ヘアアイロン・コテでやけどしたときの対処法は？やけどしやすい箇所と防止方法も解説

「ヘアアイロンやコテでやけどしたときの対処法を知りたい」
「やけどを防止する方法はある？」

ヘアアイロンやコテを使用するにあたって、上記のように悩んでいませんか？

ヘアスタイリングやアレンジに欠かせないヘアアイロン・コテですが使用中は高温になるため、気を抜くとやけどしてしまう恐れがあります。そこで今回は、やけどしてしまったときの対処法を解説します。

また、やけどしやすい要注意箇所や防止法も詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

SALONIAのスムースシャイン ストレートヘアアイロンは、80℃からの低温ケアが可能でやけどしにくいヘアアイロンです。また、専用耐熱ポーチ※1付きのため使用後すぐに収納でき、スタイリング後のやけども避けやすいです。

※1 耐熱温度150℃。

SALONIAのストレートヘアアイロンは15mmのサイズも展開しているので、うっかりやけどしがちなおでこへの使用でも、小回りがききやすいです。

ヘアアイロンでやけどしてしまったときの対処法

ヘアアイロンでやけどしてしまったときの主な対処法は、以下のとおりです。

やけど直後の応急手当からその後の治療まで、順を追って詳しく説明していきます。

1．電源を切る

ヘアアイロンでやけどしてしまった場合、まずは慌てず落ち着いてヘアアイロンの電源を切りましょう。

電源が入ったままだと、やけどの手当てをしている間に誤って触れてしまい、さらにやけどを負う可能性があります。

小さな子どもがいる家庭ではとくに注意が必要です。子どもは何でも興味をもって触ってしまうことがあるため、二次的なやけどを防ぐためにもコンセントを抜いておきましょう。子どもの手が届かない安全な場所に移動させておくとさらに安心です。

2．すぐに冷やす

ヘアアイロンの電源を切ったら、やけどした部位をすぐに流水で冷やしましょう。

やけどした直後に患部を冷やせば、症状の悪化を防ぎつつ痛みを和らげられます。水道水で構わないので、最低でも20分ほど冷やしましょう。

氷や氷水で冷却すると、かえって症状が悪化する可能性があるため避けてください。

参照：熱傷（やけど、火傷）の治療

3．清潔に保って様子を見る

やけどした部位を十分に冷やしたら、患部を清潔に保って様子を見ましょう。

適切なケアを怠っていると、感染症にかかる可能性があります。患部が赤くひりひりする程度であれば軽傷であると考えられ、数日ほどで症状が治まる可能性が高いです。

さらに水ぶくれができた場合は、潰さないよう気をつけましょう。潰すと感染症のもとになります。

参照：やけど（熱傷）に対する応急処置

4．やけどがひどいときは医療機関を受診する

しばらく様子を見ても症状が治まらないほどやけどがひどい場合には、すみやかに医療機関を受診しましょう。

やけどが重くなるにつれ、自宅での治療は困難になります。とくに水ぶくれができているようであれば、清潔なガーゼでそっと覆い、すぐに皮膚科の受診を検討してください。

浅いやけどは、湿った状態で保護する絆創膏や軟膏でケアすれば、後遺症が残らず治ることが多いといわれています。

深いやけどになると回復が遅くなり、跡が残る可能性が高くなります。早めに治療を開始すれば回復しやすくなるため、迷ったときには念のため病院で診てもらうと安心です。

参照：やけど（熱傷）
参照：やけど（熱傷）に対する応急処置

ヘアアイロンでやけどしやすい箇所

ヘアアイロンでやけどしやすいのは以下の部分です。

具体的に解説していきます。

おでこ、頬

ヘアアイロンでやけどしやすい代表的な箇所は、おでこや頬です。

ヘアアイロンで前髪や顔まわりの髪を巻くときに、誤っておでこや頬にあたってしまうとやけどになる可能性があります。顔の皮膚は弱いため、やけどすれば跡が目立ちやすくなるため注意が必要です。

せっかくヘアスタイルが決まっても、顔にやけどをしてしまうと気分も台無しになってしまいます。人目につく場所でもあるため、フェイスラインのヘアセットは、落ち着いて慎重に行いましょう。

首まわり

首まわりもヘアアイロンでやけどしやすい部位です。

ショートヘアの人が毛先を巻くときや、ロングヘアの人が髪の中間から毛先にかけて巻いていくときには、ヘアアイロンが首にあたりやすくなります。

ヘアセットに夢中になるあまりアイロンの扱いが雑にならないよう、首との距離感を常に意識しながら巻いてください。

指、手

指や手もヘアアイロンでやけどする可能性があります。

スタイリングに集中しすぎるあまり、ヘアアイロン本体の熱さに意識がいかず、無意識に触ってやけどすることがあります。髪をセットしている間だけでなく、準備の段階でやけどすることもあるでしょう。

たとえば、ヘアセット前にヘアアイロンを温めているときや、使用後に冷ましているときに、うっかり触ってやけどする可能性があります。とくに、使い始めてまだ日が浅い不慣れなうちや、急いで支度しているときには、思わず触ってしまう可能性があるため気をつけなければなりません。

頭皮

頭皮もヘアアイロンでやけどすることがあります。

ヘアアイロンを髪の根元に当てているときに加熱部分が頭皮に触れると、やけどの原因になります。

頭皮をやけどすると、「瘢痕性（はんこんせい）脱毛症」につながることがあるため注意が必要です。瘢痕性脱毛症とは、髪を作るもととなる毛包が、やけどをはじめとした強い刺激で壊れて傷跡（瘢痕）となり、髪が生えてこなくなる病気です。

頭皮は髪に隠れて見えにくい部分のため、やけどが心配なときには、合わせ鏡などを使って確認しながらヘアアイロンでセットしましょう。

参照：瘢痕性（はんこんせい）脱毛症とは？毛包が消失する原因と治療方法

ヘアアイロンでやけどしないための方法

ヘアアイロンでやけどしないための予防策には、以下の4つの方法が挙げられます。

詳しく説明していきます。

ブロッキングをする

ブロッキングしてからヘアアイロンを使うのも、やけど防止に効果的です。

ブロッキングとは、髪を複数の毛束に分割し、クリップやヘアピンでとめておくことを指します。ブロッキングしてからヘアセットする場合、一つずつピンどめを外しながらヘアアイロンをかけていきます。髪全体を大雑把にヘアセットするより動作が丁寧になるため、うっかり手が滑ってやけどするのを防ぎやすいでしょう。

ブロッキングには、髪全体を均一にヘアセットしやすい効果もあります。バランスよくスタイリングを仕上げたい人はブロッキングを取り入れてみてください。

ヘアバンドやタオルで守る

ヘアアイロンをかける前に、ヘアバンドやタオルを使ってフェイスラインを守っておくと、やけどの防止に役立ちます。

布地がアイロンをさえぎることで、うっかり触れてしまった場合にもやけどしにくくなるでしょう。

とくにおでこや首まわりはヘアセット中にヘアアイロンが触れやすく、やけどしやすい部位です。ヘアバンドやタオルはこの部位を自然にカバーしやすい特徴があるため、やけどが気になる場合は活用してみてください。

ストレートヘアアイロンとコテを使い分ける

ストレートヘアアイロンとコテ（カールアイロン）を使い分けるのも、やけどの防止に効果的です。

コテは、熱の部分がむき出しになっているため、万が一肌に触れた場合はやけどしやすくなります。

一方でストレートヘアアイロンは、髪を挟む内側のプレートだけが熱くなり、外側は熱くなりません。そのため、ヘアセット中におでこや頬に当たっても、やけどのリスクが軽減されます。

とくに前髪が短い人や顔まわりの髪が少ない人は、コテが触れやすいため、部位によってストレートヘアアイロンを使い分けるとよいでしょう。

ストレートヘアアイロンでもウェーブスタイルは作れます。波ウェーブと呼ばれるスタイリングをマスターすれば、きれいなウェーブがセットできるようになるため、ぜひ挑戦してみてください。

SALONIAでは、ストレートヘアアイロンとコテ（カールアイロン）の両方を展開しており、それぞれ安全に配慮した設計です。

スムースシャイン ストレートヘアアイロンは、オートパワーオフ機能を搭載しており、約30分後に自動で電源がOFFになる安心設計です。コードは360度回転するため、もつれや絡まりを気にせず使えます。専用の耐熱ポーチ※2も付いているので、使用後冷めきっていなくても収納できます。

※2 耐熱温度150℃。

スムースシャイン カールヘアアイロンは、自動電源オフ機能が搭載されているコテ（カールアイロン）です。熱くても置いたままにできるスタンド付きで、やけどのリスクを抑えられます。

セラミックカールアイロンは髪を挟むつまみ部分があり、やけどの危険性を軽減できます。スタンド付きで、使用前後は安定して置けるのもポイントです。ストレートヘアアイロンと同様に、電源を入れて約30分後に自動で電源がOFFになる安心設計です。

ブラシ型のヘアアイロンを使う

やけどをしてしまって、ヘアアイロンを使うことに抵抗がある方は、ブラシ型ヘアアイロンもおすすめです。ブラシでとかしてなでるだけのブラシ型アイロンなら、ブラッシングするだけでストレートヘアが叶います。

SALONIAでは、前髪や内巻きなどの細かいニュアンス作りに便利なスリムタイプのブラシ型ヘアアイロンをラインナップしています。ブラシの先端部分に耐熱素材を使用しているため、高温から地肌を守れます。

ヘアアイロンのやけどでよくある質問

ここからは、ヘアアイロンのやけどに関するよくある質問として、以下の2つを紹介します。

それぞれの回答を紹介していきます。

ヘアアイロンのやけどを冷やさなかったらどうなる？

ヘアアイロンでできたやけどを冷やさなかった場合には、やけどの症状が悪化する可能性があります。

やけどの部分を冷やさず放置すると、皮膚内の温度が高い状態が続きます。すると、炎症が進行することがあるため注意が必要です。

患部を冷やさず炎症が進行すると、痛みが強くなったり、腫れがひどくなったりする場合があります。炎症が長引くと傷が深くなることもあるため、万が一やけどしたときはすぐに冷やしましょう。

ヘアアイロンのやけどが治る期間はどれくらい？

ヘアアイロンでやけどした場合、やけどが治る期間の目安は以下の表のとおりです。

ヘアアイロンでできたやけどは、軽ければ数日から2週間ほどで治ります。しかし症状がひどい場合には、回復までにもっと長い期間がかかるかもしれません。軽傷でない場合には、専門的な治療を受ける必要があるため、早めに医療機関を受診しましょう。

【まとめ】ヘアアイロンはやけどしないように細心の注意を払おう

ヘアアイロンでやけどした場合には、すぐに冷やすことが大切です。水ぶくれや痛みの症状がある場合には、早めに皮膚科を受診しましょう。

やけどした際の処置を考える以前に、そもそもヘアアイロンでやけどしないよう、まずは日頃から十分な予防策を取っておく必要があります。

以下の部位はヘアアイロンでやけどしやすいため、十分注意しましょう。

ヘアバンドやタオルでガードしつつ、コテとストレートヘアアイロンを使い分ければ、やけどを未然に防ぎやすくなります。

また、ヘアセット後に電源を切り忘れることのないよう、基本的な取り扱いにも十分配慮しましょう。

SALONIAのスムースシャイン ストレートヘアアイロンは約30分後に自動で電源がOFFになるので、電源を切り忘れていて誤ってやけどするリスクを避けやすいです。専用の耐熱ポーチ※3も付いているので、急いでいる朝でもすぐに収納できます。

※3 耐熱温度150℃。

ストレートヘアアイロンは、シーンに合わせて選べる3種類のプレートサイズを展開しています。360度回転コードが搭載されているため、使っている途中でコードが絡まりにくい仕様になっています。これにより、おでこや顔に近づけすぎる心配が減り、やけどのリスクを減らせるでしょう。

スムースシャイン カールヘアアイロンは、自動電源オフ機能が付いているため、うっかり電源を切り忘れても、誤ってやけどするリスクが低いです。さらに耐熱ポーチ※4が付いているので、使用後のアイロンを安全に収納できます。80℃からの低温設定の搭載により、髪へのダメージも最小限に抑えることができます。

※4 耐熱温度150℃。

セラミックカールアイロンは髪を挟んだときに使えるつまみ部分があり、やけどの危険性を軽減できます。コードは360度回転する仕様で、コードのもつれや絡まりを気にせず使えます。また、セラミックコーティングの滑らかな仕様で髪が絡まりにくく、スムーズなヘアアレンジが可能です。

ストレートヒートブラシは、ブラシ型アイロンなのでやけどのリスクを抑えて、髪のスタイリングができます。オートOFF機能搭載により、自動で約30分後に電源が自動で切れるため、安心して使えます。