髪が乾燥する原因を解説!しっとり・つややかに保つおすすめケア方法も紹介
HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.138
「髪の乾燥がひどくて手に負えない」
「髪の乾燥のケアはどうしたらいい?」
このように悩む方も多いのではないでしょうか。
髪が乾燥するとスタイリングしてもまとまりにくく、後ろ姿の魅力が半減してしまうことも。そこで本記事では、髪の乾燥の状態や原因、乾燥が招くトラブルを解説します。
乾燥を防ぐ適切なヘアケア方法も合わせて解説するので、「髪の乾燥を繰り返したくない」という方も、ぜひ参考にしてみてください。
髪の乾燥の原因の1つは、熱によるダメージです。そのためドライヤーで髪を素早く乾かして、熱ダメージを抑えるのが大切です。
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Contents
乾燥した髪はキューティクルが剥がれて水分が抜けている
乾燥した髪は、水の通り道である「CMC(細胞膜複合体)」が減少しているため、水分が抜けやすい状態です。
CMCはキューティクルどうしの接着にも関与しているため、CMCが減少するとキューティクルが剝がれやすくなります。キューティクルが剥がれると髪の内部からさらに水分が抜けやすくなり、髪の乾燥が進んでしまうのです。
健康な髪は10~15%の水分を含んでいるといわれ、含有水分量が少なくなると枝毛や切れ毛などのトラブルを起こしやすくなります。
髪が乾燥する7つの原因
髪が乾燥する原因は以下の7つです。
- 原因1.ドライヤーやヘアアイロンによる熱
- 原因2.洗髪やタオルドライなどの摩擦ダメージ
- 原因3.洗髪後の自然乾燥
- 原因4.カラーリングやパーマによるダメージ
- 原因5.生活習慣の乱れ
- 原因6.紫外線によるダメージ
- 原因7.ホルモンバランスの乱れ
髪が乾燥する原因の多くは、日頃のヘアケアや生活習慣の積み重ねにあります。7つの原因をチェックし、毎日のケアに活かしましょう。
原因1.ドライヤーやヘアアイロンによる熱
乾燥した髪の大きな原因として挙げられるのが、ドライヤーやヘアアイロンを誤った方法で使用した場合の熱ダメージです。
ドライヤーの温風を同じところに長時間当てたり、ヘアアイロンの温度が高すぎたりすると、熱により髪の表面を覆うキューティクルが傷んで剥がれやすくなります。
またアイロンで高温になった毛髪内の水分が蒸発し、髪の柔軟性が減少するため、アイロン面との摩擦でキューティクルが剥がれ落ちやすくなっています。アイロンで髪を伸ばす際に引っぱりすぎると、キューティクルが剥がれて乾燥につながるため注意しましょう。
濡れた髪へのアイロンの使用も、髪の中の水分が蒸発してさらに髪を傷めてしまうためNGです。
髪の熱ダメージを抑えてヘアアイロンを使いたい方は、SALONIAのスムースシャイン ストレートヘアアイロンをお試しください。80℃の低温から210℃の高温まで設定でき、髪質にあわせた温度で使いやすいです。
熱をゆるやかに伝えるシルキーテックプレートが、髪へのダメージを抑えてツヤ髪へと導きます。
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原因2.洗髪やタオルドライなどの摩擦ダメージ
シャンプーやタオルドライなどによる摩擦ダメージも、髪の乾燥の原因となります。
髪は濡れるとキューティクルが開くため、摩擦などのちょっとした刺激でも、キューティクルが剥がれることがあります。
シャンプーの泡立ちが少なくてついごしごし洗ったり、タオルドライ時に髪を勢いよく拭いたりするのは乾燥トラブルの元です。
同様に、髪が濡れたまま寝ると枕との摩擦が生じて髪を傷める原因となるため、注意しましょう。
原因3.洗髪後の自然乾燥
髪を洗ってそのまま自然乾燥するのも、髪の乾燥を引き起こします。
濡れた髪はキューティクルが開いているため、中の水分が蒸発しやすく乾燥を招きます。髪を洗ってすぐに乾かさなければ、髪はずっと無防備なままです。
髪が完全に乾かないまま寝てしまうと、枕との摩擦が生じて髪を傷める原因になります。寝る前にドライヤーでしっかり乾かすことを心がけましょう。
髪を自然乾燥するデメリットについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
原因4.カラーリングやパーマによるダメージ
繰り返されるカラーリングやパーマによるケミカルダメージも、髪の乾燥を招く原因となります。
ヘアカラーやパーマの薬剤に含まれるアルカリ剤は、髪の表面にあるキューティクルを剥がす恐れがあるからです。
アルカリ剤は、一般的に市販されているシャンプーでは落ちにくい傾向にあります。
さらに髪の内部にも施術後1~2週間ほど残留するため、酸性剤などで中和する必要があるのです。
そのためカラーリング・パーマの頻度などは、美容師さんと相談しながら進めていくようにしましょう。
原因5.生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れも、髪の乾燥を招く原因の一つです。
髪を乾燥させる生活習慣には以下が挙げられます。
- 睡眠不足
- 過度な飲酒
- 喫煙
- 外食中心の食生活
- 極度のダイエット
睡眠不足や飲酒・喫煙などは血流を悪化させ、頭皮の状態不良を招き、髪が乾燥する原因となります。また食生活の乱れも、髪を構成するタンパク質や髪の育成を促すビタミン類などの不足を招く要因です。
原因6.紫外線によるダメージ
紫外線によるダメージでも髪が乾燥し、パサつく原因となります。
紫外線が髪表面のキューティクルを傷つけることで、水分保持力が低下し、乾燥につながります。髪を構成するタンパク質の結合を破壊してしまう点も、紫外線の注意点です。
紫外線の中には毛根の毛母細胞にまで届く波長のものもあり、正常な髪の生育が妨げられてしまう点も要注意です。
原因7.ホルモンバランスの乱れ
加齢などによるホルモンバランスの乱れも、髪が乾燥する原因とされています。
女性ホルモンの一つであるエストロゲンは髪の成長サイクルに関連しており、髪を健やかな状態に保つ役割を果たすと考えられています。
加齢や出産などでエストロゲンが減少すると、髪や頭皮の乾燥を招きやすくなるといわれているため、注意が必要です。
髪の乾燥が招く2つのトラブル
髪の乾燥を放置し傷みが進行してしまうと、以下のようなトラブルにつながります。
- 枝毛や切れ毛
- 髪の逆立ちや広がり
髪の乾燥はまとまりにくさの原因にもなるので、起こりうるトラブルを知って早めに適切なケアをしましょう。
1.枝毛や切れ毛
髪が乾燥していると、ダメージによる枝毛や切れ毛が起こりやすくなります。
ダメージを受けて髪の水分が流失していくと、髪が裂けたり切れたりしやすくなるからです。
髪は細胞の活動が停止しているため、一度枝毛や切れ毛になると補修できません。さらに損傷した部分を放置すると、傷みが進行する恐れもあります。
そのため枝毛や切れ毛を発見したら、毛先から3~5cmほどの部分をカットするのがおすすめです。
そしてこれから枝毛や切れ毛を引き起こさないためにも、髪が乾燥しないように日々の正しいヘアケアを意識しましょう。
切れ毛の原因とケアの方法を詳しく知りたい方は、以下の記事で解説しているので参考にしてください。
2.髪の逆立ちや広がり
髪が乾燥すると、髪が逆立ったり広がりやすくなったりします。
内部の水分が少なくなった髪は、湿気を含むと不均一に膨張するため、うねりが出て広がりやすくなるからです。
さらに乾燥した髪は静電気が発生しやすいです。ブラッシングによって髪の毛が帯電し広がったり逆立ったりするため、余計にスタイリングしにくくなってしまいます。
広がりやすい髪のケアについて知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
髪を乾燥させないための6つのケア方法
髪の乾燥を防ぐ具体的なケアの方法は、以下の6つです。
- シャンプーは正しい手順でやさしく洗う
- 頭皮用の保湿剤で頭皮をケアする
- ドライヤーの使い方と手順を見直す
- カラーやパーマの頻度を調整する
- バランスのよい食事を心がける
- 生活習慣を整える
髪の乾燥を防いで傷みの進行を抑えるためには、髪の水分を保ちながらケアすることが重要です。
1.シャンプーは正しい手順でやさしく洗う
乾燥を防ぐための髪をいたわるシャンプーの手順は、以下のとおりです。
- シャンプー前にブラッシングで髪の絡まりをほどく
- ぬるま湯で頭皮を洗う
- シャンプーを泡立てる
- 指の腹で頭皮を揉むようにシャンプーする
- 髪はこすらず揉むように洗う
- シャンプーをしっかりすすぐ
シャンプー前にブラッシングをすると、汚れを落とせるうえ髪の絡まりがほどけてシャンプー時の摩擦を抑えやすいです。またぬるま湯で先に洗うことで、汚れが浮いて落としやすくなります。
すすぎ残しは頭皮のトラブルにもつながるため、シャンプー後はしっかりとすすぎましょう。ただしお湯の温度が高すぎると保湿に必要な皮脂も流れてしまうので、38℃くらいのぬるま湯ですすぐのがポイントです。
2.保湿剤で頭皮をケアする
髪の乾燥を防ぐためには、頭皮の保湿ケアも効果的です。
頭皮を保湿することで水分を閉じ込めて頭皮を健やかに保ち、髪が育ちやすい土壌を作れます。
さらに、頭皮を揉みほぐすように保湿剤を使用するのもおすすめです。
マッサージすることで硬くなった頭皮がほぐれて血行を促進し、髪の毛の成長につながる点もメリットです。
頭皮の保湿剤には、ローション・ジェル・オイルなどさまざまな商品がラインナップされているため、自身の好みのテクスチャーや香り、使い心地に合わせて選びましょう。
3.ドライヤーの使い方と手順を見直す
髪の乾燥を防ぐためには、毎日のドライヤーの使い方、手順が間違っていないかを見直してみましょう。
髪を乾かす正しい手順は、以下のとおりです。
- やさしくタオルドライする
- オイルかアウトバストリートメントをつける
- 温風を使って短時間で乾かし冷風で熱を取る
タオルドライする際は擦らないよう、髪をはさんでやさしく叩くように水分を取りましょう。ドライヤーの前に、熱から髪を守るオイルやアウトバストリートメントを使うとなおよいです。
ドライヤーの温風を髪の根元から当て、ある程度乾いたら冷風に切り替えて熱を取ると髪へのダメージを抑えられます。
素早く髪を乾かして熱ダメージを抑えるなら、速乾性のドライヤーを使うのも一つの手です。
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ドライヤーによる正しい髪の乾かし方については、以下の記事で詳細に解説していますので参考にしてください。
4.カラーやパーマの頻度を調整する
日頃からカラーやパーマの回数が多い人は、頻度を減らすと髪の乾燥が予防できます。
頻繁なカラーやパーマで髪が乾燥すると、傷みをケアする施術も必要になります。
髪の乾燥を抑えるには、どれくらいの期間を置いてカラー・パーマを行うとよいか、髪の傷み具合によって美容師と相談しながら進めることが大切です。
5.バランスのよい食事を心がける
健やかな髪質を保つには、食事のバランスも大切です。
タンパク質は髪を構築する主要な成分であり、ビタミン群や亜鉛、カルシウムなども髪の毛の生成を助けるため、積極的な摂取を心がけましょう。
一方、ある研究では以下の食生活でキューティクルの損傷が見られました。
- 食物繊維の摂取量が少ない
- 脂質やコレステロールの摂取量が多い
特定成分の摂取を意識するよりも、偏りなくバランスのよい食事を心がけることが大切です。
参照:【原著論文】走査型電子顕微鏡観察により明らかになった毛髪の損傷形態と栄養状態との関連
6.生活習慣を整える
髪の乾燥を防いで健やかな髪質に保つには、生活習慣を整えることも大切です。
髪質を左右する女性ホルモンと成長ホルモンは、就寝中に多く分泌されます。
健やかな髪を保つには6時間以上の睡眠が必要です。遅くとも夜中の1時までにはリラックスした状態で就寝できるとよいでしょう。
さらに適度な運動を心がければリンパと血液の流れが促進され、髪に補修成分が行き届きやすくなる効果も見込めます。規則的な生活習慣は、髪質の健やかさにも大きく影響するのです。
【まとめ】髪の乾燥を防ぐ習慣でつややかな髪を手に入れよう
髪が乾燥する原因には、シャンプーやドライヤーなどの間違った日常ケアや、不規則な生活習慣が潜んでいる場合がほとんどです。
髪の乾燥を抑え、しっとりつややかな髪質に整えるためには、正しいケアの方法を知って習慣づける必要があります。
いつものお手入れにプラスして、熱ダメージを防ぐヘアケアアイテムも使ってみてはいかがでしょうか。
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都内美容室2件を経て美容メーカーへ転職、メーカー勤務時に薬剤開発、日本国内外のサロンの教育を受け持つ。その後、現在のサロンに入社、12店舗の美容室の技術教育やメニュー作成を統括している。