髪を巻くのが苦手な方に向けて開発されたSALONIAのイージーカールヘアアイロンをぜひご検討ください。
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初心者におすすめ!コテで簡単にできる巻き方に挑戦しよう
最後にコテを使ってできる簡単なスタイリング3つを紹介します。
- シンプルだけどおしゃれに決まる|外巻きワンカール
- 上品なスタイルにしたいとき|内巻きワンカール
- ハーフアップをもっと華やかに|内巻きアレンジ
シンプルだけどおしゃれに決まる|外巻きワンカール
シンプルながらこなれて見える、おしゃれな外巻きワンカールです。ミディアムヘアの方はいつものスタイリングに取り入れてみてくださいね。
- ブロッキングした下段の髪をさらに3つに分ける
- 髪の中心から毛先までアイロンでスライドさせるように一回熱を通す
- プッシュレバーが内側にくるように持ち替え中心からスライドさせて毛先をワンカール外巻き
- 上段の髪も同様に巻く
- 毛先を軽くほぐして完成
上品なスタイルにしたいとき|内巻きワンカール
清楚で上品なイメージの内巻きワンカールです。1つ前の外巻きワンカールとほぼ手順は同じですが、カールの向きで違う印象が作れます。
- ブロッキングした下段の髪をさらに3つに分ける
- 髪の中心から毛先までアイロンでスライドさせるように一回熱を通す
- プッシュレバーが外側にくるように持ち替え中心からスライドさせて毛先で半回転
- 上段の髪も同様に巻く
- サイドの髪は後ろに流れるように巻く
- 毛先を軽くほぐして完成
コテは半回転でとどめると、ほどよい内巻きカールになるでしょう。外巻きアレンジと同じく、プッシュレバーの向きには注意してくださいね。
ハーフアップをもっと華やかに|内巻きアレンジ
いつものハーフアップも、髪を巻くことでさらに華やかになります。仕上げの飾りにはピンやリボンなどお好みの髪飾りをつけましょう。
- 一度アイロンを通し髪に熱を入れる
- 髪全体を内巻きにする
- 結び目の上を半分に割ってくるりんぱする
- くるりんぱした髪をほぐす
- 結び目にピンをつける
より詳しいアレンジ方法が知りたい方は、こちらの記事をチェックしてください。
【まとめ】コテでうまく巻けないときはコツをおさえて髪を巻く練習をしよう
髪をうまく巻きたいなら、コツをおさえつつ練習をしてコテの扱いに慣れることが大切です。
コテのスイッチをオフにした状態で髪を挟む練習をして、ゆっくり巻いても髪が傷まないように低めの温度から挑戦してみましょう。髪をきちんと乾かす、ブラッシングをするなど巻く前の一手間も欠かせません。
また、使いやすく自分の髪の量や髪質に合ったコテならヘアアレンジもしやすくなり、うまく巻けるようになりますよ。
SALONIAでは2種類のカールアイロンを展開中です。
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紹介したコツを試してもうまく巻けない方は、イージーカールヘアアイロンをぜひチェックしてみてください。ヘッドが360℃回転するので、簡単な操作できれいなカールが作れます。コテでうまく巻けないとお困りの方は検討してみてくださいね。
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