MENU

SALONIA

髪には自然乾燥とドライヤーどっちがいい?自然乾燥のデメリットや上手なドライヤーのやり方を解説
髪 自然乾燥 髪 自然乾燥

髪には自然乾燥とドライヤーどっちがいい?自然乾燥のデメリットや上手なドライヤーのやり方を解説

HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.91

髪にやさしいヘアケアのために、シャンプー後には自然乾燥にこだわっている人も中にはいるのではないでしょうか。

しかし、実はそのヘアケアは、見直すべきかもしれません。自然乾燥は、頭皮の乾燥や血行悪化、寝癖などの原因になり、美しい髪を保てなくなるからです。

この記事では、髪を自然乾燥させるメリットやデメリット、本当に髪にやさしい乾かし方のポイントなどを紹介します。

結論からいうと髪を健やかに保つためには、自然乾燥を避けドライヤーで早く乾かすのが大切です。

水に濡れている髪はキューティクルが開いており、ダメージを受けやすい状態。なるべく早く髪を乾かさないと、髪がダメージを受けやすくなってしまいます。

髪のダメージを抑えたいなら、自然乾燥ではなく素早く乾かせるドライヤーを選びましょう。SALONIAのスピーディーイオンドライヤーは、2.3㎥/min※1の大風量でドライ時間を30%短縮※2できます。
※1 TURBO時/自社測定による
※2 自社製品(SL‐007)との比較。自社調べ

髪を自然乾燥させるメリットはある?

髪を自然乾燥させるメリットはほとんどありません。しいていえば、入浴後のお手入れ時間がほんの少しだけ短縮される程度です。

髪の自然乾燥は、髪や頭皮のトラブルを招きやすくなります。美しく健やかな髪を維持するためには洗髪後の自然乾燥を避け、ドライヤーで素早く乾かすのがおすすめです。

髪の自然乾燥によるデメリット

髪の自然乾燥には、具体的には次のようなデメリットがあります。

  • 髪や頭皮が乾燥しやすい
  • 菌の繁殖による臭いやかゆみなどのトラブルを招く
  • 頭皮の血行が悪化しやすい
  • 寝癖がつきやすい

それぞれ詳しく説明していきます。

髪や頭皮が乾燥しやすい

髪を自然乾燥させると、髪や頭皮のうるおいが蒸発して乾燥しやすいデメリットがあります。

自然乾燥することは、髪を無防備な状態にさらすことに他なりません。

髪のキューティクルはうろこ状に生えていますが、濡れると開く性質があります。つまり洗髪後は、キューティクルが開いた状態です。

開いたキューティクルからは、髪内部の水分が蒸発していくだけでなく、摩擦や紫外線など外部からの刺激に無防備な状態にさらされます。カラーリング成分も流出しやすく、抜け毛や切れ毛も起こりやすい状態です。

自然乾燥を続けるうちに、キューティクル自体はがれやすくなります。そのダメージは蓄積していき、髪はどんどんパサついていきます。キューティクルが浮いて来ることで手触りもゴワつき、見た目のツヤもなくなるなど残念な結果を招くでしょう。

菌の繁殖による臭いやかゆみなどのトラブルを招く

髪の自然乾燥によって、頭皮に菌が異常繁殖し、頭の臭いやかゆみ、フケ、薄毛などのトラブルを招く恐れもあります。

これは、長時間湿気にさらされることで、頭皮を守っている常在菌のバランスが乱れるための症状です。菌が繁殖することで頭皮が乾燥したり、反対に過剰な皮脂分泌が起こったりする場合があります。

この状態では臭いが発生する他、頭皮のコンディションが乱れることで頭皮のかゆみ、フケ、薄毛などのトラブルも起きやすくなります。

かゆみの症状から頭皮をかいてしまうと、細かな傷ができることで頭皮の炎症が発生する恐れもあるため、髪は長時間湿らせたまま放置しないようにしましょう。

頭皮の血行が悪化しやすい

髪を自然乾燥させると、頭皮の血行が悪化する可能性もあります。

これは、長時間濡れた状態が続くことで、気化熱により頭皮がどんどん冷えていくためです。

血液は、頭皮に不可欠な酸素や栄養素を運んでいます。血流が滞ることで栄養素が行き渡らなくなり、頭皮環境が悪化して髪が十分に成長できなくなる可能性があります。

結果、髪にコシやツヤがなくなり、抜け毛や薄毛にもつながりやすいでしょう。

寝癖がつきやすい

髪の自然乾燥には、寝癖がつきやすくなるデメリットもあります。

髪の毛は、乾く瞬間の形状でセットされます。これは、髪が乾くときに起こる水素結合によるものです。

自然乾燥する場合には、どの状態で髪の形状が固定されるかコントロールしにくく、思ったようなヘアスタイルに整えるのが難しくなります

髪を乾かさずに寝てしまった場合には、寝返りを打って髪が乱れたり、枕で圧迫されたりすることでとくにコントロールが難しく、寝癖がつきやすいので注意が必要です。

寝癖の直し方については、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ、あわせて読んでみてください。

健やかな髪のためにドライヤーの使用がおすすめの理由

健やかな髪のためにドライヤーの使用がおすすめの理由

健やかな髪を保つためには、次の理由により、ドライヤーを使って素早く髪を乾かすのがおすすめです。

  • 開いたキューティクルを閉じやすい
  • 頭皮環境を良好に保てる
  • 髪にツヤが出る
  • スタイリングが決まりやすい

それぞれ具体的に説明していきます。

開いたキューティクルを閉じやすい

ドライヤーで髪を乾かすことで、開いたキューティクルを閉じやすくなるメリットがあります。

髪のキューティクルは、ある程度の熱を与えてから冷ますことでしっかり閉じる性質があります。キューティクルが閉じることで、水分やカラーリング成分を髪内部に閉じ込めた状態でキープ可能です。

キューティクルが閉じた状態では、髪は摩擦や紫外線、静電気など外部から受ける刺激にも強くなります。一度傷んでしまったキューティクルはほぼ元には戻らないといわれていることからも、ドライヤーを使った正しいケアを続けるのが大切です。

なお、髪が濡れた状態からドライヤーで熱を与えても、熱エネルギーはおもに水分の蒸発に使われるため、髪の温度はそれほど上がらずに済むといわれています。

SALONIAのスピーディーイオンドライヤーなら、2.3㎥/min※1の大風量で髪を乾かせます。従来より30%ドライ時間をカット※2可能で、髪の熱し過ぎを防ぎつつやさしく仕上がるのが魅力です。
※1 TURBO時 / 自社測定による
※2 自社製品(SL-007)との比較

頭皮環境を良好に保てる

ドライヤーによって、頭皮環境を良好に保つ効果も期待できます。

頭皮や毛髪を素早く乾かすことで、雑菌の繁殖を抑えられ、頭皮トラブルの抑制が可能です。また、頭皮の冷えを防ぎ、血流維持に役立つメリットもあります。

血流を維持できれば頭皮に十分な栄養が行き渡りやすくなるため、髪のケアにも役立ちます。

髪にツヤが出る

ドライヤーは、髪に自然なツヤが出るのもメリットです。

ドライヤーの温風をかけた後に十分冷風で冷ますことで、キューティクルがしっかり閉じやすくなります。キューティクルが整うことで髪の表面が光を反射しやすくなり、髪にツヤがでます。

また、血流を保ち髪に十分な栄養が行き渡ることで、これから生えて来る髪の毛も太くツヤのあるものになるでしょう。

ドライヤーで冷風を上手に使うコツについては、こちらの記事で詳しく解説しています。興味があれば、ぜひ読んでみてください。

スタイリングが決まりやすい

ドライヤーを利用して髪を乾かすと、スタイリングが決まりやすいメリットもあります。

髪は乾く瞬間に形が決まるといわれています。ドライヤーで髪を乾かせば髪の形状をコントロールしやすく、望み通りのヘアスタイルにセットしやすいです。

ドライヤーには、乾きにくい頭皮や髪の根元でも乾かしやすい特徴があります。根元からしっかりスタイリングすれば、寝癖の影響を受けにくくなる効果が期待できます。

SALONIAのスピーディーイオンドライヤーは、やわらかい温風のSETモード搭載で、スタイリングが決まりやすいのが特徴です。熱を抑えてスタイリングすることで、健やかな頭皮環境維持に役立つメリットもあります。

男性も髪の自然乾燥はNG?

男性も髪の自然乾燥はNG?

短髪の人が多いことから、男性の中には自然乾燥派の人もいるかもしれませんが、男性も髪の自然乾燥は避けるべきです。

その理由は以下の3つです。

  • 濡れたままの頭皮は雑菌が繁殖する
  • 髪にパサつきがでて、傷みやすくなる
  • 血行不良による薄毛の心配がある

雑菌が繁殖すると、フケ・かゆみ・臭いなどのトラブルの原因になります。

また、自然乾燥するとキューティクルが開いたまま固定されてしまうので、必要な栄養分であるタンパク質や水分が髪から抜けていき、パサつきやすくなります。

さらに、濡れたままの状態では頭皮が冷え、血行不良につながりかねません。血行が悪い状態では、頭皮や髪に栄養が届きづらくなり、薄毛を招く恐れもあります

タオルドライをしっかりしてからドライヤーをかければ、ドライヤーの時間を短縮できます。「男性だから」「面倒だから」といわず、ドライヤーを使って素早く髪を乾かすのがおすすめです。

髪にやさしいドライヤーのかけ方のコツ

髪にやさしいドライヤーのかけ方のコツは以下の通りです。

  • ドライヤー前にタオルドライする
  • アウトバストリートメントやヘアオイルでドライヤーの熱から保護する
  • ドライヤーのノズルを外す
  • 頭部から15cmの距離でドライヤーをあてる
  • 乾きにくい根元から先に乾かす
  • 手ぐしを利用する
  • 最後に冷風をかける

まず、ドライヤー前にしっかりタオルドライしておけば、ドライヤー時間を短縮することでダメージを受けにくくなります。さらにアウトバストリートメントやヘアオイルを利用することで、ドライヤーの熱から髪を保護しやすくなります。

また、髪をセットするときに使う「セットノズル」は風を一箇所に絞ってしまう可能性があるので、髪全体を乾かすのには不向きな場合も。使用するドライヤーによりますが、セットノズルを外した状態の方が全体的に風が行き渡りやすくなり、ムラなく髪を乾かしやすくなります。乾かすときは頭部から15cmの距離を目安にドライヤーをあてましょう。

なお、乾きにくい根元側から髪を乾かしはじめることで、毛先を過剰に乾燥させずに済みます。手ぐしで空間を作ると、頭皮や髪の根元にも風が行き届きやすくなるので、髪を乾かす段階では手ぐしを利用するのがおすすめです。ヘアブラシは、仕上げの段階になってから使いましょう。

温風で一通り乾かしてから仕上げに冷風をかけるとキューティクルがしっかり閉じ、髪の形状が固定されます。スタイリングする際には温風をあて、形をキープしたまま冷風をあてると思い通りに髪型をコントロールしやすいでしょう。

SALONIAのスピーディーイオンドライヤーは、やわらかい温風が特徴のSETモードを搭載しています。手元に電源スイッチがあるのでSETモードとCOOLモードを切り替えやすく、効率的にスタイリング可能です。

ドライヤーの正しい使い方については、こちらの記事で詳しく解説しています。髪を乾かすときのコツをつかむためにも、ぜひ読んでみてください。

【まとめ】髪には自然乾燥よりドライヤーがおすすめ

「髪のためには自然乾燥がよい」と聞くこともありますが、髪の自然乾燥はむしろよくありません。ドライヤーを使って素早く髪を乾かす方が髪にはやさしいことをぜひ覚えておいてください。

ただし、誤ったドライヤー方法で髪を乾かしてしまうと、髪が傷んでしまう恐れもあります。正しいドライヤーの使い方をマスターし、髪をやさしくいたわりましょう。

SALONIAのスピーディーイオンドライヤーなら、大風量のパワーで髪を乾かし、熱を受ける時間をギュッと短縮。気になるダメージを防ぎます。やわらかい温風のSETモードも搭載しているので、髪をやさしくスタイリング可能です。