髪をサラサラ・ツヤツヤにする方法8選!ダメージの状況やサラサラ具合を見分ける方法も紹介
HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.109
繊細な構造をしている髪は、何気ない生活習慣によってダメージが蓄積し、パサつきや枝毛などの傷んだ髪になります。サラサラな髪を手に入れるには、髪にダメージを与える要因を排除し、ダメージを補修するヘアケア習慣が欠かせません。
そこでこの記事では、髪にダメージを与える要因や、髪をサラサラにする具体的な方法について解説していきます。憧れのサラサラな髪を手に入れたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
そして髪をサラサラに保つためには、日常生活において熱によるダメージを髪に蓄積させないことが大切です。
SALONIAのスムースシャイン ストレートヘアアイロンは、独自プレートを採用し髪に熱を緩やかに伝えてダメージを抑えます。
また、80~210℃まで温度設定ができるため、低温でのツヤ出しにも利用しやすいです。
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髪をサラサラツヤツヤにする方法
髪をサラサラにするための主な方法は、以下8つです。
- シャンプーは地肌を中心に、やさしく洗う
- 寝るときは髪を乾かし摩擦に気をつける
- トリートメントで髪にうるおいを与えて保護する
- ドライヤーで素早く乾かし熱ダメージを抑える
- 丁寧にブローを行う
- ヘアアイロンで髪をサラサラに伸ばす
- 紫外線対策を行う
- 規則正しい生活習慣を意識する
サラサラで指通りなめらかな髪は、髪にダメージを与える要因を排除し、積極的にダメージを補修することで手に入ります。それぞれの方法を詳しく解説していきます。
1.シャンプーは地肌を中心に、やさしく洗う
サラサラの髪にするためにも、シャンプーは摩擦をおさえてやさしく行いましょう。
髪への摩擦をできるだけ抑えるためには、シャンプー時に次のポイントに気をつけることが大切です。
- シャンプー前にブラッシングをして汚れを浮かしておく
- シャンプー前にぬるま湯で頭皮と髪の汚れを洗い流しておく
- 髪につける前に手のひらでシャンプーを良く泡立てておく
- 頭皮は指の腹をつかって優しく揉むように洗う
- 洗い残しが無いようにしっかりとすすぐ
それぞれ詳しく解説していきます。
1.シャンプー前にブラッシングをして汚れを浮かしておく
シャンプー前にブラッシングをして汚れを浮かしておきましょう。ブラッシングをすることで毛穴の汚れを浮かしたり、髪の絡まりをほどいたりする効果があり、シャンプー前に、お湯で流す次の工程が効率よくできるようになります。
2.シャンプー前にぬるま湯で頭皮と髪の汚れを洗い流しておく
ブラッシングの後は、ぬるま湯で汚れを洗い流しましょう。
シャンプー前にぬるま湯で頭皮と髪の汚れを洗い流しておくと、シャンプー前に大体の汚れを落とせます。シャンプー前にあらかた汚れを落とすことで、摩擦による髪へのダメージを軽減できたり、シャンプー剤の使用量を抑えられたりするのがメリットです。
3.髪につける前に手のひらでシャンプーを良く泡立てておく
髪につける前に手のひらでシャンプーを良く泡立ててください。事前に泡立てておくことで、泡立てるために髪に必要以上の摩擦を与えなくて済みます。
4.頭皮は指の腹を使って優しく揉むように洗う
頭皮は指の腹を使って優しく揉むように洗えば、毛穴汚れまできれいに洗えます。ごしごし強くこすってしまうと、摩擦で髪を傷つける要因になるので、要注意です。
5.洗い残しが無いようにしっかりとすすぐ
髪を洗い終わったら、最後は洗い残しが無いようにしっかりすすぐことが大切です。シャンプーが頭皮に残っていると、頭皮を刺激してかゆみなどのトラブルにつながりかねません。しっかりすすぐことで肌トラブルを予防できます。
2.寝るときは髪を乾かし摩擦に気をつける
髪は物理的な摩擦に弱く傷みやすいため、意外に摩擦の影響を受けやすい就寝時は要注意です。
枕カバーの素材に気をつけたり、ナイトキャップを利用したりしましょう。
たとえば、シルク素材のものを使用すると髪にかかる刺激を抑えられます。ナイトキャップには髪をカバーする機能があるので、適度な保湿効果が得られるのもメリットです。
さらに、寝るときに髪を枕の上部にあげて摩擦が起きないようにすることも大切です。
3.トリートメントで髪にうるおいを与えて保護する
サラサラ髪を手に入れるには、うるおいを与えて髪を補修したり、キューティクルの表面を保護して成分の流出を防いだりするトリートメントを活用するのが効果的です。
トリートメントは、使用用途や役割に合わせて主に2種類が存在します。
インバストリートメント | アウトバストリートメント | |
---|---|---|
主な使用用途 | お風呂内で洗い流して使用する | お風呂場の外で洗い流さず使用する |
トリートメントの役割 | 補修成分で髪にうるおいを与える | キューティクルの表面を保護して成分の流出を防ぐ |
ここからは、具体的にインバストリートメントとアウトバストリートメントの使い方を紹介していきます。
インバストリートメントの使い方
インバストリートメントの使い方は、次の通りです。
- シャンプー後、洗い流すトリートメントを毛先から中心に馴染ませる
- 指の腹でしっかり揉み込む
- 蒸しタオルまたはシャワーキャップで髪をくるんで3分程度時間を置く
- ぬめりがなくなるまでしっかりと洗い流す
毛先から馴染ませる理由は、髪は毛先に近づくほどダメージが蓄積して傷んでいるからです。指の腹でしっかりと揉み込むと、髪にトリートメントが馴染みやすくなります。
さらに目の粗いコームで髪をとかすと、髪1本1本までトリートメントを行き渡らせやすいでしょう。
トリートメント直後にすすがずに、髪をくるんで3分程度時間を置くと、キューティクルが開いてトリートメントの効果が高まるといわれています。
洗い残しがあるとベタつきの原因になるため、しっかりと洗い流しましょう。
アウトバストリートメントの使い方
髪表面を保護して成分の流出を防ぐアウトバストリートメントの使い方は、次の通りです。
- シャンプー&トリートメント後、タオルドライした髪に毛先を中心に馴染ませる
- ドライヤーで髪を乾かした後に少量重ね付けして仕上げる
アウトバストリートメントは、髪がしっかり乾ききる前の方が効果が高まります。手のひらでトリートメントを温めてから塗布するとなおよいでしょう。
さらに目の粗いコームで髪を梳かすと馴染みやすくなります。
髪に馴染ませた後、髪を8割程度乾かした時点で再度乾燥が気になる箇所に重ね付けするのがポイントです。
4.ドライヤーで素早く乾かし熱ダメージを抑える
熱ダメージを抑えて素早く乾かすドライヤーのやり方のポイントは、以下の通りです。
- タオルドライをしっかり行う
- 吸水力の高いターバンや手袋を使用するとさらに良い
濡れた髪はキューティクルが開いて傷つきやすくなっています。そのため、シャンプー&トリートメント後の髪は、できるだけ早く乾かすのが大切です。自然乾燥はNGと心得ましょう。
一方、ドライヤーの熱を長時間当て続けることは、髪を傷める要因になるため、熱ダメージを抑えながら素早く乾かすことが大切です。
ドライヤーで髪を早く乾かすための乾かし方を詳しく知りたい人は、以下の記事も合わせて読んでみてください。
SALONIAでは2.3㎥/min の大風量を出せるドライヤーを発売中。大風量で素早く乾かせるので、熱ダメージを減らしてサラサラ髪を目指せます。
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5.丁寧にブローを行う
髪を8割程度乾かしたら、ブローを行います。
ブラシを使いながらブローすると、キューティクルが揃い、よりサラサラに仕上がります。ブローして作った髪型は、外出先で髪が乱れたとしても、手グシだけでサッと元に戻しやすいのがメリットです。
ブローする際には毛先が絡まりやすいので、まずは毛先からブラッシングすることが大切です。ガシガシと強い力で行わず、摩擦が起きないように丁寧にほぐしていきます。
6.ヘアアイロンで髪をサラサラに伸ばす
髪をサラサラに伸ばすヘアアイロンのやり方は、以下の通りです。
- ブラッシングする
- 髪をブロックに分ける
- 根元から優しくあてる
ヘアアイロンには、熱でくせを伸ばすだけなくキューティクルを整える効果があります。そのため、ブロー後にストレートアイロンで仕上げると、髪表面にツヤが出てなめらかな手触りになります。
ヘアアイロンの使い方について詳しく知りたい人は、以下の記事も合わせて読んでみてください。
SALONIAプレミアムラインのスムースシャイン ストレートヘアアイロンでは、緩やかに髪を温めるシルキーテックプレートを採用しています。ダメージを抑えてツヤを出すため、シルクのような髪質を目指すことが可能です。
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さらにSALONIAではショートヘアからロングヘアまで手軽に使えるストレートヘアアイロンもご用意しています。15mm/24mmなら電源を入れて約30秒
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7.紫外線対策を行う
紫外線も髪にダメージを与える原因となるため、以下の対策を意識することが大切です。
- 紫外線対策のできるヘアケア剤を使用する
- 日傘をさす
髪や頭皮にダメージを与える紫外線への対策は、1年を通じて必要です。紫外線は気温が高くなる夏や春だけでなく、冬や秋も地表に届いているからです。
8.規則正しい生活習慣を意識する
サラサラ美髪を目指すなら、規則正しい生活習慣を意識することも大切です。
即効性は期待できないものの、栄養バランスのよい食事習慣、ストレスを溜めない生活習慣、十分な睡眠習慣は、髪をサラサラに導いてくれます。
生活習慣は一朝一夕で変えられるものではありません。しかし、一度習慣化してしまえば、髪がダメージを受ける要因を少しずつ排除できます。
そもそも髪をサラサラから遠ざけるダメージ要因は?
髪をサラサラから遠ざける具体的なダメージ要因には以下の5つが挙げられます。
要因 | ダメージが蓄積する仕組み |
---|---|
カラーリングやパーマ | 薬剤には髪内部のタンパク質の性質を変化させる作用があり、繰り返すほどダメージを蓄積させる |
紫外線 | 紫外線にはキューティクルが傷つける作用があり、浴びすぎるとキューティクルが剥がれ落ちてパサつきや枝毛の要因に |
摩擦 | 摩擦はキューティクルを剥がす要因となるため、髪内部の水分やタンパク質が流出して髪が傷む要因に |
熱ダメージ | 高熱が繰り返し加わることで髪のタンパク質が変化し、硬くパサパサした髪になる要因に |
生活習慣の乱れ | 睡眠不足や栄養の偏り、過度なストレスなどが頭皮環境を悪化させ、髪の成長を妨げる要因に |
上記のように、毛先の髪が根元の髪より傷んで見えるのは、長い期間を経てさまざまなダメージが蓄積していることが要因とわかります。
あなたの髪はサラサラに近い?髪の状況ごとに解説
まずは自分の髪がどの程度ダメージを受けているのかを、以下の中からチェックしてみましょう。
- 指通りがなめらかでハリやツヤ、コシがある髪
- パサつきが気になる髪
- ごわつきやうねり、広がりが気になる髪
- 毛先の枝毛が気になる髪
- ヘアカラーのしすぎでパサつきが気になる髪
憧れのサラサラ髪を手に入れるには、現状把握が欠かせません。上記の中でどれに当てはまるのかを確認し、前述した中から適したケアを選んで行うことが大切です。
指通りがなめらかでハリやツヤ、コシがある髪
指通りがなめらかでハリやツヤ、コシがある髪は、サラサラの状態に近い髪です。
この状態の髪は、髪表面をうろこ状のキューティクルがなめらかに覆っており、髪内部にタンパク質や水分がしっかり詰まっているのが特徴です。
髪へのダメージがほとんど無く、たとえ髪が乱れてもすぐにまとまりのある状態に戻ります。
このタイプの髪の人は、前述した髪にダメージを与える要因を排除することで、現在のサラサラ髪をキープできます。
パサつきが気になる髪
パサつきが気になる髪は、髪表面を覆っているうろこ状のキューティクルがめくれ、髪内部の水分やタンパク質成分が外に漏れだしている状態です。
髪内部に必要な水分が流出することで、髪表面のツヤがなくなり、手触りもパサパサします。この状態になると、髪もまとまりにくくなります。
髪のパサつきをケアするには、熱ダメージ、摩擦によるダメージに対するケアやトリートメントを行うことが大切です。
ごわつきやうねり、広がりが気になる髪
ごわつきやうねり、広がりが気になる髪は、髪表面を覆うキューティクルのダメージがさらに進行し、内部のコルテックスまでダメージが及んだ状態です。
コルテックスとは、キューティクルの内側に存在するタンパク質成分のことを示します。髪の8割以上を占めており、髪のしなやかさに関与しています。
髪にうねりや広がりがあらわれるのは、髪内部の水分が流れ出てバランスが崩れたことが原因です。この状態になると、髪にくせが出はじめ、思い通りのスタイルにセットするのが難しくなります。
ごわつきやうねり、広がりが気になる髪には、トリートメントでうるおい成分を与えるケアが欠かせません。またブローの仕方にも気を使う必要があります。
髪のうねりの原因や対策については、以下記事でもご紹介しています。
毛先の枝毛が気になる髪
毛先の枝毛が気になる髪は、髪内部までダメージが蓄積し、髪内部の水分やタンパク質成分がほぼ流出してしまった状態です。もろくなった髪は縦に裂けて、枝毛になってしまいます。
この状態になると、毛の状態を補修することは難しいため、枝毛部分をカットする必要があります。
枝毛の原因や予防・対策方法については、こちらの記事でご紹介しているのでチェックしてみてください。
ヘアカラーのしすぎでパサつきが気になる髪
ヘアカラーのしすぎでパサつきが気になる髪は、ヘアカラーによる薬剤が原因で、髪表面を覆うキューティクルがダメージを受けて開き、髪内部のコルテックスまでダメージが及んだ状態です。
ヘアカラーは時間の経過とともに色が落ちていく傾向があるため、髪へのダメージが大きいほど色落ちまでの期間が短くなります。ヘアカラーの色落ちが気になる髪は、それだけ髪のダメージが進行していることを意味しています。
ヘアカラーによる髪のパサつきが気になる人は、ヘアカラーの頻度を減らすか、トリートメントで定期的なケアを行うことが大切です。
【まとめ】正しいヘアケアでサラサラ髪になろう
サラサラ髪を目指すなら、髪へのダメージ要因を排除し、髪ダメージを補修することが欠かせません。
まずは、日常生活の中で何気なく髪にダメージを与えている生活習慣を見直し、できることからはじめてみましょう。
身近なシャンプーやトリートメント、ブローの習慣を見なおすだけでも、サラサラ髪に近づきます。
セット時にはストレートへアイロンを使うのもおすすめです。
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都内美容室2件を経て美容メーカーへ転職、メーカー勤務時に薬剤開発、日本国内外のサロンの教育を受け持つ。その後、現在のサロンに入社、12店舗の美容室の技術教育やメニュー作成を統括している。