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ヘアアイロンで髪は傷む?傷みにくい方法5つを解説

ヘアアイロンで髪は傷む?傷みにくい方法5つを解説

HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.08

「ヘアアイロンでスタイリングを楽しみたいけど、髪へのダメージが心配…」「ヘアアイロンを使って髪が傷まない方法はある?」と悩んでいませんか?

結論から言えば、髪へのダメージを軽減しながらヘアアイロンを使うことは可能です。

この記事では、ヘアアイロンで髪が傷む原因と髪の傷みを軽減する方法を解説します。髪を傷めにくいヘアアイロンの選び方も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

SALONIAのスムースシャインヘアアイロンは、髪のダメージを抑えるプレート素材を採用。緩やかに髪を温めるため、髪が傷む原因となる水蒸気爆発を抑えられます。さらに髪のイオンバランスを整えるダブルリペアイオン機能により、ツヤがあって滑らかな指通りの髪を目指せます。

※ 髪の毛を補修するものではありません。

スムースシャイン ストレートヘアアイロン

SMOOTH SHINE HAIR STRAIGHTENER

13,200円(税込)

スムースシャイン カールヘアアイロン

SMOOTH SHINE CURLING HAIR IRON

13,200円(税込)

ヘアアイロンで髪が傷む2つの原因

ヘアアイロンで髪が傷む2つの原因は、以下の通りです。

  • 熱による髪のタンパク変性
  • ヘアアイロンによる摩擦

美しい髪を維持するためにもヘアアイロンで髪が傷む原因について知ることは大切です。それぞれ解説します。

原因1.熱による髪のタンパク変性

ヘアアイロンで髪が傷む原因の1つは、熱による髪のタンパク質が変性してしまうことです。

タンパク変性とは、タンパク質に熱が加わって固まることを指します。

身近な生卵を例に、タンパク変性について考えてみましょう。

生卵をゆでるとゆで卵に、フライパンで焼くと目玉焼きになります。このように生卵に熱を加えると固くなるのは、生卵の成分にタンパク質が含まれているからです。

生卵はいったんゆで卵や目玉焼きに変化してしまうと、二度と生の状態には戻れません。これを不可逆的変性と呼びます。

実は、髪の毛に熱を加えても、生卵と同じような変化が起こります。なぜなら、髪の毛も生卵と同じように、多くの成分がケラチンと呼ばれるタンパク質で構成されているからです。

タンパク変性してしまった髪の毛は、以下のような状態になってしまいます。

  • 切れ毛や枝毛が増える
  • カラーの色が入りにくい
  • パーマがかかりにくい

髪にタンパク変性が起こる温度は、髪の状態によって異なります。

乾いた髪のタンパク変性が始まる温度は130℃程度ですが、濡れた髪のタンパク変性が始まる温度はさらに低い60~70℃程度です。

これは、同じ髪であっても、濡れた髪の方が熱に弱く傷みやすいことを意味しています。

原因2.ヘアアイロンによる摩擦

ヘアアイロンによって髪が傷んでしまう2つ目の原因は、ヘアアイロンによる摩擦です。

ヘアアイロンで髪を巻いたりストレートに伸ばしたりするとき、髪をヘアアイロンではさんで滑らせる必要があります。このとき発生する摩擦が、髪のキューティクルを傷める恐れがあります。

キューティクルとは、髪の表面を覆っているうろこ状の組織です。キューティクルには外部の刺激から髪を守る役割があり、見た目や手触りにも大きな影響を与えています。

キューティクルが整った髪は、艶やかで滑らかな手触りをしているのが特徴です。一方、キューティクルが乱れた髪は、ツヤ感が無くなり手触りも悪くなります。

髪にヘアアイロンによる摩擦が繰り返し加わると、キューティクルが乱れ、髪の傷みを進行させてしまいます。その結果、髪内部の水分やタンパク質が流出し、ハリやコシも失われやすくなってしまいます。

ヘアアイロンの髪がなるべく傷まない5つの方法

ヘアアイロンの髪がなるべく傷まない5つの方法

ヘアアイロンで髪が傷みにくい5つの方法は、以下の通りです。

  • 適切な温度でヘアアイロンを使う
  • 同じ部分に何度もあてない
  • 髪はしっかり乾かし濡れた髪には使わない
  • ヘアアイロン用のスタイリング剤を使う
  • 摩擦を減らす

上記の方法を意識してヘアアイロンを使えば、髪へのダメージを軽減しながらスタイリングを楽しめます。それぞれ順番に解説していきます。

1.適切な温度でヘアアイロンを使う

ヘアアイロンによる髪へのダメージを軽くするには、適切な温度で使用することが大切です。なぜなら、適切な温度でヘアアイロンを使用しないと、タンパク変性が進んで髪が傷みやすくなるからです。

「髪へのダメージを軽くするには、低温で使用すればよい」と考えがちですが、そうとも言い切れません。ヘアアイロンは熱によって髪を形作るため、低温ではクセが付きにくいです。その結果、使用時間が長くなったり何度も同じ部分にアイロンをあてたりすることで、かえって髪へのダメージにつながってしまいます。

一方、必要以上の高温で使用するのも、髪には良くありません。高温になればなるほど、髪のタンパク変性が進みやすくなるからです。

髪へのダメージを抑えてヘアアイロンを楽しむコツは、低すぎず高すぎない適切な温度で、スピーディに仕上げることです。

ヘアアイロンによる適切な温度は、髪の部位や髪質、ダメージの大きさによって異なります。まずは低温から試していき、くせがうまく伸ばせるちょうど良い温度を探しましょう。

ヘアアイロンの温度設定目安は、以下の記事も参考にしてみてください。

ヘアアイロンの温度目安は何度?部位ごとの目安や傷まないための方法を解説


2.同じ部分に何度もあてない

ヘアアイロンによる髪へのダメージを軽くするには、同じ部分に何度もヘアアイロンをあて続けないことも大切です。

長時間同じ部分にアイロンをあて続けると、必要以上に髪に熱が加わり、タンパク変性を進行させる要因となります。

髪にヘアアイロンをあてる時間の目安は、以下の通りです。

ヘアアイロンの種類 髪にあてる時間の目安
ストレートアイロン 2秒以下
カールアイロン 3~5秒以下

上記の時間で試したとき、思い通りにカールを作れない、またはストレートにならないと感じる場合もあるでしょう。

そんなときは、挟む毛束の量を減らしたり、ヘアアイロンの設定温度を見直したりしてみると、仕上がりが変わってきます。

3.髪はしっかり乾かし濡れた髪には使わない

ヘアアイロンによる髪へのダメージを軽くするには、髪をしっかりと乾かしてから使用しましょう。

髪が濡れた状態でヘアアイロンを使うのはNGです。濡れた髪は乾いた髪より熱に弱く、60~70℃の低めの温度でもタンパク変性が始まってしまうからです。

一方、髪を乾かしすぎるのも髪が傷む要因となります。そのため、髪の乾き具合を適切に調整することが髪を美しく保つ鍵です。

髪を乾かす目安について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

4.ヘアアイロン用のスタイリング剤を使う

髪が傷まないように、ヘアアイロンを使用する前には、ヘアアイロン向けに作られたスタイリング剤を使うのがおすすめです。

ヘアアイロン向けに作られたスタイリング剤には、熱から髪を保護する機能や成分が備わっていることが多いです。保湿、ダメージ補修をしながら、スタイリングを簡単にしてくれる心強いアイテムもあります。

髪の状態やストレートやカールなど、したいスタイルに合わせたものを選ぶとよいでしょう。
ヘアアイロン用のスタイリング剤のメリットや選び方、使い方などは、以下の記事で詳しく解説しています。

ヘアアイロン用のスタイリング剤の選び方!タイプや特徴・使い方を紹介

SALONIAのスタイリング剤には、アイロンの熱を味方にスタイリングしやすい土台(スタイリング前のケア)を整えるヒートアシスト処方が施されています。

スタイリング剤にはオイルタイプとミルクタイプの2種類があり、仕上げたいヘアスタイルに合わせて選択できます。

カールヘアにおすすめなのは、オイルタイプのスタイリング剤です。ツヤのあるウェット感と束感が手軽に演出でき、ツヤ感をだしながらもべたつきにくいのが特徴です。

一方、ストレートヘアにおすすめなのは、ミルクタイプのスタイリング剤です。根元から毛先までしっとりと真っすぐに仕上がるのが特徴で、髪に馴染みやすく、つけムラやべたつき、パサツキが起きにくい仕様となっています。

スタイリングミルク(ストレート)

STYLING MILK (STRAIGHT)

1,760円(税込)

5.摩擦を減らす

ヘアアイロンによる髪へのダメージを軽くするには、ヘアアイロンによる摩擦を減らすことが大切です。

具体的には、摩擦が少ないプレートが施されたアイロンを選んだり、アイロン使用する際に摩擦に気を付けたりする方法があります。

カールアイロンでは、髪がはさまった部分をやや浮かせた状態で髪を滑らせると、摩擦を軽減できます。

また、ストレートアイロンでは、はさんだ髪をスムーズに抜く感覚で使うのがコツです。

初心者にもわかりやすいヘアアイロンの使い方は、こちらの記事でも紹介しています。

ヘアアイロンの基本的な使い方とは?初心者でも失敗しないコツを解説

傷みにくいヘアアイロンの選び方

髪が傷みにくいヘアアイロンの選び方は、次の2つです。

  • プレートの素材で選ぶ
  • 温度調節機能付きの商品を選ぶ

髪が傷む要因は、髪への摩擦や熱によるものが大部分です。これらの要因を抑える工夫が施されたヘアアイロンを選べば、髪をいたわりながらスタイリングを楽しめます。

順番に解説していきます。

プレートの素材で選ぶ

ヘアアイロンによる髪への摩擦は、髪を挟むプレートの素材に影響を受けます。ヘアアイロンを選ぶ際は、なるべく髪を傷めにくい素材を選びましょう。

ヘアアイロンで主に使用されているプレートの素材は、セラミック、チタニウム、テフロンの3種類です。それぞれの特徴は以下のとおりです。

素材 特徴
セラミック 丈夫でコーティングが長持ちしやすい。滑らかな使い心地で髪をスライドさせやすい
チタニウム 摩擦が低く髪へのダメージを軽減できる
テフロン 耐久性は高くないものの、摩擦が低く髪へのダメージを軽減できる

また、ヘアアイロンのプレートには、水蒸気爆発による髪へのダメージを軽減する特殊加工が施されているタイプもあります。

水蒸気爆発とは、急激な温度上昇によって髪の水分が瞬時に飛ばされ、キューティクルが損傷する現象のこと。髪の乾燥や切れ毛につながるため、水蒸気爆発を防げば、髪へのダメージを抑制できます。

温度調節機能付きの商品を選ぶ

髪が傷みにくいヘアアイロンを選ぶ際には、幅広く温度調整できる商品を選ぶことが大事です。髪質や髪の部位によって、ヘアアイロンの適切な温度は異なるからです。

ヘアアイロンは、低温すぎると髪を形作るのが難しくなる一方、高温すぎるとタンパク変性が進みやすくなります。そのため、部位や髪質によって温度調整ができれば、髪へのダメージを抑えながらスタイリングが可能です。

部位ごとの適切な温度の目安は以下の通りです。

部位 ストレートアイロン カールアイロン
前髪 130~150℃ 120~140℃
根元 140~160℃ 130~150℃
毛先 120~140℃ 110~130℃

根元や毛先など部位によって温度が異なるのは、髪の傷み具合がそれぞれ違うためです。

一方、髪質ごとの適切な温度の目安は以下の通りです。

髪質 温度目安
硬く太め 160~180℃
柔らかく細め 150℃以下

髪質によって適切な温度が異なるのは、熱の伝わりやすさやクセのつきやすさが違うためです。

条件に合わせて温度を使い分けることで、髪のダメージを抑えつつ、美しい仕上がりを目指せます。

髪を挟み込むプレートと温度調整機能の両方にこだわって開発されたのが、SALONIAのスムースシャインヘアアイロンです。

SALONIAのスムースシャインヘアアイロンは、滑りが良く髪に優しいプレートを採用。急激な温度上昇を防いで緩やかに髪を温められるため、水蒸気爆発を抑えて髪へのダメージを抑制できます。また、80〜210℃と幅広い温度調整機能により、髪質に合わせて適切な温度を選択できます。

スムースシャイン ストレートヘアアイロン

SMOOTH SHINE HAIR STRAIGHTENER

13,200円(税込)

スムースシャイン カールヘアアイロン

SMOOTH SHINE CURLING HAIR IRON

13,200円(税込)

また通常のヘアアイロンは、幅広い温度調整が可能なのが特徴。

ストレートアイロンは、120〜230℃の範囲でダイヤルを使用した温度調整ができます。

カールアイロンは100〜210℃まで5℃ずつ温度調整できます。

【まとめ】ヘアアイロンは髪が傷みにくい方法で使おう

【まとめ】ヘアアイロンは髪が傷みにくい方法で使おう
ヘアアイロンは、正しく使えば髪へのダメージを抑制できます。

この記事では、ヘアアイロンの髪へのダメージを軽くする方法として、以下の5つを紹介しました。

  • 適切な温度でヘアアイロンを使う
  • 同じ部分に何度もあてない
  • 髪はしっかり乾かし濡れた髪には使わない
  • ヘアアイロン用のスタイリング剤を使う
  • 摩擦を減らす

上記の方法を意識して、髪へのダメージを軽減しながら、アイロンを使ったスタイリングを楽しみましょう。

SALONIAのスムースシャインヘアアイロンは、PTFEシートで覆われたプレートを採用。急激な温度上昇を防いで緩やかに髪を温めるため、髪が傷む原因となる水蒸気爆発を抑え、髪へのダメージを抑制できます。また、80〜210℃と幅広い温度調整機能により、髪質に合わせて適切な温度の選択が可能です。

スムースシャイン ストレートヘアアイロン

SMOOTH SHINE HAIR STRAIGHTENER

13,200円(税込)

スムースシャイン カールヘアアイロン

SMOOTH SHINE CURLING HAIR IRON

13,200円(税込)