「洗顔ブラシを使うと毛穴が広がる」は誤解!正しい使い方を解説
HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.48
しかし、毛穴が広がるのは洗顔ブラシそのものが原因ではなく、使用方法や頻度に問題があるのかもしれません。正しく洗顔ブラシを使用すれば、手で洗うよりも効果的に毛穴汚れにアプローチできます。この記事では、毛穴が広がってしまう原因と、洗顔ブラシの正しい使い方について詳しく解説します。
毛穴の汚れにお悩みの方は、SALONIAのイオンフェイシャルブラシ(電動洗顔ブラシ)をご検討ください。細かな振動と約42℃の温感機能によって、毛穴の奥で固まっている汚れに優しくアプローチできます。肌に優しい洗顔ブラシをお求めの方はぜひチェックしてみてください。
Contents
洗顔ブラシで毛穴が広がるのは使い方が間違っているから
個人差はありますが、正しく洗顔ブラシを使用すれば、洗顔ブラシの使用が原因で毛穴が広がる可能性は低いです。ただし、肌を傷つけるような使い方や必要な皮脂まで奪ってしまうほど使う頻度が高いと毛穴が広がる恐れがあります。
洗顔後に保湿をしなかった場合も毛穴が広がる原因になるため、洗顔ブラシの使用後はしっかり保湿することが大切です。
毛穴が広がる原因
毛穴が広がる理由は主に以下です。
- 皮脂の過剰分泌
- 加齢
- 乾燥
- 紫外線
- 食生活
- ストレス
顔の毛穴は皮脂腺が大きく発達しているため、もともと他の部分より毛穴が気になりやすい傾向があります。
皮脂の分泌量は思春期~20代前半がもっとも多く、加齢とともに減っていきます。そのため、若いうちは皮脂の過剰分泌が、年を重ねると乾燥が毛穴の広がりの原因になりやすいです。
また、紫外線は毛穴のたるみの一因となり、毛穴のたるみが毛穴の開きにつながります。肌の水分が不足しているとさらに毛穴が広がって見えやすいので、紫外線と水分不足には普段から注意しましょう。
洗顔ブラシの効果
ここでは、洗顔ブラシの効果を具体的に説明します。
- 毛穴の奥の汚れにアプローチできる
- 黒ずみやくすみなどの汚れを落とせる
毛穴の奥の汚れにアプローチできる
洗顔ブラシなら、手では届かない毛穴の奥の汚れにもアプローチできます。手や指では毛穴の奥まで届きませんが、洗顔ブラシは毛先が細いものが多いため届きやすいです。
汚れにしっかりアプローチできるため、化粧水や美容液も角質層のすみずみへ浸透しやすくなります。汚れをきちんと落としてからスキンケアをすることで、効果的なスキンケアが可能です。
黒ずみやくすみなどの汚れを落とせる
洗顔ブラシは、手洗いよりも毛穴の黒ずみやつまり、くすみなどの汚れにアプローチできます。
洗顔ブラシは、皮脂分泌がとくに多く汚れが溜まりやすいTゾーンの洗顔に使いやすく、気になるいちご鼻にも使用可能。
これらの汚れが気になっている方は利用を検討してみるとよいでしょう。
洗顔ブラシの種類
洗顔ブラシには以下の2つの種類があります。ここでは、それぞれの特徴や使い方を説明します。
- 手動式
- 電動式
手動式
手動式は筆のような見た目の洗顔ブラシです。安価なものが多く、ドラッグストアなどで気軽に購入できます。
素材は天然毛や人工毛などがあります。自分で力加減を調節しながら動かすので、洗顔時は力を入れすぎないように注意が必要です。
電動式
電動式はブラシが自動で回転したり振動したりする洗顔ブラシです。顔の上を滑らせるだけでよいため力を入れる必要がなく、肌を傷つける心配が少ないメリットがあります。ただし、機能性がよいほど価格が高くなる点がデメリットです。
SALONIAの電動洗顔ブラシ「イオンフェイシャルブラシ」なら、イオン導出と1分間に約9,000回の細かな振動により毛穴の汚れを浮かせながら洗えます。
約42℃の温感機能により毛穴の奥で固まっている汚れにもアプローチ可能です。強くこすったり押し当てたりする必要がないので、肌にも優しい洗顔ブラシです。
洗顔ブラシの正しい使い方
ここからは、洗顔ブラシの正しい使い方を説明します。
- クレンジングでメイクを落とす
- 洗顔ブラシを濡らす
- 洗顔料を泡立てる
- ブラシを軽く顔に当てながら洗顔する
- 使用後はブラシをよく洗ってから保管する
クレンジングでメイクを落とす
洗顔ブラシを使う前に、メイクはクレンジングでしっかり落としましょう。メイクが残ったまま洗顔ブラシを使うと、汚れを毛穴の奥に押し込んでしまう恐れがあります。
洗顔ブラシを濡らす
顔に当てる前に洗顔ブラシを濡らします。乾いたままでは肌への摩擦が大きすぎるので、必ず濡らしてから顔に当てましょう。
洗顔料を泡立てる
洗顔料は泡立ててから顔につけます。泡立て方は洗顔料や洗顔ブラシによって異なり、洗顔ブラシで手のひらに円を描いて泡立てる場合や、洗顔ネットで泡立ててから使う場合もあります。
最初から泡で出てくるフォームタイプが簡単でおすすめです。
ブラシを軽く顔に当てながら洗顔する
顔の内側から外側に向かって、優しく円を描くようにブラシを顔に当てていきましょう。
肌を傷つけてしまうのでブラシを強く押し当てないよう注意してください。額と顎の骨、ほお骨の周りはとくに優しくブラシを滑らせましょう。
ブラシを当てにくい部分があれば無理やり押し当てず、指で洗いましょう。
使用後はブラシをよく洗ってから保管する
洗顔後はブラシをよく洗い、風通しのよい清潔な場所に保管してください。風通しの悪いところや不潔なところに置いておくとブラシに雑菌が繁殖してしまいます。
とくに電動式の場合は、浴室などの湿気の多い場所に放置すると、本体内部で結露や錆びが発生し故障の原因になります。お手入れ後は、湿気の少ないところに保管しましょう。
洗顔ブラシの使い方は、以下の記事でも詳しく解説しています。
洗顔ブラシを使うときの注意点
ここでは、洗顔ブラシを使う際に注意すべきことを解説します。
- 使用頻度はメーカーの推奨する使い方を確認する
- 長時間使わない
- たっぷりと泡立ててから使用する
使用頻度はメーカーの推奨する使い方を確認する
洗顔ブラシの推奨使用頻度はメーカーによって異なるので、メーカー推奨以上の頻度では使用しないようにしましょう。使用頻度が多いと必要な皮脂まで奪ってしまい、毛穴が広がる原因になります。
とくに指定がなければ1週間に1度のペースではじめ、肌の調子を確認しながら頻度を調節してみてください。
長時間使わない
長時間使うと肌荒れの原因になるため、1度の使用時間は短めにしましょう。電動式はメーカーの推奨するやり方を参考にしてください。手動式なら、各パーツ最大20秒程度を目安にしましょう。
たっぷりと泡立ててから使用する
泡が少ないと摩擦が強すぎて肌を傷つけてしまうので、もっちりとした弾力のある泡を目指して泡立てましょう。手で洗顔するときよりも少し多いくらいのたっぷりの泡を心がけてください。
「洗顔ブラシを使わない方がいい」という噂については、以下の記事で解説しています。
洗顔ブラシをおすすめする人
洗顔ブラシは以下に当てはまる人におすすめです。
- 毛穴の黒ずみ汚れが気になる人
- 肌のくすみ汚れが気になる人
毛穴の汚れの悩みは洗顔ブラシによってケアできる可能性があります。ただし、肌荒れがひどいときは洗顔ブラシにより悪化させてしまうリスクがあるので、肌の状態がよくなるまで待ちましょう。
洗顔ブラシを正しく使って適切な毛穴ケアを
適切に使用すれば、洗顔ブラシの使用が原因で毛穴が広がる可能性は低いです。ただし、正しい使い方をしないと肌を傷つけてしまい、結果的に毛穴が広がる可能性はあります。また、洗顔ブラシに雑菌が繁殖しないよう保管方法にも注意しましょう。
SALONIAの電動洗顔ブラシ「イオンフェイシャルブラシ」は、イオン導入や約9,000回/分の音波振動、温感機能により、肌を過剰にこすらなくても毛穴汚れを浮かせて優しく洗顔できます。
ヘッドを取り外して丸洗いできるためお手入れも簡単で、清潔に保てます。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。総合病院の保険診療から美容医療まで幅広く診療に従事。
現在は今泉スキンクリニックにて、疾患の治療のみならず見た目の美しさを追求していくべく、日々多くの患者と向き合っている。