表情筋のおすすめの鍛え方は?メリットや鍛えすぎるとどうなるのかも解説
HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.86
洗顔やメイクをするとき、鏡を見て「疲れた印象に見える」と感じたことはありませんか?もしかしたらそれは、表情筋の衰えによるものかもしれません。
お肌の土台である表情筋が衰えると、その上にある肌の重みを支えきれなくなり、しわやたるみの一因となるからです。
しかし、表情筋はただ鍛えれば良いわけではありません。表情筋を鍛えすぎるとかえって逆効果となり、しわやたるみを定着させてしまう場合があります。
この記事では、表情筋が衰える理由や鍛えるメリットの他、おすすめの鍛え方について解説していきます。
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Contents
そもそも表情筋とは?
表情筋とは、その名の通り「喜怒哀楽」の表情を表現するのに欠かせない筋肉です。
顔から頭、首にかけて30種類以上の筋肉で構成されている表情筋は、骨と肌をつなぐ構造をしています。
肌を奥から支える土台としての役目を果たす表情筋が衰えると、その上にある肌がゆるんで、たるみやしわの一因となります。
表情筋の種類や役割に興味がある方はこちらの記事も一緒に読んでみてください。表情筋は鍛えない方がいいのか、鍛えた方がいいのかも解説しています。
表情筋が衰える理由
表情筋が衰える理由は、主に3つあります。
- 年齢による衰え
- 表情を使わないことによる衰え
- 表情ぐせによる衰え
年齢による衰え
身体の筋肉と同様に、表情筋も年を重ねるにつれて少しずつ衰えていくことがわかっています。
年齢とともに徐々に衰えだし、30代後半から顕著に衰えるといわれています。
表情を使わないことによる衰え
筋肉は使わなければ使わないほど衰える傾向があり、顔の表情筋も例外ではありません。
リモートワークが多かったり、人と会話する機会が減っていたりすると、表情筋を使用する機会も大幅に少なくなっていきます。
このような場合、知らず知らずのうちに表情筋を衰えさせ、顔のゆるみやたるみにつながっている可能性があります。
表情ぐせによる衰え
「左右どちらか一方のみで噛みがち」「いつも同じ側の手で頬杖をつく」などの表情ぐせがある人も、使わない側の筋肉が衰える原因を作っています。
使わない側の表情筋がゆるむと、たるみやしわの原因になる場合があります。
表情筋を鍛えることで得られるメリット
表情筋を鍛えることで得られるメリットは以下の通りです。
- イキイキとした表情で感情が伝わりやすくなる
- パーツがはっきりしてメリハリのあるすっきりフェイスになる
イキイキとした表情で感情が伝わりやすくなる
表情筋を鍛えると、イキイキとした表情を作れるようになり、感情が伝わりやすくなります。
人は対話の中で、話し言葉以上に表情からさまざまな情報を読み取っています。
とくに笑顔が十分に作れていないと、「笑っているのになんだか不機嫌に見える」「無表情で何を考えているかわからない」など、自分の意図とは違う印象や誤解を与えかねません。
そのため、表情筋を鍛えると、表情で誤解を与えることが減り、自分の気持ちを前向きに伝えやすくなるメリットがあります。
さらに、感情が伝わりやすいと、良好な人間関係を築きやすくなります。
言葉と表情、両方から自分の感情を伝えることで、お互いの意志疎通がスムーズになるからです。
パーツがはっきりしてメリハリのあるすっきりフェイスになる
表情筋を鍛えると、顔が引き締まります。それにより、パーツがはっきりしてメリハリのあるすっきりとしたフェイスになるでしょう。
その理由は、お肌の土台である表情筋がしっかりと動いて、お肌にハリが出るからです。
表情筋を鍛えれば、ほうれい線周辺や口元、フェイスラインなど気になる箇所の印象アップが期待できます。
手軽で簡単!表情筋のおすすめの鍛え方
ここからは、手軽で簡単にできる表情筋のおすすめの鍛え方について、3つのアプローチから紹介していきます。
- エクササイズで表情筋を鍛えて引き締める
- ストレッチで表情筋の疲れをとってリラックスさせる
- EMS美顔器の電気刺激で肌表面から表情筋をケアする
エクササイズで表情筋を鍛えて引き締める
エクササイズで表情筋を鍛えて引き締めるおすすめの方法は、以下の3つです。
- ほうれい線にアプローチするエクササイズ
- 頬のたるみにアプローチするエクササイズ
- 口周りのたるみにアプローチするエクササイズ
ほうれい線にアプローチするエクササイズ
ほうれい線は、周囲にある口輪筋(こうりんきん)を鍛えることで引き締められます。
エクササイズの進め方は以下の通りです。
- 口をしっかりと閉じて開かないようにする
- 舌で口の内側からほうれい線を左右になぞる(左⇒右と右⇒左を交互に5セット繰り返す)
頬のたるみにアプローチするエクササイズ
頬のたるみは、周囲にある大頬骨筋(だいきょうこつきん)と頬筋(きょうきん)を鍛えることで引き締められます。
エクササイズの進め方は、以下の通りです。
- 目を見開いて口角を上げ、頬を持ち上げる
- 「い」と発音するイメージでさらに口角を上げて、上の歯を8本見せる
- 上の歯と口角の間に隙間ができるくらい、さらにしっかりと頬を持ち上げる
- 十分に口角を上げたら、逆の動きをする
- 「お」を発音するイメージで口をすぼめていく
- 口角を上げる「い」の動作と口をすぼめる「お」の動作を交互に5回繰り返す
口周りのたるみにアプローチするエクササイズ
口周りのたるみは、周囲にある口輪筋(こうりんきん)を鍛えることで引き締められます。
エクササイズの進め方は以下の通りです。
- 口をすぼめて唇を外にめくって5秒間キープする
- そのままの状態を維持したまま、さらに5秒間キープする
- 今度は反対に唇を口の中に巻き込み5秒間キープする
- そのままの状態でさらに5秒間キープする
- 唇をもとに戻す(①~⑤を6回繰り返す)
ストレッチで表情筋の疲れをとってリラックスさせる
表情筋を効果的に鍛えるには、ストレッチで表情筋の疲れをとってリラックスさせることも大切です。
その理由は、表情筋を伸ばすことで可動域が広がり、エクササイズの効果をより高められるからです。
ここからは、表情筋におけるおすすめのストレッチ法を3つ紹介します。
- ほうれい線にアプローチするストレッチ
- 口角にアプローチするストレッチ
- 二重あごにアプローチするストレッチ
ほうれい線にアプローチするストレッチ
ストレッチでは、ほうれい線の周囲にある口輪筋(こうりんきん)を伸ばしていきます。
ストレッチの進め方は以下の通りです。
- 「お」の発音を意識しながら口をすぼめて鼻を下にしっかり伸ばす
- そのままの状態を維持したまま目線を上に向け、5秒間キープする(①・②を5回繰り返す)
口角にアプローチするストレッチ
ストレッチでは、口角の周囲にある筋肉を伸ばしていきます。
ストレッチの進め方は以下の通りです。
- 唇をすぼめて尖らせる
- 元の形に戻し、口角を外側に向けて引く
- ゆっくりと元の形に戻す(①~③を数回繰り返す)
二重あごにアプローチするストレッチ
ストレッチでは、あご周辺にある筋肉を伸ばしていきます。ストレッチの進め方は、以下の通りです。
- 上を向いて首を伸ばす
- 「い」の発音をイメージして口を横に広げる
- 舌を大きく前に突き出し、左右に10回動かす
EMS美顔器の電気刺激で肌表面から表情筋をケアする
表情筋は、EMS美顔器を活用してケアすることもできます。
EMS美顔器は肌表面から電気刺激(信号)を送ることで、自身でトレーニングしなくても、表情筋を刺激できる美容機器です。
自分の意思では動かせない筋肉までケアできるのが特徴となっています。
SALONIAでは頭皮からフェイス、ボディまで1台でケアできるEMSリフトブラシを発売中。
人間工学に基づいた3Dフィットピン構造が、凹凸が多い顔にフィットし、筋肉までしっかり電気刺激を届けてくれます。
モードとレベルを切り替えるシンプル操作で気軽にケアを継続できます。
また、電気ブラシの効果や使い方について詳しく知りたい方は、以下の記事も読んでみてください。
表情筋は鍛えない方がいい?鍛えすぎるとどうなる?
表情筋は程よく鍛えることが重要であり、鍛えすぎはよくありません。
鍛えすぎるとしわやたるみが定着してしまう可能性があります。
とくに話す・食べる・表情を変えるなど、一日の中で動かす機会が多い顔はしわができやすいです。
表情筋を鍛えようとするあまり、繰り返し肌表面にしわを作り続けていると、それが肌の形状として記憶され、固定されていきます。
そのため、表情筋トレーニングはやればやるほどよいわけではなく、適切な方法・回数で行う必要があります。
「表情筋を鍛えない方がいい」との噂が気になる方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。
【まとめ】効果的に表情筋を鍛えてイキイキとした印象を目指そう
お肌を奥から支える表情筋は、効果的に鍛えればその上にあるお肌にハリを与え、イキイキとした印象を目指せます。
イキイキとした表情で感情を伝えやすくする他、良好な人間関係を築きやすくなるメリットもあります。
今回ご紹介した表情筋の鍛え方は、日常生活の中で手軽に取り入れられるものばかり。ぜひ自分に合うものを取り入れてみてください。
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1994年東京慈恵会医科大学医学部を卒業。同大学皮膚科学教室 国立大蔵病院皮膚科 臨床研究部を経て、2000年7月に用賀にクリニック開院。2017年9月23日六本木スキンクリニックを開院している。