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ミディアムヘアの巻き方5選。アレンジ広がる基本スタイル
ARRANGE | SALONIA COLUMN Vol.04
アレンジしやすい長さで、女性らしい雰囲気が魅力のミディアムヘア。最近のトレンドもあり、ミディアムヘアにした女性も多いのではないでしょうか。そんなミディアムヘアのコテ(カールアイロン)やアイロンでの基本の巻き方をご紹介します。
スタイリングに自信がない人はぜひ参考にしてみてください。
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ストレートヘアアイロン
HAIR STRAIGHTENER3,828円(税込)
Contents
ミディアムヘアを巻くための基礎知識
まずはミディアムヘアを巻くための基礎知識からご紹介していきます。
ストレートアイロンで巻く
ストレートアイロンでミディアムヘアを巻くなら、プレートの幅は約3~4cm、長さは約10cmが最適なサイズです。プレート幅が太いものはストレートヘアを作るときは便利ですが、毛先のニュアンスを作るのが難しくなってしまいます。また、細すぎるプレートもテクニックが必要となってしまうので、太すぎず細すぎない、ちょうど良いサイズ感のものを選ぶようにしましょう。
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ストレートヘアアイロン
HAIR STRAIGHTENER3,828円(税込)
コテ(カールアイロン)で巻く
ミディアムヘアを巻くとき、コテ(カールアイロン)の太さは25mmがおすすめです。
細めのカールでボリュームを出したいなら25mmが良いでしょう。小さめのカールで多少きつめに巻くことができ、前髪のセットにもぴったりです。
また、しっかりとしたカールを作ることができるので、クセがつきにくい方にもおすすめの太さです。
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セラミックカールヘアアイロン
CERAMIC CURLING HAIR IRON3,828円(税込)
定番の上品ワンカール
ラフな外ハネヘア
大人かわいいMIX巻き
自分のなりたいヘアスタイルにあった巻き髪にするには、選ぶコテ(カールヘアアイロン)の太さが重要です。こちらの記事で、スタイリングや髪の長さに合うコテ(カールヘアアイロン)の太さについて詳しく解説しています。
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キレイに巻くコツ
次にミディアムヘアをキレイに巻くポイントについてご紹介します。
トリートメント&ヘアアイロン用スタイリング剤
ヘアアイロンで髪を巻く前に、トリートメントやヘアアイロン用のスタイリング剤をつけておきましょう。ヘアアイロンの熱はダメージの原因となるため、髪を熱から守るためにも重要です。
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はこちら
ヘアドライ
濡れた髪にヘアアイロンを使ってしまうとダメージを与えてしまうので、ドライヤーでしっかりと乾かしましょう。
このとき、キューティクルは上から下に向かってうろこ状に張り巡らされているため、ドライヤーは上から下に向かって風を当てるのがポイント。さらに、指の間に髪をはさんで上から下に滑らせるようにすると、キューティクルが整いツヤのある髪に仕上がります。
ブラッシング
髪がからまっている状態でヘアアイロンを使うと、髪のダメージの原因となることはもちろん、ヘアアイロンが引っかかってうまく巻くことができません。
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ヘアアイロンを使う前にはブラッシングして髪の流れを整えることを忘れずにしましょう。また、寝ぐせなどがあるとキレイに仕上がらなくなるため、クセの無い真っすぐな髪に整えてからスタイリングを始めてください。
【巻く前の準備】ブロッキング
髪を巻く前にブロッキングをすると、均一に巻くことができ、バランス良く仕上がります。ブロッキングとは、髪を複数の毛束ごとに分けて留めることです。
分け方は、まず髪を上下に分けます。ここでいう上下とは、こめかみが基準になります。こめかみより下にある髪は、さらに左右、うしろの3本に分けていきます。
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巻いている最中に毛束が落ちてスタイリングの邪魔にならないよう、上段の髪をしっかりとヘアクリップやピンで留めましょう。
ブロッキングは手間がかかる作業ですが、この一手間を惜しまないことで巻き髪のバランスや仕上がりの美しさが変わるので、ぜひ、ブロッキングをマスターしてみてください。
【ストレートアイロン】ミディアムヘアの巻き方
ここまでは巻くための基礎知識をご紹介してきました。ここからは、ストレートアイロンを使った巻き方についてご紹介します。
ナチュラルな内巻き
ストレートアイロンを使った内巻きは、毛先をナチュラルに巻くだけで清楚でかわいらしい印象になります。
- ①ブロッキングした下段の髪を3等分にします。
- ②髪の中心から毛先まで一度アイロンを通し、熱を入れます。
- ③中間から毛先にかけて徐々にストレートアイロンの角度を内側に入れていきます。手首の角度を変えながら、カールさせていくのがポイントです。
- ④上段の髪も同様に巻いていきます。ここでも、まず髪の毛全体に熱を通し、その後に毛先を巻くのがキレイに巻くポイントです。
- ⑤顔周りの髪の毛は後ろに流れるように巻き、ふんわり仕上げます。
- ⑥きれいに仕上がった内巻きワンカールを自然に見せるため、最後に軽くほぐします。
【POINT】
ストレートアイロンを使うことで、髪全体のクセは伸ばしつつ大き目のワンカールを作ることができます。
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こなれニュアンスウェーブ(波ウェーブ)
束感のあるスタイリングでニュアンスが作れるウェーブヘアはストレートアイロンで簡単に作れます。
- ①ブロッキングした下段の髪を3等分にします。
- ②髪の中心から毛先まで一度アイロンを通し、熱を入れます。
- ③毛先でアイロンを外側に半回転させ外ハネを作ります。下段の髪全体を同じように外ハネにします。
- ④上段の髪も、一度アイロンを通し、熱を入れます。
ここでも、まず髪の毛全体に熱を通し、その後に毛先を巻くのがキレイに巻くポイントです。 - ⑤目の高さから挟み、内→外→内と手首をひねりながらウェーブを作ります。上段の髪全体を同じようにウェーブを作っていきます。
- ⑥巻き終わったら、髪の毛の分け目をぼかします。
- ⑦表面から細かい束をとり、ミックス巻きでニュアンスを作ります。アイロンを縦に挟み、手首を外側に1回転させ、そのままアイロンを外側に力をいれず引いていきます。
- ⑧次の束は、アイロンを縦に挟み、手首を内側(前の束と反対)に1回転させ、そのままアイロンを外側に力をいれず引いていきます。
- ⑨全体を数カ所同じように交互に巻き、ニュアンスを作ります。
- ⑩全体を軽くほぐし、なじませます。
【POINT】
ミックス巻きをした後は、少し時間を置いてから髪をほぐすことでカールがキレイに長持ちします。
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【コテ】ミディアムヘアの巻き方
次は、コテを使った巻き方についてご紹介します。
上品ワンカール
まずは定番のワンカール。
ワンカールはシンプルで上品なスタイルなので、どんなシーンでも活躍してくれます。
そんなワンカールの巻き方は以下の通りです。
- ①ブロッキングした下段の髪を3等分にします。
- ②髪の中心から毛先まで一度アイロンを通し、熱を入れます。
- ③プッシュレバーが外側にくるように持ち、中心からスライドさせていき、毛先で半回転させます。
- ④上段の髪も同様に巻いていきます。
ここでも、まず髪の毛全体に熱を通し、その後に毛先を巻くのがキレイに巻くポイントです。 - ⑤顔周りの髪の毛は後ろに流れるように巻き、ふんわり仕上げます。
- ⑥きれいに仕上がった内巻きワンカールを自然に見せるため、最後に軽くほぐします。
【POINT】
まず髪の毛全体に熱を通し、その後に毛先を巻くのがキレイに巻くポイントです。
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ラフな外ハネヘア
カジュアルな印象の強い外ハネヘアですが、内巻きとミックスすると大人っぽく洗練された印象に仕上がります。
- ①ブロッキングした下段の髪を3等分にします。
- ②髪の中心から毛先まで一度アイロンを通し、熱を入れます。
- ③プッシュレバーが内側にくるように持ち替え、中心からスライドさせていき、毛先を外側にワンカール巻きます。
- ④上段の髪も同様に巻いていきます。ここでも、まず髪の毛全体に熱を通し、その後に毛先を巻くのがキレイに巻くポイントです。
- ⑤最後に、自然に見せるため、毛先を軽くほぐして完成です。
【POINT】
ツヤがありキレイなハネを作るには、毛先で少しアイロンを持つ手を緩め、「カチカチ」と2回ほど挟みながら抜いていくと熱がしっかりと通り、キレイに仕上がります。
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大人かわいいMIX巻き
内巻きと外巻きで作る、ゆるふわで華やかな印象のMIX巻きは大人かわいく仕上がります。
- ①ブロッキングした下段の髪を3等分にします。
- ②髪の中心から毛先まで一度アイロンを通し、熱を入れます。
- ③プッシュレバーを外側にして、ねじりながら内巻きにします。
アイロンを抜く時は、立てた状態で抜きます。 - ④プッシュレバーを内側にして、ねじりながら外巻きにします。
内巻き、外巻きを交互に繰り返します。 - ⑤上段の髪も同様に巻いていきます。
- ⑥最後に、自然に見せるため、全体を軽くほぐして完成です。
【POINT】
きれいにカールを仕上げるために、毛先で数秒おくのがポイントです。
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まとめ
ミディアムヘアの巻き方についてまとめてきましたが、いかがでしたか?どのスタイリングもコテ(カールアイロン)やストレートアイロンを使って簡単に作れるものばかりなので、ぜひトライしてみてください。
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