ドライヤーの冷風機能正しく使えてる?使う意味やメリット・使い方を解説
HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.74
「ドライヤーの冷風機能ってどういうときに使うの?」「冷風で髪のダメージが変わる?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
ドライヤーの冷風機能は、キューティクルに影響し、髪を健やかに保つ効果があります。
この記事では、ドライヤーの冷風機能のメリットや正しい使い方を紹介します。正しい知識を身につけ実践してみてください。
冷風機能をうまく活用すれば、髪のツヤ出しやスタイリングを長持ちさせるなどメリットが盛りだくさんです。SALONIAのスピーディーイオンドライヤーはTURBOモードとSETモードに加えて、冷風モードも搭載。冷風機能を活用したい方はぜひチェックしてみてください。
スピーディーイオンドライヤー
SPEEDY ION DRYER5,918円(税込)
Contents
ドライヤーに冷風機能があるのはなぜ?メリットを解説
ドライヤーに冷風機能がある理由は、主に以下の4つのメリットがあるからです。
- キューティクルが引き締きしまりツヤが出る
- ドライヤーの熱によるダメージを軽減できる
- スタイリングが長持ちする
- 乾燥を防ぎ、髪の広がりを抑えられる
それぞれのメリットを詳しくみていきましょう。
キューティクルが引き締きしまりツヤが出る
ドライヤーの冷風には、キューティクルを引き締める効果があります。
ドライヤーの温風後、冷風をあてることでキューティクルが閉じ、指通りのよいツヤのある髪に仕上がります。
キューティクルとは、髪内部の一番外側にある部位を言い、髪内部の水分やタンパク質を外に逃がさない働きをしています。
濡れている髪は、キューティクルが開いておりダメージを受けやすい状態です。温風のみで乾かすと髪が熱を持ったままなので、キューティクルが開いた状態が長くなります。
枝毛ができるのもキューティクルが開いていることが原因です。キューティクルが開いていると、水分やタンパク質が髪の外に逃げていってしまうため、冷風を使用しキューティクルを閉じましょう。
ドライヤーの熱によるダメージを軽減できる
ドライヤーの冷風を活用すると、髪の毛の温度が上がるのを防げます。
髪の毛に温風をあて続けると髪が火傷してしまい、ダメージが進行する原因になってしまいますが、冷風に切り替えて使うことでダメージを極力抑えられます。
髪が長い方や毛量が多い方は、ドライヤーの時間が長くなってしまう傾向にあります。熱によるダメージも多くなってしまうので、冷風を挟みクールダウンしましょう。
スタイリングが長持ちする
ドライヤーの冷風は、髪を乾かすときのみでなくスタイリング時にも活躍します。冷風をあてることで髪がキープされやすく、スタイリングが長持ちするため、髪のくせやうねりに悩んでいる方はぜひ、実践してみてください。
髪はタンパク質でできているため、熱を加えるとやわらかくなり、冷やすと硬くなる性質を持っています。ヘアセットの最後に冷風をあてると崩れにくくなるのでおすすめです。
トップにボリュームを出したい方は、温風で根元を立ち上げるように乾かしてから冷風をあてましょう。
乾燥を防ぎ、髪の広がりを抑えられる
ドライヤーの熱により、髪が乾燥すると髪が広がりボリュームが出てしまうことも。冷風をあてることでキューティクルが閉じ、乾燥や髪の広がりを抑えられます。
温風を長時間あて髪が熱を持っていると、キューティクルが開いたままの状態になり、髪内部の水分が逃げていき乾燥が進むことにもなります。
髪の広がりを抑えたい方は、温風で乾かす際にボリュームダウンさせたい箇所を潰すように風をあてると効果的です。ドライヤーを下からあてると髪が広がってしまうため、風のあてる方向にも注意しましょう。
ドライヤーの冷風の使い方は?使用するタイミングと手順を解説
ドライヤーの冷風は仕上げ段階で使用しましょう。また、間違った使い方をしてしまうと髪を傷めてしまう原因になります。
髪へのダメージを減らすためにも、ドライヤーの冷風を使うタイミングを以下の正しい乾かし方の手順とともに解説していきます。
- タオルドライで水分を取る
- 温風で乾かす
- 冷風で仕上げる
タオルドライで水分を取る
タオルドライは髪を乾かす前の大事な工程になります。髪は水分を含んでいるとダメージを受けやすいため、表面の水分をとってあげることが重要です。
根元部分は、頭皮をマッサージするように水分をとりましょう。毛先部分は、髪同士が擦れないようにゴシゴシせず、タオルではさんで水分をとります。
タオルドライの工程で、しっかり水分をとってあげることでドライヤー時間を短縮できます。髪のみならず、頭皮の水分もとってあげるとより効果的です。
水分をとるには、吸水力の高いタオルがおすすめです。
温風で乾かす
髪の毛が集中している根元が乾きにくい傾向にあるため、根元から温風をあてていきましょう。温風で乾かすのは全体の8割までです。
ドライヤーをあてる際は、上からあてます。このとき、斜め45度の角度からあてるとキューティクルが整い手触りがよくなります。
また、ドライヤーから頭までの距離が近いと熱が伝わりすぎてしまうので、15cm程度離して使用してください。
毛先は乾きやすい傾向にあるため、毛先から乾かすと余計な風があたり乾かしすぎてしまいます。乾燥の原因になるので、毛先から乾かすことや乾かしすぎには注意しましょう。
またドライヤーの温度目安については、以下記事でも紹介しています。
冷風で仕上げる
最後に冷風で整えます。ドライヤーの温風で形を作り、冷風をあてて形を固定します。
冷風で乾かしたときに冷たく感じる部分は、乾かしきれていない状態なのでしっかり乾かしましょう。
温風のみで終わってしまうと、キューティクルが開いたままの状態になってしまうので、冷風で仕上げることが大事です。冷風で仕上げることでパサつきを防止でき、ツヤも出ます。
SALONIAのスピーディーイオンドライヤーなら、TURBO・SET・COOLの3つの温度設定ができます。従来より30%ドライ時間をカットできる
ので、熱を長時間あてずに済み、COOLモードの冷風で仕上げも可能です。
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ドライヤーでの髪の正しい乾かし方は以下の記事でも詳しく解説しています。こちらもぜひ読んでみてください。
ドライヤーの冷風のみで乾かすとどうなる?
ドライヤーの熱でのダメージが気になり、冷風のみで乾かせばよいのではと考えてしまうかもしれませんが、実際はデメリットが多いです。
以下では、冷風のみで乾かすとどうなるのか3つのデメリットを解説していきます。
- 乾くまでに時間がかかる
- 頭皮に水分が残り、菌が繁殖しやすい環境になる
- 血行が悪くなる
乾くまでに時間がかかる
冷風は、温風と比べると乾きが遅い傾向があり、冷風のみで乾かすと時間がかかってしまいます。髪に水分を含んでいる状態はダメージを受けやすいため、髪が濡れている時間は短ければ短い方がいいです。
長い時間乾かしていると、髪を触っている時間も長くなるので髪同士が擦れ、髪の傷みにつながります。
そのため、摩擦の影響を受けないためにも温風から冷風に切り替え、短時間で乾かし終えたほうが効果的です。
頭皮に水分が残り、菌が繁殖する
頭皮に水分が残ったままにしてしまうと、常在菌が繁殖しやすい環境になりフケやかゆみ、抜け毛の原因になります。
冷風のみで乾かすと、乾かす時間がかかり中途半端でやめてしまったり、水分が取りきれなかったりする可能性があります。また、乾かし残しに気付きにくいです。
乾かし残しがあると頭皮の臭いの元となる菌が増えやすくなり、においの原因にもなります。
血行が悪くなる
冷風をあて続けると、頭皮の温度が下がり血行が悪くなる可能性があります。
血行が悪くなると、髪の毛に栄養が行き届かず薄毛や抜け毛の原因になり、健やかな髪の毛が生えてこなくなることもあります。
ドライヤーの温風と冷風は何分ずつあてればいい?
ドライヤーの冷風を何分ほどあてればよいか、明確な基準はありません。一般的な時間の割合では温風8割、冷風2割がいいと言われています。
冷風を使用することで、ダメージを抑えツヤッとした仕上がりを目指せます。
すべて温風にしてしまうと、キューティクルが閉じず、髪内部の水分やタンパク質が逃げてしまうため、温風と冷風を上手に使いこなしましょう。
【まとめ】ドライヤーの冷風を上手に活用しよう
ドライヤーの冷風機能を使用するメリットは以下の4つです。
- キューティクルが引き締きしまりツヤが出る
- ドライヤーの熱によるダメージを軽減できる
- スタイリングが長持ちする
- 乾燥を防ぎ、髪の広がりを抑えられる
ドライヤーは温風と冷風の使い分けが大事です。
温風のみでも冷風のみでも効果が薄れるため、8割の温風と2割の冷風でダメージの無いツヤ髪を手に入れましょう。
SALONIAのスピーディーイオンドライヤーなら、温風と冷風を簡単に切り替えられます。TURBO、SET、COOLの3つの温度設定が可能です。
2.3㎥/min
の大風量で、スピーディーに乾かせるメリットがあります。長時間熱をあて続けるとダメージの原因になるので、速乾できるのは大きなメリットです。さらに「SET」で髪を整えた後、「COOL」に切り替えて髪にあてると、セットが長持ちします。
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