ヘアアレンジの幅を広げたいとき、コテ（カールアイロン）は欠かせないアイテムです。しかし「どうしても写真のようなきれいなウェーブが作れない…」とお悩みの方は多いようです。

コテを使った髪の巻き方にはいくつかのポイントがあります。

この記事では初心者向けの基本的な巻き方から、トレンドのアレンジヘアまで徹底解説します。

コテ（カールアイロン）を使って髪を巻くのが苦手なら、SALONIAのイージーカールヘアアイロンをぜひご検討ください。ヘッドが360°回転する独自の凸面プレートにはさんで滑らせるだけで、簡単にカールを作れます。ニュアンスカール、波巻きなどの幅広いアレンジも楽しめるので、コテの巻き方が難しいと感じる人は要チェックです。

コテ（カールアイロン）の仕組みと種類

コテ（カールアイロン）とは、ヘアスタイリングの際に髪を巻くために使用するアイテムです。

まずは、コテとは何か以下に注目して確認していきましょう。

コテ（カールアイロン）がどんな仕組みを持ち、どのようにカールを作るのかを知ることで、より効率的にヘアスタイリングがかないます。

コテ（カールアイロン）の仕組み

コテは主にバレル、クリップ、クリップノブで構成されています。各パーツの名称と役割を簡単に見ていきましょう。

コテ（カールアイロン）には、このようなパーツとそれぞれに役割があります。

クリップノブに人差し指、または人差し指と中指（または親指）を沿えて片手で持ち、いつでもクリップが開閉できるようにするのがコテをもつ際のコツです。

コテ（カールアイロン）の種類

コテにはいくつかのサイズがあり、髪の長さやカールの大きさや強さで適するサイズが変わるので、なりたいヘアスタイルに応じて種類を選びましょう。

19mm

細かいニュアンスをつけたいときや、ショートヘア・短めのボブを巻くときにおすすめです。

25～26mm

19mmよりも大きなカールがつけられます。ボブ・ミディアムヘアを巻くときや、カールがつきにくい髪質におすすめです。

32mm

ふんわりと大きなカールができる太めのサイズで、ミディアム・ロングに使いやすい太さ。ボブでふわっと大きく巻きたいときにもおすすめです。

なお、SALONIAのセラミックカールヘアアイロンは、19mm、25mm、32mmの3種類の太さを展開しています。

自分の髪の長さやなりたいスタイルに合わせて、種類を選べます。

コテの太さによる違いをさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみましょう。

自分に合ったコテの太さとは？カールアイロンの選び方のコツも紹介

コテ（カールアイロン）で髪を巻く前にしておきたい下準備

コテで髪を巻く前にはやっておきたい準備があります。

何もせずいきなり巻き始めるよりも、巻く前の下準備を済ませておくことで美しいヘアスタイルが作れます。

また下準備にはカールを長持ちさせる目的もあるので、これから紹介する方法をぜひ実践してみてください。

①髪を整える

コテを巻く前には髪を整えておくときれいなウェーブがつきやすくなります。

寝ぐせがひどい場合は、水や寝ぐせ直しスプレーなどで髪を濡らしてブローしておくのがおすすめです。この際、濡れた髪はしっかりと乾かしましょう。濡れたままの髪にコテを当てると、髪が傷む恐れがあるので注意してください。

また、ブラッシングで髪のもつれを取っておくことも大切です。もつれたままだと均等にコテの熱が入らず、思うようにカールがつけられないこともあります。

②スタイリング剤をつける

事前にコテ専用のスタイリング剤をつけておくのもおすすめです。

コテ専用のスタイリング剤には、コテの熱から髪を守る、カールを長持ちさせる、髪のツヤを出すなどの役割があります。コテで巻いてもすぐにカールが取れてしまう方や、髪の傷みが気になる方には、スタイリング剤を使用してみましょう。

コテ専用のスタイリング剤は、種類によってはつけた後に乾かしてから巻いた方が良いものもあるので、使用前に確認するようにしてください。

③ブロッキングする

コテで巻く前には髪をブロッキングしておきましょう。

ブロッキングとは、髪を数ヶ所に分けてクリップで留めておくことです。巻く毛量を調節したり、巻き方を均質にする目的で行います。また、髪を分けておくことで場所ごとに巻き方を変えることもできて便利です。

一般的なブロッキングは、耳の高さを基準に上下、後頭部で左右に分けます。さらに細かく分ける場合は、耳の前・耳の後ろで2ヵ所または耳の前・耳の後ろ・後頭部で左右3ヵ所ずつに分けましょう。

ブロッキングした後は、少しずつクリップから毛束を外して巻いていきます。

【基本編】コテ（カールアイロン）の巻き方

下準備が整ったら、いよいよコテで巻いていきましょう。基本的な以下の巻き方を解説していきます。

ワンカール

ワンカールとは、毛先のみがカールしているヘアスタイルを指します。ワンカールの手順は以下のとおりです。

なお、クリップを内側にして巻くと外巻きに、外側にして巻くと内巻きにカールがつきます。より詳しい内巻きの方法は以下の記事でチェックしてみましょう。

ストレートアイロンとコテで作る簡単”内巻き”【SALONIA監修】

外巻き（リバース巻き）

外巻き（リバース巻き）とは、文字通り髪の毛が外側に向かってカールするスタイルです。カジュアルで華やかな印象を与えられます。
外巻き（リバース巻き）の手順は以下のとおりです。

内巻き（フォワード巻き）

内巻き（フォワード巻き）とは、先ほどの外巻きとは反対に、髪の毛が内側に向かってカールするスタイルです。上品で清楚な印象のヘアスタイルになります。

ミックス巻き

ミックス巻きとは、外巻き・内巻きを交互に行うスタイルです。立体感のあるこなれたスタイルが実現できます。

ミックス巻きの手順は以下のとおりです。

顔まわりを外巻きで華やかにしたい場合は手前から外巻き・内巻きの順番で、顔まわりを内巻きで上品にしたい場合は逆の順番で行いましょう。

コテを使うのが苦手なら！SALONIAのイージーカールヘアアイロン

コテが苦手な方に使用していただきたいのが、SALONIAのイージーカールヘアアイロンです。巻き髪をきれいに作るためには、どんなアイテムを使うかも大切です。

SALONIAのイージーカールヘアアイロンは、ストレートアイロンのような見た目ですが、プレート部分が凸面になっているため、回転させたり、髪を巻きつけたりしながら滑らせることで、コテを使ったようなカールが作れます。

プレートには滑らかな「アルマイトコーティング」を使用。片手にグリップを持ち、もう一方の手で先端のつまみをもつことで回転を自在に調節できるので、カールの強さや角度も思いのままです。

ニュアンスカールや波巻き、トレンドのヨシンモリまで幅広いヘアスタイルが実現できるイージカールヘアアイロンをこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。

【応用編】コテ（カールアイロン）を使ったスタイリング方法

基本の巻き方をマスターしたなら、以下のようなワンランク上のスタイリング方法にも挑戦してみましょう。

【初心者にもおすすめ】パーマ風波ウェーブで旬のスタイルに

パーマ風波ウェーブはロングヘアに適しています。波打つようなやわらかなウェーブは近年（2023年時点）のトレンド。細めのコテでパーマ風に仕上げられる、初心者にもおすすめのスタイルです。

動画ではSALONIAのセラミックカール ヘアアイロン25mmを使用しています。電源を入れてから約35秒※で使用可能な温度になるので、速やかにヘアセットに移れるのがポイントです。
※ 最低設定温度に到達するまでの時間（ヘアアイロンの太さによって最低設定温度への到達時間は異なります）

ロングヘアの巻き方は、以下の記事も参考にしてみましょう。

【SALONIA監修】ストレートアイロンとコテで作るロングヘアの簡単な巻き方

リバース巻きでいつものボブを軽やかに

表面をリバース巻きにして、毛先のワンカールで動きを出せば、短めのボブもいつもと違う軽やかな雰囲気に演出できます。ミディアムボブにおすすめのスタイルです。

外巻きは毛先から行わず、こめかみの上あたりで約1回転巻きます。その後、髪を挟んだままクリップをわずかに開き、コテを滑らせながら下に引き抜くようにしてバレルに巻きついた髪を外し、滑らせた先で再度同じ工程を繰り返しましょう。

動画ではSALONIAのセラミックカール ヘアアイロン25mmを使用しています。スリムなサイズなので、ショートカットやボブなど短い髪も巻きやすいのがポイントです。

かきあげバング×ニュアンスカールでこなれた雰囲気に

ふんわりと立ち上がった前髪と細かめのミックス巻きで、華やかながら自然なヘアスタイルに。ミディアムFロングヘアにおすすめです。

動画ではSALONIAのセラミックカール ヘアアイロン32mmを使用しています。滑らかなセラミックコーティングプレートなので髪が引っかかりにくく、スムーズにヘアアレンジができます。

詳しいスタイリング方法は以下の記事をチェックしてみましょう。

前髪とニュアンスカールがポイント、かきあげバング×毛先カールアレンジ

人気の韓国風アレンジ・ヨシンモリで大人っぽく

ヨシンモリは、「女神ヘア」という名称でもおなじみの韓国風ヘアスタイル。大きくくびれたカールと、しっかりと根元を立ち上げた前髪が特徴です。ロングヘアを大人っぽいスタイルに仕上げたいなら、ぜひ挑戦してみましょう。

使う巻き方は、ワンカール・リバース巻きです。

外巻きは毛先から行わず、目の下あたりから1回転半〜2回転ほど巻きます。その後、髪を挟んだままクリップをわずかに開き、コテを滑らせながら下に引き抜くようにしてバレルに巻きついた髪を外します。滑らせた先で再度同じ工程を繰り返すのがコツです。

韓国風巻き髪、ヨシンモリ簡単アレンジ

【まとめ】コテ（カールアイロン）の巻き方をマスターしてヘアアレンジを楽しもう！

コテを使った髪の巻き方は難しく感じるかもしれませんが、コツをおさえて練習すれば次第に思い通りのカールがつくれるようになるでしょう。

また、髪を巻く前のブラッシングやスタイリング剤などの下準備も美しいカールヘアには欠かせません。今回紹介した内容を参考に、いろいろなヘアスタイルに挑戦してみてください。

SALONIAのセラミックカール ヘアアイロンはセラミックコーティングプレートで、髪を滑らせやすく、スムーズに髪を巻くことが可能です。

どうしてもコテを使うのが苦手な方は、SALONIAのイージーカールヘアアイロンもあわせてチェックしてみましょう。