MENU

SALONIA

くせ毛の種類と特徴を紹介!判断方法や原因・タイプ別の対策も解説
あなたのくせ毛はどの種類?判断方法と原因・タイプ別の対策を紹介 あなたのくせ毛はどの種類?判断方法と原因・タイプ別の対策を紹介

くせ毛の種類と特徴を紹介!判断方法や原因・タイプ別の対策も解説

HOW TO | SALONIA COLUMN Vol.63

TAGS:

毎朝髪をスタイリングするとき、「髪が広がって見える」「髪がうねって思い通りにならない」とお悩みではないですか?

髪が思い通りにならない理由の一つに、髪質がくせ毛であることが挙げられます。実はくせ毛にはいろいろな種類があり、対策もさまざまです。

そこでこの記事では、くせ毛の種類やその特徴に加え、タイプ別の判断方法対策までご紹介していきます。

くせ毛で悩んでいる方はぜひ、参考にしてみてください。

くせ毛の対処にはストレートアイロンを使って、うねりを直しましょう。SALONIAのストレートヘアアイロンは、120℃から最大230℃までの温度設定が可能で、幅広い種類のくせ毛に対応しています。くせ毛でお悩みの方はぜひチェックしてみてください。

ストレートヘアアイロン

くせ毛のタイプは4種類

くせ毛のタイプは4種類

「うねる」「広がる」「はねる」など、さまざまな悩みをもたらすくせ毛は大きく4種類に分けられます。

ここでは、以下のくせ毛の4タイプについて、その特徴を紹介していきます。

  1. 波状毛(はじょうもう)の特徴 
  2. 捻転毛(ねんてんもう)の特徴 
  3. 連珠毛(れんじゅもう)の特徴
  4. 縮毛(しゅくもう)の特徴 

ただし、ご自身のくせ毛が1種類のみとは限りません。複数のくせ毛が混在するタイプや、直毛の中にくせ毛が一部のみ混じっているタイプなど、人によって個人差があります。

波状毛(はじょうもう)の特徴

波状毛とは、その名の通りまるで波のように左右交互にうねっている毛のことです。日本人に多いタイプで、梅雨時期には湿度の影響を受けて髪がふくらみやすくなります。

波状毛には大きめのウェーブから三つ編みをほどいたような小さなウェーブまであり、小さいウェーブほどくせが強く出やすい特徴があります。

また、一見直毛に見えて髪内部に波状毛が混じっているケースがあり、状態の個人差も大きいです。

ただし、波状毛は別名天然パーマとも呼ばれ、くせ毛の種類の中では、スタイリングによってはくせを活かしやすい髪質と言えます。

捻転毛(ねんてんもう)の特徴

捻転毛とは、毛先に向けてらせん階段のようにくるくると回転し、ねじれているタイプのくせ毛を言います。

髪のねじれ部分を触っていると、ザラザラとした感触をしているのが特徴です。また、ねじれ部分で光が乱反射するため、髪がパサついて見えやすいです。

毛が細くやわらかい髪質の人によく見られ、毛の太さも場所によって異なります。

ねじれによって毛の流れが均一にならないため、ボザボザとした印象の髪に見えることもあります。

また、髪のねじれ部分がブラシや指にひっかかりやすいため、ブラシや指による摩擦で切れ毛になりやすいです。

そのほかにも、カラーやパーマなど薬剤を使用するとき、髪の太さに均一性がないため薬剤が均一に届かず、ムラが出やすいという特徴があります。

連珠毛(れんじゅもう)の特徴

連珠毛とは、数珠のように太い部分と細い部分が交互に連なっている髪であり、日本人にはほとんど見られません。

太い部分は十分な強度があるものの、細い部分は弱く、手ぐしやブラシで簡単に切れてしまいます。

このため、髪を長く伸ばすのが難しかったり、スタイリングしづらかったりします。見た目もツヤ感がなく、手触りもざらざらと感じるでしょう。

くせの程度にもよりますが、髪の毛の細い部分が切れやすいこともあり、縮毛矯正などダメージが大きい施術が難しい場合があります。

縮毛(しゅくもう)の特徴

縮毛は、その名の通り細かく縮れたタイプのくせ毛です。

髪にボリュームが出やすく、アフロヘアのように見えることもあります。縮毛の場合、波状毛や捻転毛が混じっている方も多いです。

髪を触るとゴワゴワしていて、ツヤもあまりありません。

また、湿気の影響を受けにくく、髪が濡れてもほぼ見た目に変化が無いのも特徴です。

縮毛はくせ毛の中でもとくにくせが強い部類に入るため、くせを活かしたスタイリングが難しい場合があります。

あなたはどの種類?くせ毛の判断方法

自分がどの種類のくせ毛にあてはまるのかは、髪を1本採取すれば簡単に確認できます。くせ毛の判断方法の手順は以下の3つです。

  1. 髪の毛を1本根元からカットする
  2. カットした髪の感触を指で確かめてみる
  3. 髪を明るい色の紙においてうねり具合を観察

1つずつ順番に解説していきます。

髪の毛を1本根元からカットする

くせ毛の種類を判断するために、まずはサンプルを用意しましょう。髪を引っ張らないよう注意しながら、1本だけ根元からはさみでカットします。このとき余分な髪の毛をカットしないように、鏡などを見ながらカットしてください。

表面ではなく内側の髪を採取すると、ダメージを受けていない髪のくせ具合を確認できます。

カットした髪の感触を指で確かめてみる

カットした髪を指ではさんでスライドしてみると、髪がどの程度凹凸しているのかを判断できます。

手触りが滑らかではなく、ざらざらしていたり、ぼこぼこしていたりする場合は、波状毛以外のくせ毛(捻転毛・連珠毛・縮毛)の可能性があります。

髪を明るい色の紙においてうねり具合を観察

髪の感触を確かめたら、次は見た目からくせ毛の種類を絞り込みます。見やすいように髪を白など明るい色の紙に置き、うねり具合を観察しましょう。

判断基準は次の通りです。

  • 盛り上がって凹む緩いカーブを繰り返している:波状毛
  • らせん階段のようにくるくると回転している:捻転毛
  • 細かく縮れている:縮毛
  • 大小さまざまな膨らみが数珠状につながっている:連珠毛

さまざまな種類のくせ毛が作られる原因

くせ毛が作られる原因は、主に次の4つが挙げられます。

  • 毛穴のゆがみ
  • 髪を構成するシスチン(S-S)結合のずれ
  • 髪内部のタンパク質分布のばらつき
  • ダメージや加齢などの環境要因

この中でも毛穴のゆがみ・シスチン結合のずれ・タンパク質分布のばらつきはほぼ遺伝によるものと考えられています。

くせ毛の原因は、以下の記事で詳細に解説しています。

【美容師監修】くせ毛の原因は何?生まれつきの原因やスタイリングのコツなどを解説

くせ毛の種類に合わせた対策

くせ毛の種類に合わせた対策

くせ毛はそれぞれの種類に合った対策をすれば、くせを抑えたヘアスタイルくせを活かしたヘアスタイルを楽しめます。

ここからは、くせ毛の種類に合わせた対策を具体的に紹介していきます。

  • 【くせの軽いすべてのタイプ】ヘアカットでくせ毛を活かす・抑える
  • 【くせの軽いすべてのタイプ】ドライヤーでくせ毛を抑える
  • 【くせの軽い波状毛・捻転毛・縮毛タイプ】ヒートブラシでくせ毛を落ち着かせる
  • 【くせが軽い波状毛・捻転毛・縮毛タイプ】ヘアアイロンでくせ毛を伸ばす
  • 【波状毛・捻転毛・縮毛タイプ】ストレートパーマでくせ毛を伸ばす
  • 【縮毛タイプ】縮毛矯正でくせ毛を伸ばす
  • 【連珠毛タイプ】生活習慣を整える

【くせの軽いすべてのタイプ】ヘアカットでくせ毛を活かす・抑える

くせ毛はヘアカットによって、くせを活かしたり抑えたりできます。

たとえば、レイヤー(髪に段差を付けてカットすること)を入れて髪に流れや動きを作ったり、長めにカットして髪に重みを出すことでボリュームを抑えたりできます。

くせ毛に悩んでいる方は、くせ毛カットが得意な美容師に一度相談してみましょう。ヘアカットでの対策が向いているのは、くせが軽い波状毛・捻転毛・縮毛・連珠毛タイプの人です。

【くせの軽いすべてのタイプ】ドライヤーでくせ毛を抑える

くせの軽い波状毛・捻転毛・縮毛・連珠毛タイプの人なら、身近なドライヤーを活用することである程度までくせを抑えられます。

手順は以下のとおりです。

  1. 洗髪後タオルドライで髪全体の7割程度まで水気をとる
  2. 髪を引っ張りくせを伸ばしながら、根元から毛先に向けて上からドライヤーで乾かす
  3. 温風でのドライ後に冷風を当ててまとまりを出す

ドライヤーで乾かすときは、ブラシの重みを活かしながら髪を軽く引っ張るとブローしやすくなります。細かいコームより粗めの大きめのブラシを使うとよいですが、毛量や頭の大きさなどに合ったブラシを使うようにしてください。

連珠毛タイプは、髪の引っ張りすぎでちぎれてしまう可能性があるので、ブラシより手櫛で優しく引っ張りながらドライをするのがコツです。

SALONIAでは、2.3㎥/min※1の風量を出せるスピーディーイオンドライヤーを販売中。ドライ時間を従来製品の30%※2短縮し、髪を熱から守りながらスピーディに乾かせます。

※1:TURBO時 / 自社測定による
※2:自社製品(SL-007)との比較

スピーディーイオンドライヤー(黒・白・グレー・ネイビーの4色)

【くせの軽い波状毛・捻転毛・縮毛タイプ】ヒートブラシでくせ毛を落ち着かせる

くせが軽い波状毛・捻転毛・縮毛タイプの方は、ヒートブラシ(ブラシアイロン)を使えばくせを落ち着かせることができます。ヒートブラシ(ブラシアイロン)とは、ブラシの一部分にプレートが付いたヘアアイテム。ブラシのように髪をとかす感覚でスタイリングできるのが特徴です。

ヘアアイロンよりもクセを活かしたナチュラルなストレートに仕上がります。

SALONIAでは、ショートやボブに向いたスリムタイプとセミロング以上の長さに向いた定番タイプの2種類を用意。寝ぐせやうねりなどをブラッシングしながらまっすぐに落ち着かせる効果が期待できます。

ストレートヒートブラシ(黒)

ストレートヒートブラシスリム(黒・グレー・ネイビーの3色)

【くせが軽い波状毛・捻転毛・縮毛タイプ】ヘアアイロンでくせ毛を伸ばす

【くせの軽い波状毛・捻転毛・縮毛タイプ】ヘアアイロンでくせ毛を伸ばす

しっかりとくせを伸ばしたいなら、ヘアアイロンを使ってみましょう。ヒートブラシではおさまらないよりくせが強めの方や、ストレートにセットしたい方に向いています。

ドライヤーによるブローのみで思い通りに仕上がらない方や、軽い波状毛・捻転毛・縮毛の方は、ぜひ一度試してみてください。

へアイロンを使うときは、初めから高すぎる設定温度で髪の毛に当ててしまうと自分の髪に合っていない可能性があり、ダメージに繋がります。

SALONIAのストレートヘアアイロンは、120℃から最大230℃までの温度設定が可能。幅広い髪質に対応しているのが特徴で、プレートのコーティングにより髪が引っかかりづらく、なめらかにスタイリングできます。

ストレートヘアアイロン(プレート15㎜・24㎜・35㎜)

【波状毛・捻転毛・縮毛タイプ】ストレートパーマでくせ毛を伸ばす

波状毛・捻転毛・縮毛タイプのくせ毛の方は、ストレートパーマでもくせ毛を伸ばせます。ストレートパーマは美容院で行われている施術で、薬剤で髪の結合を断ち切った後再び薬剤で再結合することで髪の形を変えています。

ストレートパーマは本来パーマをかけた毛をストレートに戻す施術ですが、軽いくせ毛直しにも向いています。捻転毛への施術は難易度が高いため、美容師さんとしっかり相談して施術を受けるかどうか検討しましょう。

ストレートパーマは後述する縮毛矯正と比べると、仕上がりが自然で髪への負担も少ないのが特徴です。費用は縮毛矯正より安めですが、頑固で強いくせ毛では思ったほど効果が期待できない場合があります。

【縮毛タイプ】縮毛矯正でくせ毛を伸ばす

縮毛タイプの方やくせの強い波状毛・捻転毛タイプの方は、縮毛矯正でもくせ毛を伸ばせます。縮毛矯正は美容院で行われている施術で、薬剤で髪同士の結合を断ち切った後、アイロンで髪を伸ばしてから再び薬剤で結合させる仕組みとなっています。

薬剤による化学作用とアイロンによる熱作用が2重に加わる分、髪へのダメージが大きいですが、施術した髪は半永久的に真っすぐな状態を維持できます。

ドライヤーやヘアアイロンなどでくせ毛を解消できなかった方は、ぜひ一度検討してみてください。ただし、髪へのダメージが大きい分、技術力が仕上がりを左右することがあります。

またダメージが大きい施術なので、家やサロンでの定期的なトリートメントでホームケアやセルフケアを行いましょう。

縮毛矯正とはどんな施術かは、こちらの記事で解説しています。縮毛矯正のメリット・デメリットも紹介しているので、読んでみてください。

縮毛矯正とは?効果やメリット・デメリット、注意点などを解説

【連珠毛タイプ】生活習慣を整える

髪がちぎれやすい連珠毛タイプの方は、まずは髪の状態を良くすることを意識しましょう生活習慣を整えてバランスの良い食事を摂ることで、くせが多少改善される可能性があります。

くせ毛の種類に関するよくある質問

ここからは、くせ毛の種類に関してよくある質問に回答していきます。

  • くせ毛とうねりは何が違う?
  • シャンプーでくせ毛は治る?
  • 自然にくせ毛から直毛になることはある?
  • 直毛とくせ毛が混ざることはある?

くせ毛とうねりは何が違う?

うねりとは、くせ毛の症状の一種です。このうねり具合によって、波状毛や捻転毛・連珠毛・縮毛、または混合タイプに分類されます。

また、くせ毛には先天的(生まれつき)によるうねりと、加齢やダメージの蓄積によるうねりがあります。

くせ毛とはどんな髪質かより詳しく知りたい方は、以下記事も読んでみてください。

【美容師監修】くせ毛とは?原因やケア方法、種類などを解説

シャンプーでくせ毛は治る?

頭皮の毛穴詰まりや髪へのダメージなど環境要因によるくせ毛は、シャンプーによってある程度ケアできる可能性があります。しかし、先天的な(生まれつきの)要因によるくせ毛をシャンプーのみで真っすぐに伸ばすことは現実的に難しいです。

自然にくせ毛から直毛になることはある?

くせ毛や直毛などの髪の特徴は、年齢とともに変化する場合があります。

このため、子どもの頃に直毛だった方が成人してくせ毛になる事例や、逆にくせ毛だった方が直毛になる事例も報告されています。

しかし、なぜそうなるのかについては十分解明されていないため、くせ毛をケアするためには、原則としてドライヤーやヘアアイロン、縮毛矯正などの対策が必要です。

直毛とくせ毛が混ざることはある?

くせ毛と言っても髪のすべてがくせ毛で構成されているわけではなく、直毛の中に一部分のみくせ毛が混じっているケースもあります。

頭皮の箇所によって異なる種類のくせ毛が生えている場合もあるため、気になる方はもみあげやつむじ、生え際など、箇所を変えてくせ毛を確認してみましょう。

【まとめ】くせ毛の種類を知ってヘアケア対策に活かそう

くせ毛の種類を知ってヘアケア対策に活かそう

くせ毛には波状毛・捻転毛・連珠毛・縮毛の4種類とその混合タイプがあります。軽いくせ毛なら、ドライヤーヒートブラシ・ヘアアイロンなどのアイテムでくせ毛のケアが期待できます。

美容師によるヘアカットなら、くせ毛を活かしたり抑えたりすることも可能です。普段くせ毛に悩んでいる方は、思い切っていつも通っている美容師に相談してみましょう。頑固で強いくせ毛には、縮毛矯正を試してみるという手もあります。

SALONIAでは、くせ毛にアプローチできるヘアケアアイテムを販売中。

素早く髪を乾かせるスピーディーイオンドライヤーを使用することで、軽いくせ毛を抑えることができますよ。

スピーディーイオンドライヤー(黒・白・グレー・ネイビーの4色)

また、ストレートヒートブラシは、寝ぐせやうねりなどをブラッシングしながらまっすぐに整える効果が期待できます。

ストレートヒートブラシ(黒)

ストレートヒートブラシスリム(黒・グレー・ネイビーの3色)

少しくせが強めの髪の毛をまっすぐにセットしたいなら、プレートがコーティングされていて髪が引っかかりにくいストレートアイロンを使ってみましょう。

ストレートヘアアイロン(プレート15㎜・24㎜・35㎜)

監修者紹介

木村友子さん/Un amiプレス

5年間Un amiグループのレセプション勤務を経たのち、プレスに転向。Un amiに入社前は美容師も経験。現在はプレスとして運営・広報に携わる。
※記事中で紹介している商品の選定に、監修者は携わっておりません

【Un ami】公式サイト