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直毛とはどんな髪質?くせ毛との違いやヘアセットのポイントを解説

直毛とはどんな髪質?くせ毛との違いやヘアセットのポイントを解説

HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.69

「直毛とはどんな髪質?」「直毛のセットはどうすればよい?」このようにお悩みの方もいるのではないでしょうか。

雨や湿気でもうねらずきれいなストレートヘアに憧れる方は多いですが、直毛の方にとっては真っすぐな髪質が原因でスタイリングしづらいことも。

この記事では、直毛の髪質の特徴をくせ毛の違いとあわせて解説します。自身の髪質が直毛なのか見分ける方法や、直毛の方のヘアセットのポイントも紹介するので参考にしてください。

直毛の方は髪の毛にボリュームが出づらいため、ヘアセットの際にはドライヤーをうまく活用するのが大切です。ドライヤーでのヘアセットは時間がかかるため、髪を乾かしやすい風量の多いものを選ぶのがおすすめ。

SALONIAのスピーディーイオンドライヤーは2.3㎥/minの大風量モデル。直毛でスタイリングに時間がかかって困っている方はぜひチェックしてみてください。
※ TURBO時 / 自社測定による

直毛とは?

直毛とは、髪の毛一本一本にうねりが無く、真っすぐに生えている髪のことをいいます。髪全体にツヤがあるため、健やかな印象を受けるのが特徴です。

直毛の方は硬い髪質で、一本がしっかりしている場合が多いですが、柔らかく細い軟毛で直毛の人もいます。

また直毛は、汗や湿気で髪がうねったり広がったりすることがほとんどありません。天候や季節に髪が影響を受けにくいため、きれいなストレートヘアが保てるのがメリットです。

しかし、ヘアケアやスタイリングにあまり手がかからない一方で、ストレートヘア以外の髪型にするのが難しいといえます。

軟毛の特徴などは、こちらの記事で解説しています。

軟毛の特徴とは?見分け方やヘアセットのポイントを紹介

直毛の特徴、くせ毛との違いは?

直毛の特徴とくせ毛の違いは以下の通りです。

  • 毛根に歪みが無く、髪の断面が丸い形をしている
  • キューティクルの層が整っている
  • 髪の中の水分やタンパク質のバランスに偏りが無い

それぞれを解説していきます。

毛根に歪みが無く、髪の断面が丸い形をしている

直毛は髪が生えて来る毛根に歪みが無く、髪の断面もきれいな丸い形をしているのが特徴です。毛根に歪みが無いため、髪が真っすぐ生えてきます。

くせ毛は直毛と異なり、毛根に歪みがあるのが特徴です。毛根が歪んでいるため髪が真っすぐ生えず、曲がって生えてきてしまいます。また、髪の断面にも歪みがあり、くせの部分によって歪み方も異なっています。

キューティクルの層が整っている

直毛は髪のキューティクルの層が整っています。そのため、ブラッシングなどによる外部からの摩擦が影響しにくく、ダメージなどを受けにくいのが特徴です。

しかし、キューティクルの層が隙間無く整っていることでパーマ剤が馴染みにくくなってしまうため、パーマがかかりにくい髪質ともいえます。

くせ毛は、髪にうねりがあることで外部からの刺激を受けやすく、キューティクルが剝がれやすい髪質です。キューティクルが剥がれることで、摩擦や熱ダメージを受けやすくなるため、髪が傷みやすいのです。

髪の中の水分やタンパク質のバランスに偏りが無い

直毛は、髪の中の水分やタンパク質のバランスに偏りが無いのも特徴です。髪の中のバランスが整っていることで、水分を含んでも柔軟に対応でき、髪のまとまりを維持できます。

一方くせ毛は、髪の中の水分やタンパク質のバランスに偏りがあるため、水分の影響を受けやすいのが特徴です。湿気や汗・雨など、髪が水分を含んだときに、髪が膨らんだり広がったりしやすいといえます。

くせ毛については、こちらの記事で解説しています。

【美容師監修】くせ毛とは?原因やケア方法、種類などを解説

直毛の悩み

直毛の方に多い悩みは以下のとおりです。

  • 髪のボリューム感や動きをだしにくい
  • ヘアセットしてもすぐに元に戻ってしまう
  • パーマがかかりにくい

それぞれ解説していきます。

髪のボリューム感や動きをだしにくい

直毛の方は、髪が真っすぐ伸びしてしまう性質から、ボリューム感や動きをだしにくい悩みがあります。トップにボリュームを持たせたり、髪全体をふわっとさせたくても、ペタッと重たくなりがちです。

髪を一つにまとめた場合も、ふんわり感がだしにくくきっちりした印象になりやすいため、やわらかさをだすのが難しいのです。

ヘアセットしてもすぐに元に戻ってしまう

直毛の方は、ドライヤーやコテでヘアセットしても、短時間で元に戻ってしまいやすいのも悩みです。

前髪をサイドに流しても1日キープできなかったり、朝髪をカールさせても数時間でストレートに戻ってしまったりするため、動きをだしたヘアアレンジの幅が少なくなってしまいます

パーマがかかりにくい

直毛の方は、髪の性質上パーマ剤が馴染みにくいため、パーマがうまくかからなかったりすぐ取れてしまったりしやすいです。しかし、パーマにはカールのキープ力が強いものや部分的にカールさせるものなど数種類があるため、好みのスタイリングに併せて選ぶと失敗しにくく、日々のヘアセットがしやすくなります

たとえば、髪のカールを長持ちさせたいなら、デジタルパーマやエアウェーブがおすすめです。前髪や毛先にカールが欲しい方は、ポイントパーマをかけるとヘアアレンジが楽しめます。

直毛の見分け方

直毛の程度は人によって差があります。直毛に見えても緩やかなうねりがあるくせ毛の人や、部分的にくせ毛が混ざっている人もいるのです。

自身の髪が直毛かを判断する方法には次のような方法があります。

  • 髪の毛をよく見ると、ゆるやかなうねりがある
  • 部分的に縮れている髪がある
  • 髪が左右どちらかに自然に流れている
  • 湿気のある日は髪がまとまりにくい

これらに当てはまる項目が少ない場合はくせが無い直毛か、ほとんどくせの無い直毛と判断できます。当てはまる項目がいくつかある場合は、弱いくせ毛だったりくせ毛と直毛が混ざっていると判断できるでしょう。

以前は直毛だったのに、くせが気になるようになってきた場合は、カラーリングやパーマなど日々の髪へのダメージが蓄積されたことによって、一時的なくせ毛になっていることもあります。ダメージの蓄積によってくせ毛になっている場合は、ヘアスタイルやヘアケアの見なおしが必要です。

【直毛の方向け】ヘアセットのポイント

直毛の方向けのヘアセットのポイントは以下の通りです。

  • ドライヤーの風で髪の根元を立ちあげる
  • ヘアアイロンで髪を少しずつ巻く
  • スタイリング剤は髪の硬さにあったものを選ぶ

それぞれを解説していきます。

ドライヤーの風で髪の根元を立ちあげる

髪のふんわり感をだすために、ドライヤーの使い方は重要です。

まず、髪の根元を濡らして髪の状態をリセットしてからドライヤーを使用します。髪をふんわりさせるには、ドライヤーの風を髪の根元に当てるようにするのがポイントです。髪を持ちあげて、ドライヤーの風を下から当てるようにしながら根元を乾かしましょう。

ヘアセットする朝は仕事や学校前などで忙しく、ドライヤーを使う時間が無い場合も多いでしょう。しかし、直毛の方は髪にボリュームをだしたい場合は、ドライヤーを使うことでヘアセットしやすくなります。

SALONIAのスピーディーイオンドライヤーなら乾かす時間を短縮できるため、短時間でヘアセットしたいときに便利です。さらに、SETモード(弱風)が搭載されているので、根元に当てることでふんわりとした仕上がりになります。

ヘアアイロンで髪を少しずつ巻く

直毛の方がヘアアイロンを使う場合は、髪を少量ずつ取って巻くのがポイントです。ヘアアイロンで髪を巻いたときに、ヘアアイロンが髪で隠れてしまう場合は、はさむ量が多すぎているでしょう。

はさむ量が多いとカールがつきにくくなったり、ヘアセットに余計に時間がかかってしまったりすることもあるため、少量ずつカールさせることを意識してくださいね。

毛先をカールさせたい場合は、ストレートヘアアイロンで巻くのもおすすめです。髪が短い男性や、前髪をカールさせたいときなども使いやすいので試してみましょう。

SALONIAの2WAYストレート&カールヘアアイロンなら、前髪はストレートアイロンで、横や後ろ髪はカールアイロンでセットするなど、好みに合わせた使い分けが可能です。

髪の部分によっても使い分けられるため、直毛の方のヘアセットにも便利なアイテムです。セラミックコーティングで、髪がひっかりにくくなめらかに通るのでヘアセットがしやすくなりますよ。

スタイリング剤は髪の硬さにあったものを選ぶ

髪のボリューム感やカールをキープするためにスタイリング剤は重要です。ただし、髪の硬さにあったものを選ばないと重くベタついて見えてしまうこともあります。

髪が硬めの直毛の方は、キープ力があって全体に馴染ませやすいクリーム系やマット系のヘアワックスがスタイリングしやすいといえます。髪が細くやわらかい直毛の方は、セット力のやわらかいヘアワックスを使用すると重くなりにくいためおすすめです。

また、ヘアセットを長時間維持するには、ヘアワックスとスプレーを併用しましょう。ヘアワックスで形を整えたあと、ハードタイプのスプレーで固定させることでスタイルを維持しやすくなります。

【まとめ】直毛の特徴を活かしてヘアアレンジを楽しもう!

直毛は髪が毛根から真っすぐ生えていて、キューティクルが丈夫で髪の中の水分やタンパク質などのバランスが均等なのが特徴です。摩擦によるダメージなどで髪が傷みにくく、天候や季節の影響も受けにくいメリットがあります。

しかし直毛は、髪の性質上ストレートに戻ろうとする力が働くことで、ヘアアレンジの幅が少なく、重たく見えてしまいがちです。直毛の方は、ドライヤーやヘアアイロンをうまく活用し、髪質にあったスタイリング剤を使うなど、ヘアセットを楽しむ工夫をしてみてくださいね。

SALONIAのスピーディーイオンドライヤーなら短時間でボリュームを出しながらのヘアドライ、スタイリングが可能です。

さらに、2WAYストレート&カールヘアアイロンなら、ストレートにしたいときも髪を巻きたいときにも使えます。100〜220℃まで温度調整が可能なので、アイロンやコテの熱がなかなか効かない直毛の方でも自分の髪に合う温度を見つけやすいので、ぜひご利用ください。

監修者紹介

石鍋寿仁さん/株式会社メークエンドウ教育部部長

都内美容室2件を経て美容メーカーへ転職、メーカー勤務時に薬剤開発、日本国内外のサロンの教育を受け持つ。その後、現在のサロンに入社、12店舗の美容室の技術教育やメニュー作成を統括している。
※記事中で紹介している商品の選定に、監修者は携わっておりません

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